服の選び方(メンズ)

スタイルが良く見えるスーツの選び方2つのポイントを解説

スタイルが良く見えるスーツの選び方2つのポイントを解説

スタイルが良く見えるスーツが欲しい

足は短いし、マッチョでもないからイマイチおしゃれに見えない。

細身のスーツならスタイルが良く見えると思うんだけど、他にポイントはないかな?

今回はこんな疑問に答えます。

今回のテーマ

スタイルが良く見えるスーツの選び方2つのポイント。【オーダー編】

本記事を執筆しているのは現役ショップスタッフの鶴田です。

スーツに定評のあるブランドに勤務し、スタッフ向けにオーダースーツのスキルアップ勉強会の講師も経験している私。

そんなスーツのプロが解説する「スタイルが良く見えるスーツの選び方」解説です。

【オーダー編】と称していますが、既製品のスーツにおいても参考になるないようなので、体型に悩む男性、そしてスーツを検討中の男性は必見です。

 

スタイルが良く見えるスーツの選び方2つのポイントを解説

スタイルが良く見えるスーツの選び方2つのポイントを解説

以下の2つがスタイルを良く見せるポイントです。

  • がっちり体型はシングル・華奢体型はダブル・3ピース
  • ピークドラペルで小顔効果

過去、何十着とスーツを着てきましたが、そこで行きついたのがこの2つ。

これを実践すれば

  • 華奢な体型を男らしく見せる
  • がっちり体型をスリムに見せる
  • 大きな顔を小顔に見せる

事が可能となります。

 

スーツなんて細身に着れば、スタイルが良く見えるんじゃないの?

 

スーツの肝はサイジング。細身に着ることで体型をキレイに見せることは十分に出来ますが…。

ただスリムなスーツを着ている人なんて街にあふれているわけです。

なのに、「スタイルが良く見える人」「そうでない人」がいるのはなぜなんでしょう?

それはサイズとはまた別の意味合いで、自分の体型にあったスーツを着ている人・そうでない人がいるからです。

それにサイズの選び方なんて、お店に行けば店員さんが丁寧に教えてくれるわけで( 一一)

店員さんがお店で教えてくれる情報をこのサイト:ツルタズドットコムで解説してもしょうがない。

お店では教えてくれない、でも確実に有益な情報を今回はお届けします。

以下で詳しく解説しますね。

 

スタイルアップのコツ①がっちり体型はシングル・華奢体型はダブル・3ピース

Vゾーンが縦に長いと、縦長効果が強く、短いと逆に膨張効果を感じさせます。

ちなみにVゾーンというのはジャケットのボタンを留めた時にできるV字の胸の開きの事です。

シングルというボタンが縦に並ぶデザインの場合、Vゾーンが深くなるので、縦長効果が強く出る。がっちり体型の人が着ると体型をすっきり見せることが出来ます。

photo by https://www.beams.co.jp/feature/161114/

逆にVゾーンが狭いと膨張効果が強く出るので、華奢な体型の人が着ると、胸板が厚く見え男らしい頼りがいのある印象を獲得できます。

スーツのジャケットのデザインで最もVゾーンが狭いのが、ボタンが横に並んだダブルです。
恰幅の良い人が似合うイメージのあるダブルですが、実は華奢な人にこそ似あうのです。

私、176㎝あるのに体重が56キロしかありません。
そんな私でもジャケットがダブルになると、そんな華奢に見えないでしょ?

