「Tシャツって、どんな風に選べばいいのかな?」
「Tシャツっていろんな種類があってどれを選べばいいのか、わからん」
「出来れば着回しが効いたり、たくさん揃えなくてもいい方法が良いな」
今回はこんな疑問に答えます。
- 着回し抜群のTシャツの選び方
- Tシャツは何枚選ぶべきなのかを解説
本記事を執筆しているの現役ショップスタッフの鶴田です。
15着の服で生活するミニマリストでもあるので、”少ない服でのオシャレ”と”着回し力”の高さには自負があります。
本当にミニマリストである証明として、15着の着回しの日々をインスタグラムにアップしています。
ショップスタッフならではの「着回し力」とミニマリストならでは「少数精鋭の服の選び方」の知見を活かした「Tシャツの選び方解説」です。
Tシャツをどんなふうに選んだらいいか分からない・なるべく少ない服でオシャレをしたい。そんな方は必見です。
着回し抜群のミニマリスト的Tシャツの選び方5つのポイント

次の5つがポイントです。
- 薄手の素材
- サイズはジャスト。オーバーサイズは△
- 柄は無地
- 色はベーシックカラー
- 半袖がおすすめ
以下のポイントを押さえると、
- 1枚で着られる
- 下着でも着られる
- どんな色や柄でも合わせられる
- 1年を通じて使える
こんなメリット盛りだくさんの着回し力抜群のTシャツを選ぶことが出来ます
以下で詳しく解説します。
ポイント①薄手の素材
薄手の素材を選ぶと、シャツやニットのインナーとして着た時も着ぶくれないので一枚着としてだけでなく、アンダーウェアとしても着回すことが出来ます。
例えばこんな感じの細身のシャツのインナーとしても着ぶくれることはありません。

薄さの目安としては、素肌に着た時に乳首がポコッと浮かび上がらない・ありありと透けない程度。
これ以上に生地が薄いと「間違って下着を1枚で着ている感」が出てしまいます。
ポイント②サイズはジャスト。オーバーサイズは△
オーバーサイズを選んでしまうと、細身のトップスやアウターのインナーに着ることが出来ません。

オーバーサイズのインナーを細身のトップスやアウターの中に着てしまうと、Tシャツや上に着ているトップスやアウターのシルエットが崩れてしまいます。
細身のTシャツとオーバーサイズのTシャツをそれぞれ揃えるのも一つの手ですが、あくまで「着回し抜群の1枚」となるならば、細身を選ぶのが良いでしょう。
そちらの方が着回しが効きますよ。
ポイント③柄は無地
理由は2つ
- 白シャツのインナーに着た時に透けてしまう
- 柄物に合わせにくくなる
とりわけ、ビジネスシーンではシャツのインナーは無地が基本。
プリントや柄物Tシャツのインナー使いして、柄が透けてしまう、なんてのはご法度です。

カジュアルシーンにおいては、シャツの首元からインナーTシャツを覗かせる、という着こなしもありますが、こんな柄シャツからチラ見せさせる場合は、無地の方が合わせやすいものです。

ポイント④色はモノトーンカラー
黒・グレー・白のモノトーンカラーは色物とコーディネートがしやすくなります。
コーディネートは着こなしに使う色の数が(モノトーンを除いて)3色以内にまとめる大人っぽ印象を演出する事が出来ます。

よってモノトーンのTシャツなら、上の画像のような、トップスやアウター・パンツに使う色を多少鮮やかにしても色の数が3色を超えにくいので、大人っぽいコーディネートになります。
加えて、ワイシャツのインナーも一般的にはモノトーンが主流。
Tシャツをモノトーンにしておけば、ビジネス用のインナーとしても着回すことが出来ます。
「ビジネス用のインナーは、わざわざ着回さないで別に揃えるよ」という人もいると思いますが、ビジネス用のインナーって完全にインナーなわけで、見える物じゃありません。
「見えないものにお金を使うのもなんだかな~」という方はモノトーンカラーの1枚でもインナーでも着られるTシャツを選ぶのがおすすめですよ。
ポイント⑤半袖がおすすめ
長袖だと夏場に着ることが出来ません。
「じゃあ、半袖は夏場に着られないじゃない」という意見もありますが、アウターや羽織モノのインナーにいれば、春・秋もOK。
加えて、こんな感じに首元からチラ見えすれば、真冬まで着回せてしまいます。
「真冬に半袖なんて寒そう」
都心の冬なら
- コート
- ニットorシャツ(もしくは両方)
- マフラー
このくらい重ね着すれば、十分に越冬することが出来ちゃいます。
「せっかく高いTシャツを買ったから夏以外も着たい」なんて方は半袖Tシャツを通年で着回すことをおすすめします。
Tシャツは何枚くらい揃えればいいのか?

上記の選び方をしているが前提ですが、実はTシャツは4枚あれば十分なのです。
私はほぼ毎日Tシャツを着ていますが、実際に4枚で全然問題なし。
明日着ていくTシャツが「乾いていない」とか「まだ洗濯していない」なんてことはほぼありません。
4枚あれば
- TシャツA→昨日着たから洗濯カゴの中
- TシャツB→洗濯済み・乾くの待ち
- TシャツC→いつでも着られる
- Tシャツ→いつでも着られる
という具合になりますね。
少し洗濯の乾きが遅かったり、洗濯をさぼるとTシャツCも洗濯中の場合もありますが、TシャツDがあるから次の日に着る服には困らない。
普通に洗濯しておけば、「CとDどっちを着ようかな?」と服を選ぶ楽しみもあります。
ちなみに「どれを着ようかな?」的な選択肢は2つくらいが悩まなくて良いですね。
選択肢が3つ以上になると”選ぶ楽しみ”というよりは、「どれを着ればいいんだろう?」的な”悩む”になってしまうことが多いんですよね。
洗濯が面倒なら、5枚でも6枚くらいTシャツを用意しても問題ありません。
ただTシャツはダイレクトに肌に触れるもの。もっとも皮脂や汚れが付きやすいアイテムです。
洗濯をあまりしないという事は、汚れを放置するという事。
汚れや皮脂を放置してしまうと、汚れが取りにくくなってしまったり、雑菌が繁殖して生地が劣化してしまいます。
下着や直接肌に触れるものだけはこまめに洗濯することをおすすめします。
何が何でもTシャツを4枚まで厳選する必要がありませんが
- 洋服代を節約したい
- 数を減らして、その分1着に奮発したい
なんて方はTシャツを4枚まで厳選してみてください。
今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございます。

装いは生きざまが表れます。
つまりファッションは人生そのものです。装いに自信が持てると、人生も堂々と立ち振る舞うことができます。
おひとりお一人、それぞれに美しさがあります。
美しさとは、人と比べずご自身を良く知ること。そしてありのままの自分を受け入れて大切にすることだと考えます。
お客様の声150件を超えるファッションコンサルタント鶴田が、お客さまの魅力や個性を分析し、お好みやライフスタイルに合わせつつ、その方だけの美しさを表現する装いのサポートがさせていただきます。
型にとらわれず、ありのままの美しさを大切にしたい―
これをモットーに、誠心誠意お伝えさせていただきます。