現役ショップスタッフの鶴田です。
「オシャレな人とそうでない人って何が違うのかな?」
「同じ服を着ているのに、自分だけなんだかオシャレに見えない」
「オシャレに見える方法があれば知りたい」
今回はこんな方にオススメの記事です。
今回の記事では
- オシャレな人とそうでない人の違いがわかる
- 同じ服を着ているのに自分だけオシャレに見えない原因が分かる
- オシャレに見える方法が分かる
こんな内容を解説しています。
1万人以上の人を接客してきて、オシャレなひともそうじゃない人も、たくさん見てきた現役ショップスタッフだから語れる内容になっております。
オシャレの人とそうでない人の違いは「着方」
オシャレな人とそうでない人は「服の着方」が違います。
もし同じ服を着ているのに自分だけオシャレに見えないのなら着方が違っている可能性が高いですね。
服にはオシャレに見える着方があるのです。
「着方」と言ってもコーディネート云々の話ではなく。
コーディネートももちろん大事なんですけど、今回の記事で解説するのは、着方というのは
- 袖をまくる
- アウターのファスナー全部閉め
- パンツの裾めくり
というたぐいの着方の話ですね。
上で上げた3つの着方をすると、「同じ服を着ているのにオシャレに見える人・見えない人」の”オシャレに見える人チーム”の仲間に入ることが出来ちゃいます。
言い方を変えると「みんなと似たような服を着ているのに自分だけイケてない」なんて人はこれが出来ていない事ということですね。
以下で詳しく解説します。
いつもの服をオシャレに見せることが出来る服の着方①袖まくり
トップス一枚で服を着る時、例えばカットソー一枚・長袖シャツ1枚なんて着こなしの時は袖をまくりましょう。
これをするとグッと体型がキレイに見えます。
人間の上半身で最も細いパーツは手首です。袖を捲くることで手首の細さが強調され、上半身をスラリと見せることが出来ます。

オシャレ中級者・上級者に人はコレを感覚的に知っていて、カットソーやシャツなど長袖のトップスを着る・試着すると無意識の内に袖を捲くります。
逆のオシャレ初心者は服を試着した時に服をそのまま着てしまいがち。
服ってオシャレな服を着れば、オシャレになれる…というわけではないんです。
服は「オシャレに見える着方」というものがあります。オシャレな人は試着の時に服が「一番かっこよく見える状態」を探っているのです。
その一つが「袖まくり」ということですね。
もちろん真冬の寒い時期に袖を捲くっても、オシャレ云々の前に「寒くない」と突っ込まれてしまいますよね(^-^;
服はTPOと着こなしがマッチした時に初めてオシャレに見える物です。
袖まくりは
- 暖房の効いた屋内
- 暖かい屋外
で実践するのが良いでしょう。
袖の捲くり方
長袖の袖まくりは七分丈くらいの長さまで袖をめくりましょう。
それ以上に袖を捲くると、袖がアコーディオンのように波打ってしまいます。波打つ袖=シワ。シワはどうしても野暮ったさやダラしなさを感じてしまいますからね。
カットソーの場合は七分丈まで袖をたくし上げればいいわけですが。

悩むのはシャツを袖まくりする時、という人も多いんじゃないでしょうか?
簡単なのがこの捲くり方。
まずはガバッと思い切って袖をたくし上げます。

次に袖先から細めにクルクルと七分袖くらいまで袖を捲くるだけ。

袖を何回もクルクル捲くると、捲くった部分に厚みが出て野暮ったくなりがち。上のやり方だと、捲くった袖の厚みも薄くなってくれるのでよりすっきりとした印象を作ることが出来ます。
いつもの服をオシャレに見せることが出来る服の着方②アウターのファスナーを上まで閉める
マウンテンパーカーやモッズコートが代表格である「襟が高くてフードのついている」アウター。

この手のアウターはファスナーを上まで締めて着ましょう。
ファスナーを上まで締めると顔が小さく見えてスタイルアップします。
画像を見比べてみると一目瞭然ですが、上までファスナーを閉じた方が顔回りのボリュームが強調されるのが分かるはず。


首周りのボリュームが強調されることで、コントラストで顔が小さく見えてくれます。
顔が小さいと対比で身長が高く見える・手足が長く見える。つまりスタイルが良く見える。
別に「必ず上まで締めなきゃいけない」なんてことはありませんが、パッと着てサマになるのはこの着方ですね。

同じ要領でコートの襟を立てるのも同じ効果がありますね。

先ほど
服はTPOと着こなしがマッチした時に初めてオシャレに見える物です。
と解説しましたが、これも一緒ですね。
暖かい日に
- 上までファスナーを閉じる
- コートの襟を立てる
これをすると暑苦しく見えたり、キザっぽく見えてしまいがち。
気温の低い日に実践すると違和感を感じさせないテクニックですね。
いつもの服をオシャレに見せることが出来る服の着方③足首を出す
パンツは足首が見える長さに丈を調節しましょう。
これをすると足がスラリと見えます。
理屈は袖まくりと一緒ですね。
下半身で最も細いパーツは足首。ここを見せることで細さが強調され、足をスラリと見せることが出来ます。

おすすめなのは、靴とパンツの間からチラッと靴下が見える位の9.5分丈。上の画像が目安ですね。
理由は少し長めの方がトレンドライクな雰囲気が出せるから。
今のトレンドはスポーツウェアを取り入れたカジュアルな着こなしから、セットアップなどスーツを連想させるドレッシーな着こなしへと変化しつつあります。
ちょっと前までのトレンドがこんな感じで。

今はこっちがトレンド。少しキチンとした感じ。大人っぽくなっているのが分かるはず。

そんな流れを踏まえてパンツの丈です。
パンツの丈は
- 長いほうが大人
- 短いほうがカジュアル
な印象を与えます。
ショートパンツとフルレングスのパンツを比べれば、この法則は理解できますね。


となれば足首を見せるにしてもパンツ丈は長いほうが大人っぽい=ドレスライクな着こなしに移行しつつある今のトレンドにマッチする。
足首を見せてスタイルアップしつつ、大人っぽさをキープするなら9.5分丈がおすすめです。

まとめ
- 服は着るだけじゃダメ。オシャレに見える「着方」がある
- オシャレに見える着方=スタイルが良く見える着方
- トップスは袖まくり
- アウターは襟立て・ファスナーを上まで締める
- パンツは9.5分丈で足首をチラ見せ
今回はここまで。最後まで読んでくださりありがとうございます。
面白かった・タメになったという方はページ下部の「シェア」ボタンでSNS拡散をよろしくお願いいたします。ツイッターでも有益なファッション情報をつぶやいています。ブログ更新情報もこちらで告知しているので、フォローしてくださいね。

装いは生きざまが表れる。つまりファッションは人生です。
装いに自信が持てると、人生も堂々と立ち振る舞うことができます。
ファッションコンサルティングで、あなたのライフスタイルをサポートします。
お客様の声120件を超えるファッションコンサルタント鶴田が、あなたの魅力を引き立て・個性を活かし・オーラを醸し出すための「パーソナルなスタイル」をご提案いたします。
サービスはオンラインカウンセリングとサロンカウンセリング、2つのご用意があります。