短パンってどんな風にコーディネートすればいいのかな?
短パンって履くと、なんか子供っぽくなっちゃうんだよね。
そもそもどんな短パンを選べばいいのかも、教えてくださいな
今回はこんな疑問に答えます。
- 短パンでも子供っぽくならないコーディネート方法が身に付く
- 最も賢い短パンの選び方が分かる
本記事を執筆しているのは、キャリア10年超の現役ショップスタッフの鶴田です。
ファッションのプロが解説する「短パンの正しい着方」です。
これから短パンを履こうと思っている人・ショートパンツをイマイチおしゃれに履きこなせない人は必見です。
多くの人が短パンのコーデを間違っている。正しいコーデ知ってる?

多くの人が短パンのコーディネートの方法を間違っています。
全身をカジュアルウェアでまとめて子供っぽくなってしまっています。
ファッションアイテムは「ドレスウェア」と「カジュアルウェア」に分類することが出来ます。
簡単に説明すると「スーツを着る時に使うアイテム」がドレスウェア。

具体的に言うと
- スーツ(ジャケット&スラックス)
- ドレスシャツ
- ハイゲージニット(ウォームビズの時に着ますよね?)
- ドレスシューズ
- コート
上記が代表的なドレスウェアですね。
で、ドレスウェア以外は全てカジュアルウェアです。

つまり
- Tシャツ
- デニム&チノパン
- スニーカー
- スウェット
これもぜ~んぶカジュアルウェアです。
ファッションにおいて
- ドレスウェアは大人っぽさ・「キメ」の要素
- カジュアルウェアは砕けた雰囲気・リラックスした雰囲気
をつかさどるアイテムです。
これは理屈うんぬんでなくて、下の画像を見比べてみれば感覚的に理解できるはず。


こんな前提を踏まえて、ショートパンツのコーディネートです。
短パンにTシャツ、サンダルというのが一般的なショートパンツのコーディネートでしょう。

つまり全身カジュアルウェア。
全身をカジュアルウェアでまとめてしまうと、着こなしが砕けすぎ・リラックスしすぎに見えてしまい、それが転じて子供っぽく見えてしまいます。
加えて、Tシャツと短パンとサンダルの組み合わせって夏になれば誰しもがやっているコーディネート。
平均よりも上だから「オシャレだね」と言われるわけですから、誰しもがやっているコーディネートだと平均点、つまり普通のファッションになってしまいます。
別にTシャツやサンダル、短パンをディスっているわけではないですよ。
Tシャツ・サンダル・短パンといったカジュアルウェアを集積したコーディネートだと、子供っぽくなっちゃうから、「オシャレ」「オトナっぽい」と言われたいならやめようね、って話です。
短パンにはドレスシャツかローファーを合わせよう

じゃあ短パンには何を合わせればいいの
短パンにはドレスシャツかローファーを合わせましょう。
ドレスシャツもローファーもドレスウェア。大人っぽさを演出してくれます。
別にローファーとドレスシャツの二つをセットで合わせなければいけない、なんてことはありません。
どちらか片方を使えばオッケーです。
梅雨時の少しだけ肌寒い時期は長袖のドレスシャツを合わすのがおすすめ。
外出中に暑くなってきたら、袖まくりなんてしても良いですね。
試しに仕事用のワイシャツをショートパンツに合わせてみてください。
いつもの短パンコーディネートよりもグッと大人っぽくなっているのを実感することでしょう。
「仕事用のシャツを休日も着るには気分的にちょっと…」なんて方は休日用にドレスシャツを揃えるのがおすすめ。
ユニクロのドレスシャツなら少しカジュアル寄りも作りになっているので、コーディネートしやすいし、高級素材を使っていながら格安なのでおすすめですよ。

真夏だったら、トップスはTシャツにして猛暑対策をして足元をローファーにするのがおすすめ。

「オシャレは足元から」なんて言いますが、人間の目線は必ず末端で止まります。つまり下半身の末端である足元は意外と目立つもの。
目立つ部分に「大人っぽさ」「キメ」の象徴であるドレスウェア=ローファーを合わせると着こなしをグッと洗練させることができます。
「革靴は蒸れる」なんて思うかもしれませんが、ローファーは履き口が広いので意外と涼しいですよ。

それに真夏って暑くて、何をするにもダルイ(^-^;
靴ひもを結ぶことなくスポッと履けるローファーは手軽にオシャレな印象を楽しめます。
ショートパンツには「ドレスシャツ」か「ローファー」を合わせる。ぜひ覚えて頂いて試してみてください。
子供っぽくなりがちなショートパンツでもグッと大人っぽい印象になりますよ。
【短パンの賢い選び方】水陸両用・スポーツ兼用がおすすめ

少しでも賢く短パンを手に入れたいのなら、
- 外でも水着でも着られるショートパンツ
- スポーツでも街着でも着られるショートパンツ
を選びましょう。
1着で複数のTPOで使うことが出来るので、用途ごとにいくつも短パンを揃える必要がありません。
服の数を少なくすれば、
- 洋服代の節約になる
- 1着にかけられる予算が増える
というメリットがあります。
「毎日ちがう服装をしたい」なんて人は別ですが、限られた生活費の中で
- 少しでもいい服を着たい
- 服以外の事にも予算を回したい
そんな人はミニマリスト思考を持つことをおすすめします。
加えて複数のTPOで使うことが出来ると、たくさんの使うことが出来るので、
買った金額÷使った回数=1回使う辺りに金額
で考えると、格安品はさらに安く、高級品でもコスパ高く感じるものです。
ちなみに私が履いているこの短パンも水陸両用の短パン。
ノーパンで履けば水着。下着の上に履けば街着として使える優れもの。
ユニクロの「スイムアクティブショーツ」というアイテムなのですが、残念ながら今年は展開されておらず…。

とはいえ、ナイキとかアディダスみたいなスポーツブランドやノースフェイスみたいなアウトドアブランドでリリースされていることも多いアイテムで、”水陸両用”なんてそんなに珍しいモノじゃありません。
近所のスポーツショップに行けば、比較的イージーなお値段で手に入るはず。
ネットで「スイムショーツ ”好きなブランド名”」で検索すると探しやすいですよ。
短パンを大人っぽくオシャレに履くなら、”ローファーかドレスシャツ”を合わせる。
賢く買うなら、水陸両用か街着とスポーツで兼用できるモノを選ぶ。
ぜひ実践してみてください。
さほどお金をかけることなく、「アレ?なんかおしゃれになったよね」と声をかけてもらえることでしょう。
今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございます。

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