ファッションスタイリスト・鶴田ジュンコです。
お金や時間にとらわれずむだを省いた結果、ミニマリストになったスタイリストです。
わたしはむだが嫌いです。
時間とお金は限られています。たくさんはありません。
むだを省いて効率よく好きなことに使いたい!と考えているので、それを行動に移しています。
今回はミニマリストとは?というテーマで書きました。
- ミニマリストってそもそもどんな人?
- ミニマリストのファッションってどんなもの?
- ミニマリストになるメリットとは?
こんな疑問にお答えします。
ミニマリストとは?人生の時間を好きなことに費やし満足して暮らしている人

わたしが思うミニマリストとは、老子の言葉にあるように「足るを知る」、この考え方が身についている人だと思います。
必要なものだけで穏やかに暮らしている人。
それから、自分の置かれた環境を受け入れて、自分を大切にして生きている人。
人と比べて自己嫌悪したり、人をうらやんだり、憧れたりという感情を持たずに、自分らしく淡々と生きられる人が、ミニマリストだと思っています。
毎日同じ格好だと思われたくない、、という人がいますが、人の評価を気にするようではミニマリスト以前の問題かと。人の目よりも自分の中の欲と現実のギャップとの折り合いをつけるほうがしんどい。まずは哀れな自分を慈しむことはできる。人の目を気にせず、人の目が堂々と見られる生き方を選びたい😌
— 鶴田ジュンコ@ファッションは生きざま (@J_TSURUTA) March 27, 2020
ミニマリストは、必要なものだけで満足して淡々と生きることに集中しているので、人にどう見られるかといった他人のことなど気にも留めないものです。
ですからミニマリストが流行っているからやってみよう!とりあえずものを無くしてみよう!という浅はかな考えでは、かえって中途半端になってしまうと思います。
ミニマリストになろうとすると、そこに意図があるせいでなれないどころか欲深くなる。目先の利益でなく自分の本当の欲に従うことが大事。どんな生活がしたいとか、どうだったら生活しやすくなるか、幸せを感じるかといった自分を大切にすることが大事。
素朴がゆえ、人の真似ごとで続くほど甘くない。— 鶴田ジュンコ@ファッションは生きざま (@J_TSURUTA) March 27, 2020
意図してなろうとすれば、逆に目立とうとしたり欲が生まれたりしそうです。
またミニマリストは「節約の鬼」のようなイメージを持たれる方もいるかもしれません。
ミニマリストは、節約とは違います。
安物を買って何度も買い替える非効率な暮らしではなく、高くても必要だと思えばそれだけを大事に使う、コスパの良い生活です。
お気に入りでかつ必要な良品を買うことで心が穏やかに満足し、人生の時間を有効に使います。
安物はすぐにダメになったりしわや毛玉がすぐにできたりして、メンテナンスの時間も奪われます。
また物が有り余って心がザワザワすると、大事な時間を奪われます。
わたしは、
- 人生の時間を大好きなことに費やしたい。
- 好きなものに囲まれて穏やかに暮らしたい。
そのようにしてわたしは、自然とミニマリストになりました。
好きなことに人生の時間を費やせる人
人生に満足して暮らしている人
生きることに淡々と集中している人
われわれ夫婦がミニマリストになったきっかけ

わたしはむだが大の苦手です。
#おしゃれ な #ミニマリスト とは、時間とお金の無駄を省き、効率よくおしゃれができる人。
わたしは無駄が大の苦手で、無駄が最大のストレスになる。よってミニマリストが性に合っている。
わたしのライフスタイルからおしゃれがなくなったら困る。おしゃれがしたくて突き詰めた結果が、#ミニマリスト— 鶴田ジュンコ@ファッションは生きざま (@J_TSURUTA) April 12, 2020
おしゃれなミニマリストとは、時間とお金の無駄を省き、効率よくおしゃれができる人。
わたしは無駄が大の苦手で、無駄が最大のストレスになる。よってミニマリストが性に合っている。
わたしのライフスタイルからおしゃれがなくなったら困る。おしゃれがしたくて突き詰めた結果が、ミニマリスト
なぜむだが嫌いかというと、むだは修復できないからです。
過ぎた時間を取り戻すことはできない、、つまり修復できないことは早く気が付いたほうがいいのです。
人生の時間をちゃんと自分のために費やしたい!
そしておしゃれが好きだからこそ、ミニマリストになりました。
ここでわれわれ夫婦がミニマリストになったきっかけをお話しします。
きっかけは子供が生まれた2013年頃。
今よりもっと質の高い生活をするために、夫と二人で模索し始めました。
その頃持っていた服の数は、夫と二人あわせて200着以上。
ショップ店員の頃は季節が変わるたびに新しい服を買っていたので、気づいたら服が大量に増えていました。
しかもショップ店員は、流行おくれのものを着るのはナンセンス。
200着持っていても、実際着られる服は20~30着程度しかありませんでした。
なので、
- 流行ものを買う→1年で着られなくなる。
- 翌年また流行ものを買う→また1年で着なくなる。
これの繰り返し。
この状況にだんだんと疑問を持ちはじめ、夫と二人で知恵を出し合い考え方を改めながら、ようやく今のスタイルに落ち着きました。
ミニマリストを目指してから2020年で7年目を迎えます。
今現在もショップ店員している夫と合わせても、わたし達の服は30着程度の服しかありません。
この中には夫婦兼用の服もあります。
いまでは、
夫婦兼用、TPO兼用、年間通して着られる服、簡単におしゃれがきまる服、コーデが難しくない服、といった、時短でコスパ最強の服たちとおしゃれを楽しんでします。
当たり前ですがお金に余裕がある人は、どんどん服を買っても大丈夫です。
でもわれわれのような子育て世帯や低所得者は、おしゃれが好きな人こそむだを省かなければなりません。
なぜなら、おしゃれができなくなってしまうから。
普通に生きていくためには、まず住むところと食べるもの、そして子育て世帯なら養育費の優先順位が高くなります。
住居費や食費にお金がかかりすぎると、当然新しい服を買う余裕はありませんよね。
服を買うために食べ物を節約するのは健康に悪いし、住むところがボロボロでは生きていくモチベ―ジョンの維持が保てない。
われわれは食費や住居費は大切と判断し、ここを切り詰めることはやめました。
代わりにそうやったら満足したおしゃれをすることができるのか?その方法を突き詰めました。

