ミニマリスト×ファッションスタイリストの鶴田ジュンコです。
ミニマリストのワードローブは、効率が良くおしゃれを可能にします。
今回の記事は、ミニマリストのワードローブの作り方です。
- ミニマリストってどんな服を選んでいるの?
- ミニマリストのワードローブが見てみたい
ミニマリストのワードローブの作り方

ミニマリストの服の選び方は、いたってシンプルです。
人生の時間を自分のために費やすため、時間とお金をむだにしません。
時短と倹約のためにコスパの良い服を選びます。
ミニマリストに最適な服選び「4つのポイント」
ワードローブを作る前に、まずはどんな服を選んだらいいのか、そのおさらいをしましょう。
詳しくはこちらの記事にあります。

まだお読みでない方のために、概要を説明します。
- コーディネートに時間がかからない服
- 流行問わず長く着られる服
- 季節問わず着られる服
- オンオフ兼用できる服
これで時短と倹約につなげます。
順番に概要を説明します。
①コーディネートに時間がかからない服
コーディネートが楽な服を選ぶことで、時短を狙います。
極論コーディネートしなくてもいい服があります。それはワンピースです。

②流行問わず長く着られる服
飽きずに長く着るために派手な流行は追いません(色デザインとも)。
なるべくベーシックなものを選び、倹約につなげます。
③季節問わず着られる服
素材や色に季節を問わない服は年間通してたくさん着られるので、倹約につながります。
例えば麻素材は夏に限定されやすいですし、フランネル素材は冬に限定されやすいです。
リネンシャツやフランネルシャツを選ぶ代わりに、普通のコットンシャツを選びます。
ワードローブが一年中通して着られるので、衣替えの手間も省けます。
④オンオフ兼用できる服
1着でいろいろなシチュエーションに対応できる服も、もちろん倹約につながります。
例えば仕事とお休み用と分けるのではなくオンオフ兼用にすることで、わざわざお休み用の服を用意しないで済みますよね。
またオンオフといったTPO兼用のみならず、夫婦兼用などもおすすめです。
たくさん使える服は、〇〇兼用できる服。兼用できるところがないかよく考えて選ぶのがおすすめです。
兼用という考え方が、このあとのワードローブの作り方の肝になります。
- コーディネートに時間がかからない服
- 流行問わず長く着られる服
- 季節問わず着られる服
- オンオフ兼用できる服
さらに詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

ライフスタイルに合わせた【兼用服】を揃える
ミニマリストに最適な服選び「4つのポイント」が分かったところで、つぎにどんなアイテムがどれだけ必要か?を考えます。
そのためには、自分のライフスタイルを洗い出すことが先決です。
洋服はTPOごとに必要なアイテムがありますので、ライフスタイルのTPOを洗い出しその必要な服や数を把握しましょう。
ちなみにミニマリスト的ワードローブの作り方の肝はTPOの兼用です。
例えば仕事(オン)と、休日(オフ)といったTPOを、手っ取り早く兼用にできれば(オンオフ兼用)、必要な服の数は少なくなりますよね?
ライフスタイルに合わせた兼用服について、具体的にわたしのライフスタイルを例にとって説明します。
わたしのオンオフは、
【オン】
- 保育園、習い事の送迎、近所へ買い物
- 都内で打ち合わせなど
【オフ】
- 都内で美容室やショッピングなど
- 子どもと公園でアクティブに過ごす
という分け方です。
【オンについて】
- 保育園、習い事の送迎、近所へ買い物
- 都内で打ち合わせなど
仕事はフリーランスなので規制はありませんが、②の都内で打ち合わせのときはきちんとした格好を心がけます。
【オフについて】
- 都内で美容室やショッピングなど
- 子どもと公園でアクティブに過ごす
休みの日に夫と銀座へ出かけたり、一人で美容院に行ったりすることもしばしば。
反面、子どもと公園で野球をしたりお散歩に出かけたりすることもあります。
つまりTPOは4つです。
- 保育園、習い事の送迎、近所へ買い物(オン)
- 都内で打ち合わせなど(オン)
- 都内で美容室やショッピングなど(オフ)
- 子どもと公園でアクティブに過ごす(オフ)
上記①~④のうち兼用にTPOを考えます。
都内へ出かける②と③は兼用にでき、①ご近所着と④アクティブな服も兼用にできます。
このように、自分のライフスタイルの洗い出し&兼用服を検討しましょう。
続いて、実際のワードローブをご覧いただきます。
【実例】ミニマリストのワードローブの中身

上記画像は、わたしのクローゼットの中身です。
もちろん下記の記事に沿ったコーディネートがしやすい服や、季節や流行に左右されにくい服を揃えています。

また基本的にベーシックカラーの服しか買いません。

一年を通して1つの服をたくさん着たいので、オールシーズン着られる服を軸にこの3パターンの服を揃えています。
- オールシーズン(年間)
- 3シーズン(春夏秋または春秋冬 ※つまり夏か冬以外の3シーズン)
- 夏または冬季限定
実際のワードローブの中身
【春秋冬3シーズン】シンプルな丸首ニット(黒)×②
【夏】ノースリーブブラウス(黒・白)各①
【年間】白シャツ×①
【年間・夫婦兼用】黒シャツ×①
【年間】スカート(黒)×②
【年間】スカート(グレージュ)×①
【年間】ワイドストレートパンツ(黒)×①
【年間】ワイドパンツ(ベージュ)×①
【春秋】長袖ワンピース(黒)×①
【夏】半袖ワンピース(黒・ベージュ)各①
【冬】ニットワンピース(黒)各①
【春夏秋3シーズン】ロングカーディガン(ベージュ)×①
【春秋冬3シーズン・夫婦兼用】ボア付きトレンチコート(黒)×①
※これ以外、下着に含まれるカットソーやレギンス、夫婦兼用のニット・スポーツウェアが数着ありますがここではカウントしません。
ニットは春秋冬の3シーズン兼用、ボトムスはオールシーズン兼用など、1つの服であらゆる季節に対応させるというのがポイントです。
真冬用のニットは夫のものをたまに借りる程度で、基本は持ち合わせていません。
ボトムスは梳毛やジョーゼット、アムンゼンといったフォーマルウェアで使われるような素材なので、これもオールシーズン使えます。
わが家は夫婦合わせて、約30着で着まわしています。
ミニマリスト的コーデはシンプルが肝
わたしのコーディネートはいたってシンプルです。
実際のコーデパターンはだいたい下記のような感じです。
- 春:ニット×スカート、ワンピース、+カーディガン
- 夏:ワンピース、トップス×スカート
- 秋:ニット×スカート、ワンピース、+カーディガンorコート
- 冬:ニット×スカート、ワンピース×カーディガン、+コート
※普段パンツはあまり登場しません。
とにかく難しいことはやりません。
ワンピースというコーデを考えない服か、トップスとボトムスとを組み合わせるだけです。
実際のコーデの写真です。








ご近所コーデの方程式は【マキシスカート+決めすぎない靴】

コーデを考えない時短の服、ワンピースで自分らしいコーデを作るコツ。

ミニマリスト的コーデはシンプルが肝
- マキシスカート+決めすぎない靴
- コーデを考えないワンピース
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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装いに自信が持てると、人生も堂々と立ち振る舞うことができます。
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