 

「ダブルはハードルが高い」

 

なんて方もいるかもですが、そんな人には3ピーススタイルをおすすめします。

スリーピースとは、スーツに共生地のベストを加えてスタイル。
ベストが加わる分、通常のスーツよりもVゾーンが狭くなり膨張効果を得ることが出来ます。

他にも3つボタンのジャケット(画像右)にすればスリーピースにせずとも、Vゾーンを狭くできますが…。


トレンド的にはジャケットは2つボタンがまだまだ主流。

photo by https://www.beams.co.jp/feature/161114/

華奢な人が体型をがっちり見せるには

  • ダブルのスーツ
  • スリーピーススーツ

を選ぶのが良いでしょう。

まとめると

  • Vゾーンが広いと縦長効果→がっちり体型がスリムに見える
  • Vゾーンが広いのはシングルスーツ
  • Vゾーンが狭いと膨張効果→華奢体型が男らしく見える
  • Vゾーンが狭いのはダブルブレストorスリーピーススーツ

という事ですね。

シングルスーツは最早どこにでも手に入るので苦労はしませんね。

ダブルやスリーピースに関しては、既製品よりもオーダーで注文しちゃった方が手っ取り早いかな?
とはいえ、既製品でもないわけではないし、実はファストファッションでも探せば見つかるので、既製品派の方もぜひ参考に。

既製品で見かけたら、買わなくてもいいでの試着だけでもしてみてください。
GUなら店員さんの目もないので試着しやすいはず。

体型が驚くくらいキレイに見えるのを体感しますよ。

 

スタイルアップのコツ②ピークドラペルで小顔効果

ピークドラペルとは、こういう先がとがった襟の事を指します。

photo by https://rootweb.jp/products/item9738/brand=28

で、一般的なのは下のノッチドラペル。

photo by https://www.beams.co.jp/feature/161114/

ラペルとは襟の事。

ピークドラペルとノッチドラペルは襟の形状そのものも違いますが、もっとも大きな違いは襟の大きさ。

ピークドラペルの方が一回りほど大きい作りになっています。

これが「小顔に見せる肝」です。

顔周りに小さな比較対象があると、対比で顔が大きく見えます。

逆に、顔回りに大きな比較対象があると、対比で顔が小さく見えます。

大きな襟のピークドラペルには小顔効果があるのです。

 

「女子じゃねーんだから小顔なんて…」

 

と思うかもですが、顔は全身のバランスを計るうえで非常に重要なパーツ。

顔が小さいと、

  • 顔:体長の対比で低身長でも背が高く見える
  • 顔:足の対比で実際は短足でも足長に見える

と全身をキレイに見せることが出来ます。

芸能人でもテレビだと手が高いイメージなのに実は低身長だった、なんて人いるでしょ?

アレって顔が小さいからなんです。

襟の形は、基本的にどこのオーダースーツ屋でも選べるので、スタイルアップしたい人はピークドラペルにすると良いでしょう。

ショップによってはノッチドラペルのまま太さだけ変えられるところもあるので、それも一つですね。
ノッチドラペルの場合、8センチ幅が今のレギュラーサイズなので、それよりも太めに設定すると良いでしょう。

ネットで調べると「ピークドラペルはパーティー用でビジネスには向かない」なんて書いてありますが…。

確かに昔はそうだったので、一概に間違いではありませんが、職場のドレスコードがどんどんカジュアル化している時代です。

今さら「襟が太くてけしからん」「なんだ!その尖がった襟は!!」なんて目くじらを立てる人もいないでしょう。

それにダブルのスーツの場合、ピークドラペルにするのがテンプレートです。

photo by https://www.pinterest.at/pin/516577019734166042/

上皇陛下は基本的にダブルのスーツをご愛用されています。つまりピークドラペル。
上皇陛下が公の場で着ているスーツがビジネスシーンにおいて失礼に当たるでしょうか?

ルールはルールで大切なのですが、時代は変わります。
時代に適した解釈をするのが、スーツにおいては大切ですね。

 

少しオーダースーツ寄りの内容ではありましたが、既製品でも適用できる「スタイルの良く見えるスーツの選び方」解説でした。

一つ一つは非常に些細な違いになりますが、スーツって基本的にデザインが決まりきったアイテム。

こんな小さい積み上げが大きな違いを生み、

「アレッ?今日はなんだかいつもと違うね。カッコいい」

「スタイル良かったんだね!!」

という相手からの一言を生み出すのです。

今回はここまで。

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