ミニマリストのファッションとは?

ミニマリストのファッションとは、
- シンプルな服をライフスタイルに合わせて数少なくもち、
- 自分らしくおしゃれを楽しめる。
順番に説明します。
シンプルな服をライフスタイルに合わせて数少なく持つから、回数がたくさん着られて「着倒せる」
シンプルな服は回数がたくさん着られます。
その理由は、
- 流行問わず長く着られる
- 年間通して着られる
- TPOの兼用ができる
よって、ボロボロまで着られて無駄がないのです。
これが俗にいう、服を着倒すということです。
【着倒しとは?】ミニマリストの着倒せる服
- 流行問わず長く着られる服
- 季節問わずたくさん着られる服
- TPOの兼用でさらにたくさん着られる服
短期間で数を多く着ることができるので、まだまだ着られるのに飽きてしまったり、流行が終わってしまった、、というむだがありません。
服を着倒すまで何回も(たくさん)着られるから、少ない数でも十分に生活できます。
少ない服でも十分生活できるから、おしゃれが楽しめる
ミニマリストのファッションは少ない数でおしゃれを楽しめるので、服の予算を不本意に削って安価なものを買おうとしなくてもいいのです。
予算が余れば高価なものが買えます。
しかも服がシンプルだから個性を入れやすい、つまりちょっとした奇抜なデザインなどを細部に取り入れることが容易になります。
奇抜なものや個性的なものって、ハイブランドにあったりしますよね。
逆に奇抜なデザインはハイブランドにしなければ、下品になってしまうのでNGなんですけどね。(安価で奇抜は最悪ですからね)
予算を削らなくても高価なものが買え、しかも個性的なおしゃれができる、だからミニマリストはおしゃれが楽しめるのです。
ミニマリストは自分らしいおしゃれが楽しめるので、自信が出る、いきいきした生活が送れる。
ミニマリストになるメリット
ミニマリストはむだなくおしゃれを楽しめるというメリットがあるので、ミニマリストになりたいという方以外にも、こんな方におすすめです。
- 単純におしゃれになりたい!という方
- ファッションに悩んでいる方
コスパの良いファッションをすれば自分らしいおしゃれも楽しめるので、自信を持って活き活きした生活を送ることができます。
どうせならおしゃれに悩む時間をなくして、ほかのことに人生の時間を費やすほうが良いと思いませんか?
最後にミニマリストのメリットをまとめます。
お金をなくてもおしゃれを楽しめる
ファッションの悩みから解放される
人生の時間を好きなことに費やすことができる
人生に満足して暮らすことができる
今回はここまで。最後までお読みいただきどうもありがとうございます。

装いは生きざまが表れます。
つまりファッションは人生そのものです。装いに自信が持てると、人生も堂々と立ち振る舞うことができます。
おひとりお一人、それぞれに美しさがあります。
美しさとは、人と比べずご自身を良く知ること。そしてありのままの自分を受け入れて大切にすることだと考えます。
お客様の声150件を超えるファッションコンサルタント鶴田が、お客さまの魅力や個性を分析し、お好みやライフスタイルに合わせつつ、その方だけの美しさを表現する装いのサポートがさせていただきます。
型にとらわれず、ありのままの美しさを大切にしたい―
これをモットーに、誠心誠意お伝えさせていただきます。