コスパのいいベルトってないのかな?
ベルトって、そんなに目立つものじゃないからなるべく安上がりに済ませたい。
何本も持つのもめんどくさいから、使い勝手のいい奴が欲しい。
今回はこんな疑問に答えます。
- 現役ショップスタッフが選ぶコスパ最高のベルトはこれだ
- コスパのいいベルトの色とは?
本記事を執筆しているのは現役ショップスタッフの鶴田です。
グッズ専門ショップの責任者をしていたこともある私が解説する「コスパ最高のベルト解説」です。
なるべくベルトは安上がりに済ませて他のアイテムにお金を使いたい、そんな方は必見です。
コスパ最高のベルトは○○○〇素材一択!その理由を解説

コスパ最高のベルトはメッシュ素材のベルト。コレに限ります。
理由は以下の二つです。
- オンオフ兼用が出来る汎用性の高さ
- 耐久性が劇高で何年も使える
ベルトって、着こなしによってはそんなに目立たないじゃないですか?

かと言って、全く人目に触れないアイテムでもない。
着こなしによってはむしろ目立つアイテムだったりするので、手を抜けないのがベルト。

実に厄介なものです。
目立たないからこそ、コスパが良かったり・何本も揃えなくて良い様に着回しが効いてほしい。
まったく人目に触れないわけでもないので、それなりに見栄えするヤツが欲しい。
と思うのは私だけではないはず。
で、私が12年のショップスタッフ生活において行きついたのがメッシュベルトです。
以下でメッシュベルトの魅力を詳しく解説します。
おすすめの理由①オンオフ兼用が出来る汎用性の高さ
ここで解説するメッシュベルトは、レザー素材のベルトの事です。

素材は基本的に
- 艶があるとフォーマル
- 艶がないとカジュアル
な印象を感じさせます。
スーツの生地ってツヤツヤしているでしょ?デニムの生地ってガサガサしてるでしょ?
レザー素材の艶のある素材感はフォーマルな印象を感じさせ”スーツスタイル”との相性のいい素材です。

スーツに合わせる靴は”革”靴ですし、今でこそナイロン素材を用いることも多いですが、ビジネスバッグも本来はレザー素材を用いるもの。

レザーを使っているがゆえにレザーメッシュベルトはONシーンで使うことが出来ます。
一般的にビジネスベルトに使われるベルトはツルッとした表革です。
これをカジュアルシーンで使うと、「ビジネスベルトを無理やり着回している」ように見えて無理感が出ます。

カジュアル感を出すために大きめのバックルや太めのベルトを選ぶと、今度はビジネスなどONシーンで使った時に六本木界隈のやんちゃなサラリーマンのような印象になってしまいます。

こんな感じが好きな方でしたら、これもありかもしれませんけどね。
そんな事情を踏まえつつ素材の表情の話です。
素材の表情は
- ツルッとしているとフォーマル
- ザラザラ・ゴツゴツしているとカジュアル
な印象を感じさせます。
スーツの素材はツルッとしているのに対し、デニムはザラザラ・ゴワゴワしていることからもこの図式は理解できるはず。


レザーメッシュベルトは、
- レザーのツヤツヤしたフォーマルな表情
- メッシュのゴツゴツしたカジュアルな素材感
のどちらの要素も併せ持ったベルトです。
さらにこんな感じの編み目の細かいベルトを選ぶと良いでしょう。

細かい編み目のベルトは
- ベルト幅も細め
- バックルも華奢
なので、ONシーンで使ってもヤンチャな印象は皆無。むしろ上品さを感じさせます。
なので、スーツスタイルやビジネススタイルに使ってもOK。

