ファッションコンサルタント鶴田です。
骨格ウェーブタイプの方がお悩みに多いのが、こちら。
- 骨格ウェーブタイプだけど、フリルといった甘いファッションは好みに合わない。
- かっこいい雰囲気のファッションが好きだけど、ハードすぎるのは似合わない。
当記事は、ウェーブタイプのカッコいいファッションを作りたい!というお悩みにお答えします。
骨格ウェーブタイプも「かっこいいスタイル」は作れる!

骨格ウェーブタイプの方に、
- 甘いファッションは好みに合わない。
- でも、ハードなファッションは似合いにくい。
こんな葛藤があるように思います。
じつは骨格診断に頼りすぎると、ウェーブタイプ=フェミニン(甘い)の固定観念から抜け出せないということがあります。
かっこいいというイメージはさまざまにありますので、ご自身のお好みに合ったイメージの作り方を参考にしてみてください。
かっこいいとは?イメージもいろいろ
一般的にかっこいいとは、直線的・シャープといったイメージがありますね。
ウェーブタイプの方は骨格診断の理論上、曲線的なファッションがお得意な傾向にありますので、かっこいいイメージから真逆になってしまいます。
しかし、骨格タイプでエレガント、華奢、女性らしいというイメージを作るのは、完全に先入観です。骨格診断に頼ったファッションをすると、感性が鈍りおしゃれ感度が下がることも。
人それぞれが持つかっこいいのイメージは、このようにたくさんあると思います。
- マニッシュ(メンズライク、男性的)
- クール(都会的、洗練)
- ミステリアス(色気、セクシー)
- アクティブ(スポーティ、シャープ)
- モード(中性的、個性的)
ですから、まずはご自身の好みに合う「かっこいいイメージ」を考えましょう。
かっこよさの取り入れ方のコツは、
- 黒といったシャープな色でクールさを演出
- サングラスといった小物でかっこよさを加える
- 髪型にシャープなイメージを取り入れる
こんな風に考えてみると、かっこいいファッションは骨格タイプに関わらずすることができますね。
ウェーブの「ポイント」を押さえる
「骨格診断の着こなしポイント」は極論を言うと、2つあります。
それは「素材とウエストの位置」です。
「骨格診断の着こなしポイント」は2つ
- 素材
- ウエスト
「骨格診断の着こなしポイント」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

まだお読みでない方のために、骨格ウェーブの「着こなしポイント」の概要を説明します。
【脂肪の柔らかさ】が際立つウェーブは、
- 素材:柔らかい素材
- ウエストの位置:ハイウエストが
これがウェーブの着こなしポイントです。
ウェーブは脂肪の柔らかさが特徴的なタイプなので、それに調和する【柔らかい素材】が似合います。
柔らかい素材であれば概ねOKですが、さらにポイントを追加するとすれば、透明感、軽やかな素材という点です。
続いてウエストの位置ですが、ウェーブは筋肉がさほどないために身体のラインは下半身が下がり気味です。
よく言われるのが洋ナシ体型の下重心。
下半身が重そうに見えてしまうと、足が短く見えたりスタイルダウンするので、重心を上に持ってくるとバランスが取れます。
このように骨格診断の押さえるポイントは、①素材と②ウエストですから、この2つを押さえていれば、かっこいイメージのファッションをすることは可能です。
さて先ほどのかっこいいイメージをもう一度見てみます。
- マニッシュ(メンズライク、男性的)
- クール(都会的、洗練)
- ミステリアス(色気、セクシー)
- アクティブ(スポーティ、シャープ)
- モード(中性的、個性的)
それではこれらのイメージに合う、ウェーブタイプの「かっこいいスタイル」を順番にご提案します。
「ウェーブのかっこいいスタイル」コーデ一覧

①マニッシュ(メンズライク、男性的)

- スーツの色が明るいベージュなので、重く感じません。(ウェーブは重たく感じるのがNG)
- またインナーに着ているシャツはシースルーの透け感があります。
- スーツの素材は歩くとゆらゆら揺れるイメージの、柔らかさがあります。
- ウエストの位置は(画像はさほど上ではありませんが)上にします。
- 髪の毛を緩くまとめて、ソフトなエレガンスさを残し、重さも軽減します。
- サングラスがかっこよさを際立たせています。
②クール(都会的、洗練)

- 柔らかく揺れる素材で、クールな中に柔らかさがあります。
- 明るめな濁色で、抜け感があり重すぎません。
- ごてごてした装飾がなく、余計なものをそぎ落とし洗練された様子です。
- 気取っていないところがなによりも都会的。(田舎者ほどいろいろやりたがる)
③ミステリアス(色気、セクシー)

- ロングなウェーブヘアで首回りを着飾ることで、寂しさ軽減&華やかです。
- アメリカンスリーブで華奢な肩が際立ちます。
- 色はブラックトーンでクールにセクシーな印象。
- 柔らかい揺れる素材とスリットデザインが軽やか、かつ色っぽい印象。
- 透明感のある素肌にブラックトーンが、より白さを際立たせています。
- 華奢な骨格にサングラスといった、甘×辛のコントラストがかっこいいです。
④アクティブ(スポーティ、シャープ)

- アウターは軽やかな素材・色でかつ着丈が短いので上重心です。
- 髪の毛をアップしているので、軽やかです。
- ボディバックにより、上に目線が集まります。
- 着丈が短い分ウエストの位置も上がるので、胴長に見えずスタイリッシュです。
- 足首をちょっと出すパンツ丈が、重さのある靴でもスッキリ見えます。
- 靴の色も明るいので、非常に軽やかです。
⑤モード(中性的、個性的)

- 華奢なデコルテの片側の肩に袖があるので、寂しさが軽減されます。
- ウエストの位置が高いので、重くなりません。
- ウエストのラインは曲線的で、柔らかさがあります。
- スカートのドレープ感により程よいボリュームがあり、寂しくなりません。
- 素材は柔らかでドレープがあるため、重く感じません。
- 靴の色はライトグレーで軽やかです。
以上、骨格ウェーブにおすすめの「かっこいいスタイル」をご紹介しました。
当方が運営しているピンタレスト「モードスタイル研究所」でも、ウェーブタイプにおすすめのコーディネート画像がありますので、よろしければご覧ください。
https://www.pinterest.jp/modestyle525/
「かっこよさ」は、なによりご自身の佇まいが第一だと考えます。
凛として立ち振る舞う、しっかり軸をもって会話するブレない姿は、傍から見るとかっこいい―となるはずです。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。

装いは生きざまが表れます。
つまりファッションは人生そのものです。装いに自信が持てると、人生も堂々と立ち振る舞うことができます。
おひとりお一人、それぞれに美しさがあります。
美しさとは、人と比べずご自身を良く知ること。そしてありのままの自分を受け入れて大切にすることだと考えます。
お客様の声150件を超えるファッションコンサルタント鶴田が、お客さまの魅力や個性を分析し、お好みやライフスタイルに合わせつつ、その方だけの美しさを表現する装いのサポートがさせていただきます。
型にとらわれず、ありのままの美しさを大切にしたい―
これをモットーに、誠心誠意お伝えさせていただきます。