服の選び方(レディース)

ファッションで自己表現するために必要な「3つの考え方」

ファッションの方向性が定まらない

パーソナルスタイリスト・鶴田ジュンコです。

こんなことであれこれ悩んではいませんか?

自分にはどんな雰囲気のファッションが良いのかな・・

今よりもっと自分が輝けるスタイルがあるんじゃないかな。

ファッションで自己表現するためにどうすればいいのか知りたい!

など。

当記事を書いている私は、これまでパーソナルスタイリストとして、100名様以上のお客さまへファッションテイストのご提案をしてきました。

その経験から確信していることがあります。

ファッションで自己表現するためには、自分の「好み」を活かすこと。

とはいえ、自分の好みがよくわからない、、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でしたら例えば、愛用品でこんなものはありませんか?

  • 普段から肌身離さず身に着けているもの
  • 理屈抜きで「好き!」というもの

愛用品はファッションアイテムでなくても構いません。インテリアや車などでもいいのです。

こういった愛用品のテイストを注意深く観察すると、自分の中にある「好み」が分かるようになりますよ。

ファッションで自己表現するために必要な「3つの考え方」

ファッションの方向性が定まらない

先日のサロンでの診断レポートをご紹介しながら、ファッションで自己表現するために必要な3つの考え方をご紹介します。

①自分の「好み」を良く知ること

いつも私がファッションテイストのご提案の際に心掛けることは、お客さまのライフスタイルやお好みあわせて、魅力を活かしたご提案をすることです。

自分の好みを良く知るためには、潜在意識まで分析することが必要です。

潜在意識というと難しく聞こえるかもしれませんが、自分でも気が付かなかった自分の中にある「好み」を知ることが大切なのです。

その理由として、先日パーソナルスタイルコースにお申し込みいただいたMさまの診断時のご様子を例にお話しします。

私はMさまから頂いていたアンケートをもとに、事前にご提案したいテイストを準備しておりました。

ですが、最終的には全く違ったテイストに着地いたしました。

アンケートやお写真から事前準備で分析したテイストを変えるのは、きわめて稀なケースですが、それをする必要がありました。

当日Mさまに実際にお会いするまでは、アンケートの中にあった「お着物をお召しになるライフスタイル」に基づき、格式高い、コンサバティブなテイストをおすすめする予定でした。

それは例えばこんなイメージです。

しかし骨格診断中、サロンにある洋服でコーディネートのご提案したとき、Mさまからこんな一言がありました。

「そこらへんのOLさんみたいな感じがしません?」

それを聞いた私は、その言葉が(とても良い意味で)胸に刺さりました。

そして『確かに!』と心から納得したのです。

ここでMさまの骨格やライフスタイルについて、少しご説明に加えておきます。

骨格はストレート。高級感がお似合いなのは間違いがありません。

また、お住まいの地域やお仕事のキャリア、ご家族のご様子などから、セレブ感のある方でいらっしゃいます。

さらに日本舞踊を習われていて、普段からお着物に慣れ親しむ生活が染みついており、帯については色を染める段階からオーダーされている、とのこと。

Mさまにとってお着物は、洋服を着るよりも楽というほどライフスタイルに浸透したものであります。

そんなわけで、私は確信をもって「Mさまには格式高いエレガントなスタイルをご提案しよう!」と心に決めていたのですが、。

しかし、「そこらへんのOL」という言葉からMさまの心情を察知し、これではいけない!とすぐさま方向転換を模索しました。

Mさまのお好みを頼りに、どんなテイストがいいのかと深く考えていきました。

Mさまとランチを取りながら、いろいろお話をしていく中で、ふと当日お付けになられていたピアスに目が行きました。

聞くところによると、とても気に入られていらっしゃるとのこと。さらに、事前に頂いていたお写真のお姿に、そのピアスを付けている様子が多々あったのを思い出しました。

それは、民族的、エスニックテイストの感じるゴールドピアスで、粋な要素とエレガントな要素のバランスがちょうどいい、Mさまに非常にお似合いのピアスでした。

『スパイシーでエキゾチック。。これがおしゃれのヒントになるかもしれない!』

それを念頭に診断を突き詰めていき、その後のショッピングレッスンで偶然に見つけた1枚のワンピースをきっかけに、やはりピアスのテイストである、エキゾチック、スパイシーなテイストに着地したのです。

イメージでいうと、こんな感じ。

もう一度、最初にご提案した格式高いベーシックなスタイルをご覧ください。

全然違いましたね。

ショッピングレッスン中に見つけたマリハのワンピースをお召しになられたMさまは、ストレートでありながら、都会的なおしゃれ感が醸し出されます。

リゾートな雰囲気の感じるマリハのワンピースは、リラックス感とその高級な素材によるセレブ感のバランスが良く、自由な遊び心とエレガントさもあり、格式高さがお似合いのMさまに全く引けを取らないワンピースでした。

色合いもパーソナルカラーにぴったりの明るいクリアなベージュで、お顔が明るく華やかに、そして品よくもあられました。

もちろんMさまご自身もワンピースを大変気に入られ、ご購入に至ったというわけです。

その時のMさまのご感想です。

Mさまからのご感想(※一部抜粋)

