「ミニマリストの服って、どんな機能性があったほうが良いのかな?機能性の高い服の方が色々と着回しが効いて便利そう。ミニマリストにピッタリな機能性が高い服を教えてくださいな。」
今回はこんな疑問に答えます。
- ミニマリストの服は「機能性」にこだわりすぎないほうが良い理由
- ミニマリスト向きの着回し力&機能性の高い服3選
この記事を執筆しているのは現役のショップスタッフの鶴田です。
15着の服で生活するミニマリストでもあります。
本当にミニマリストである証明として、日々のコーディネートをインスタグラムにアップしています。
ミニマリストとファッションのプロだからこそ語れる「ミニマリストの服に必要な機能性」解説。
ミニマリストの服の機能性について知りたい方は必見です。
ミニマリストの服は「機能性」にこだわりすぎないほうが良い理由

一般的にミニマリストの服におすすめの機能性と言われているのは
- 耐久性が高い
- 防水・防風機能が高い
- 家で洗える
だけど、機能性にこだわりすぎると「好きな服」が着られなくなってしまいます。
理由はこちら。
ミニマリストと言えども服の機能性にこだわりすぎるのは良くないですね。
機能×アイテムの組み合わせによっては、少ない選択肢の中からしか服を選べなくなる。そうすると自分の好みに合う服は見つかりにくくなる。
機能も大事だけど、もっと大切なのは自分が好きな気分良く着られる服を着る事☺️
— ツルタ@ミニマリストの洋服屋 (@hijtsuruhaji) April 18, 2020
具体例も挙げて深掘りします。
今だと「洗えるスーツ」とか「耐久性の高い化学繊維で出来たスーツ」みたいな機能性に優れたスーツが市場に多く出回っています。

とはいえ、そのほとんどがシンプルなデザインだったり、仕事で着回し出来ないカジュアルなデザインのモノがほとんど。
でも、私が欲しいのは
- 装飾性を感じるダブルのジャケット
- 仕事でも着回しのきくオンオフ兼用
のスーツ。
機能性と私の好みの両方を反映したスーツは市場にありませんでした。
自分の好きなデザインを重視するか?便利な機能性を重視するか?
これは価値観の問題ですが。私は前者を選びました。

好きな服を着たほうがテンション上がるもんね。
機能性に優れてない服が少しくらいあっても、ミニマリストの生活は不便になりません。
そもそもスーツなんて滅多に洗うものでもないから、家で洗濯できなくても構わない。
ミニマリストの服に必須なのは「2つ以上のTPOで兼用出来る」ことですが、汚れにくいTPOで兼用すればいいだけ。

デリケートなウールの生地で耐久性が高くなくても大丈夫。
服ってモノとしての寿命よりも飽きるほうが早いものです。

物によっては出来なくもないので、下で「機能性と好みを両立しやすい、しかも着回ししやすい服」をまとめてみました。
とはいえ、機能性を重視しすぎると、「機能性と好み」のどっちを取るかのジレンマに陥ってしまいます。
こういうジレンマは、本来は楽しいはずのファッションを楽しめなくなってしまう原因。
ミニマリストの服は機能性にこだわりすぎない事。本当に好きな服を着られなくなってしまいます。
ミニマリストにおすすめの着回し力&機能性の高い服3選

ミニマリストにおすすめの着回し力&機能性の高い服はこちら。
- 洗えるニット
- 雨の日も履ける靴
- ライナー付きのコート
どれもぶっちゃけ、素材の進化が著しい現代としては、どれも「ありきたりな機能」ですが…。
ありきたりな分、市場に流通するバリエも多いので、たくさんの中から選べる。
つまり自分の好みに合った服を見つけやすいのがこの3つ。
ありきたりとはいえ、生活するうえで確実に便利な機能だし、着回しもしやすい。だからおすすめ。
以下で深掘りし解説します
おすすめ①洗えるニット
- 洗えるから気兼ねなく着られる
- ハイゲージニットを選べば着回しも◎
スーツスタイルはもちろんの事。

妻とデートとか少し「キメ」のカジュアルスタイル。

上の画像のコーデを
- スカーフを外す
- 靴をスニーカーに変える
と子供と公園なんていうラフカジュアルでも使いまわしが可能です。
おすすめ②雨の日も履ける靴
とりわけダイナイトソールと言われる靴底が搭載された革靴はおすすめですね。

ダイナイトソールは雨に強いのは、もちろんの事。
スニーカーのようなボリュームがあるフォルムがオンオフ兼用しやすいのです。

私の革靴もダイナイトソール搭載ですが、スニーカーのようなボリュームがあるからカジュアルスタイルでも使える。

もちろん革靴ですから、ドレススタイルにも対応可能。

加えて、靴底もなかなか減らないのでソールの張替え費用など、ランニングコストを削減出来るも嬉しいところ。
ミニマリスト推奨の1足です。
おすすめ③ライナーが外せるコート
ライナーが取り外しできることで、
- 冬はライナー付き
- 春・秋はライナー無し
と、3シーズンと長いスパンで着ることが出来、季節ごとにアウターを揃える必要がなくなります。
堅い素材を選ぶと、パリッとした質感がビジネス専用コートな印象を感じさせてしまいますが、少し柔らかい素材を選ぶとカジュアルシーンでも使いまわすことが出来ます。

「ライナーは外せる」というのもありきたりな機能ですが、その代わり下はユニクロ、上はデザイナーズブランドと価格もデザインもピンからキリまで豊富。
おかげで私は大好きなブランドの一つ。
ヨウジヤマモトでライナー付きのコートを見つけることが出来ました。
ある意味「ありきたりな機能性の服」を選ぶと、自分の好み×機能性×着回しの3つを両立できるのです。
- 機能性にこだわりすぎると好みの服が手に入らない
- 好み×機能性×着回しを両立するなら「ありきたりな機能服」
今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございます。

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