メッシュのゴツゴツ感のおかげでカジュアルなデニムスタイルに使ってもOK。
オンオフ兼用が出来るので、使用頻度は自然と高くなります。
購入金額÷使った回数=1回使う辺りの金額
を算出すると非常にコスパが高いのがレザーメッシュベルトです。
私なんてここ7年ほどは、ほぼ毎日同じメッシュベルト。
14000円くらいだったので、
14000÷(365×7)=1回使う辺りは5.4円
最早タダ(笑)
7年はレアケースとして、使用高く使えるレザーメッシュベルトは、
- ユニクロなどで安く調達すれば、より安く
- 高級品でも元を取りやすい
好コスパアイテムと言えるでしょう。
おすすめの理由②耐久性が劇高で何年も使える
上でも言いましたが、私は7年ほど同じレザーメッシュベルトを使っています。
しかも7年使っているとは思えないほどの良好なコンディションです。
これは別に私が物持ちが良いからではなくて、メッシュベルトの特性によるところ。
レザーメッシュベルトは非常に耐久性が高いのです。
レザーのベルトが劣化する大抵の理由が、ベルト穴が広がりすぎてしまうことにあります。

いつも使う穴ってだいたい一緒ですからね。
いつも同じ穴に入れていると、だんだん穴が広がってしまうわけです。
レザーメッシュベルトには「穴」がありません。

その代わりメッシュの編み目の隙間にバックルを指して固定する仕組みを取っています。
メッシュの編み目は細かいので、かなり意図的にやらないかぎりはいつも同じところにバックルを固定することはありません。
いつも違う部分で固定されるから、編み目が広がる心配がない。
つまり、かなり劣化しにくいのがレザーメッシュベルトなのです。
ベルト穴の劣化が起きにくいからこそ、何年も使えるのがレザーメッシュベルトの特徴。
加えてベルトの劣化でよく起きるのが「ひび割れ」。

通常のベルトは、1枚の面になっているので、1か所にひび割れが起こると、ひび割れが全体に広がってしまいます。
メッシュベルトは編み込みゆえに一つ一つの面が小さいので、仮にひび割れが起こっても全体に広がらずキレイな表情を保ちやすいのです。

ついでに言うとベルトってそんなに頻繁に買い替えないでしょ?
皆あんまり買い替えないから、トレンドがあまり回らないのがベルトなのです。
トレンドの耐用年数が高いので、1回買ってしまえば物理的にダメになるまで使っても、トレンド遅れになりにくいのもレザーメッシュベルトが長く使える理由の一つなのです。
最もコスパのいいベルトの色とは?

黒のベルトが最もコスパのいいベルトの色です。
大人の男性の場合、コーディネートに使う色の数を3色以内にまとめるのが鉄則です。
色の数は
- 多ければカジュアルな印象
- 少なければフォーマルな印象
を感じさせます。
で、大人っぽさ=フォーマルさを保つためには3色が限界、という事ですね。
とりわけスーツスタイルにおいては、色の数を増やさないために、同じレザー素材である革靴とベルトの色は揃えたほうが良いわけです。
となれば、レザーメッシュベルトを黒と茶で1本ずつ揃えておけば、まず問題ないわけですが…。
私は年間15着の服で生活するミニマリスト。
ベルトを2本買うお金があれば、
- そのお金を1本に費やしてよりグレードの高い物が欲しい
- 1本で済ませて節約したい
と思ってしまうタチです。
そんな私みたいなミニマム志向の人には「黒のベルト」をおすすめします。
黒い革靴は冠婚葬祭で必ず履くからマストとして…。
茶色い靴って履くにしてもこんな感じの暗い色の事がほとんどのハズ。

実は革靴とベルトの組み合わせって、色味が違っても色の明るさが近いとさほど色の数が増えた印象にはならないんです。
証拠にこっちの画像の靴の色は暗い紺。

こっちは暗いカーキ。

どちらの黒のベルトとは色味が違いますが、明るさはどちらも暗めの色。
そんなに色の数が増えた印象は感じないでしょ?
あくまで暗めのカラーシューズと黒い靴しか履かない人限定ですが、「ベルトは1本で済ませたい」なんていうミニマリスト志向・節約志向の方には黒がおすすめですよ。
今回はここまで。
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