先程はありがとうございました。色々新しい発見があり、新鮮な驚きと納得する部分があり、有意義な1日でした。

あんなワンピースが、似合うとは、これまで素通りしていました。

これまでなら素通りしていた、、というお言葉からもわかるように、潜在意識の中でそのお好みはあったのでしょう。

けれど、ご自身で意識的に把握していなかったということなのだと思います。

こういったケースのように、いつもの自分なら選ぶことはなかったという「潜在的な好み」は、必ずどなたにもあるはずです。

そしてそれが、何かをきっかけに新たに発見できることがあります。

無意識に近い好みなので自分で探すのはたいへんかもしれませんが、長年悩み続けている自身が目指すべきファッションテイストの答えは、意外にもこんな潜在意識の中にあるものなのです。

ちなみにファッションテイストについて説明した記事はこちらです。

自分の個性や魅力を活かしたファッションスタイルが知りたい!という方は、ファッションテイストについて知っておくと良いですよ。

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②「似合うもの」はいったん離れて「好み」を優先する

アパレル業界歴20年以上、パーソナルスタイリストとして独立して2年が経ちました。

こんな私ですが、自分の装いにはさほど関心がないタイプでした。

ですが最近、自分のスタイリングをインスタで発信するようになると客観視するようになりました。

なんとも自分のファッションに納得がいかず、まさに今はこのような心情なんです。

自分にはどんな雰囲気のファッションが良いのかな・・

今よりもっと良いスタイルがあるんじゃないかしら。

自分の魅力を活かせるファッションスタイルを追求したい!

夫にこんな心情を漏らしたところ、良いヒントをくれました。

「似合うも大事だけど、スキというのがやっぱり一番なんじゃない?」

「まずは好きなものを集めて行って、ライフスタイルに合わせて精査していく感じなんじゃないかな」

ああ!そうでした!(笑)

スキというのが一番。本当にこれですよね。

お客さまにはお好みをしっかり把握したところで、それと「似合う」をマッチングさせて、パーソナルなスタイルをご提案するのですが、自分のこととなるとつい好みを忘れて、似合うってなんだろ、、と考えてしまっていました。

自分のことは客観視しにくいので、パーソナルスタイリストという職業をしていても、自分に似合うものが良く分かりません(笑)

わからないからこそ、「似合う」ということばかり考えてしまう、、そのため「好き」という大切な感性をどこかに置き去りにしていたのです。

この反省からやることが明確になったので、今後は理屈抜きで『好き』をたいせつに選んでいこうと、あらためて思ったのです。

「似合う」という視点は度外視して、ちゃんと「好きなもの」選ぶ。

「好き」は個性になるので、それこそが自己表現とも言える。

 

③「好み」を選ぶために、一切の妥協はしない

「好み」を選ぶのって、意外と難しいです。

「好み」のものが選べるようになるために、そのコツとしては、

『絶対妥協しない。』

これに尽きると思います。

私が経験したことをお話しすると、この度のサロンオープンの際インテリアを一人で全部決めたのですが、なにせインテリアの知識もセンスもありませんでした。

夜な夜な寝ずにネットサーフィンして、調べに調べて、とにかく「本当に好き」と思ったものだけを集めてみました。

妥協せずに集めた好きなものに囲まれた空間なので、とても愛おしくてたまりません。

私の経験のように、たとえインテリアの知識やセンスがなくても、好きという感性だけを使って妥協せずに集めれば、必ずゴールにたどり着けると思います。

それからもう一つ、お金を惜しまないことも大切です。

やはり良いものは高いということはあります。一概には言えませんが、ある程度はそのような傾向にあります。

「本当はAのほうが気に入ったけど、安いからBを選ぼう」というのは、せっかくの好みをやめて妥協することになってしまいます。

お金を使う(妥協?というか)勇気は必要です

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自分の好みで囲まれたサロンの空間にいるととても幸せです。

(僭越ながら)妥協しないストイックな経験は、私の中の1つの自信になりました。

ですからファッションが苦手な方でも、自分の中にある「好き」という好みを妥協せずに選んでいけば、必ずゴールに到達できると思います。

ぜひトライしてみて下さい。

ちなみにどれが似合うかな、、という視点が強い方、ブームになってしまっている方は、それが好みのものを選ぶための邪魔になりやすいので、似合うという視点からはいったん離れることをおすすめします。

自分の似合うは把握しにくいものです。ならば、「好み」をたいせつにしてみてください。

当記事のまとめ

ファッションで自己表現するためにたいせつな「自分の好み」

  1. まずは「潜在意識」の中にある「好き」に気が付こう!
  2. 「似合う」は第三者でないと分かりにくいし、これにとらわれると「好み」を忘れがちになる。似合うからはいったん離れて、「好き!」という感性を優先しよう!
  3. 「好きなものを精査」するために、「一切の妥協はしない」こと。また本当に好きなものならお金も惜しまないこと。

 

今回はここまで。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございます。