服にかけるお金がもったいない
なんで服にお金をかけなきゃいけないの?前に買った服が着られるから、それでいいじゃん。
でも、まったくオシャレに興味がないかというと、そんなこともなく…。
服にお金をかけられないけどオシャレをする方法が知りたい
今回はこんな疑問に答えます。
- 【洋服編】持ったいないお金の使い方を5パターン
- オシャレ≠身だしなみ。身だしなみにはお金をかけるべき理由
- お金をかけなくてもオシャレをする方法
本記事を執筆しているのは現役ショップスタッフの鶴田です。
ショップスタッフですが、ここ数年の年平均の購入着数は片手で数えられる位。
1点あたりのお値段はそこそこするので
- 一般の方からすればお金をかけているほう
- 洋服屋(もしくは服好き)の中ではお金をかけていないほう
という、悪く言えばどっちつかず、良く言えば「服にお金をかける派」「かけない派」どちらの言い分の理解できる立場ではないのでしょうか?
そんな「服にお金をかけるorかけない」問題を中立の立場から解説します。
なんで服にお金をかけなきゃいけないの?と思っている人は必見です。
【洋服編】持ったいないお金の使い方3パターンを挙げてみました

服を買う時のもったいないお金を使い方を3パターン挙げてみました。
服にお金をかけたくない人は、まず下記の3パターンをしないようにしましょう。
服にかけるお金を最小限に抑えることが出来ます。
パターン①バリエーションを求めてしまう
バリエーションを求めると、買う着数がどうしても増えてしまいます。
着数が増えれば、洋服代も高くついてしまいます。
週に2日の休日のために、6パターンのコーディネートが組める量の服は要らないでしょ?
- 仕事用の服は2~3パターンをローテーション
- 休日用の服は1~2パターンをローテーション
といった具合にワードローブの定員を先に決めてしまいましょう。
服の数(=バリエーション)が少ないと、
- 服の数が必要以上に増えないので洋服代を削減できる
- 朝のコーデ決めに迷わない
- クリーニングなどのランニングコストが少なくて済む
というメリットがあります。
パターン②服「単体」を見て、購入を決めてしまう
単品で見た時に、どんなにステキな服でも
- 手持ちの服に合わない
- そもそも着ていく場所がない
と箪笥の肥やしになってしまいます。
気になる服が見つかったら
- 手持ちの服に合うのか?
- どんなTPOで使えそうか?
とコーディネート単位・ライフスタイルとの相性を踏まえて検討するようにしましょう。
箪笥の肥やしにならない買い物が出来る事でしょう。
パターン③用途ごとに服を買ってしまう
例えば、
- 仕事用の服
- 子供と遊ぶときの服
- 授業参観に着ていく服
- スポーツをする時の服
といった感じ用途ごとに服を揃えると、どうしてもたくさんの服が必要になってお金がかかってしまいます。
2つ以上のTPOで兼用が出来る服を揃えましょう。
例えば
- オフィスカジュアルの服&授業参観の服
- 子供と遊ぶ服&スポーツをする時の服
といった具合ですね。
とりわけ、最近はビジネススタイルがカジュアル化しているので仕事用の服を「カジュアルにも着回す」というのが容易な時代。
仕事用の服は休日にも着回せるものを選びましょう。
1着2役をこなせる服がを増やせば、少ない着数で日常のTPOに対応できます。
つまりたくさん服を揃える必要がないので、洋服代を節約できます。

オシャレ≠身だしなみ。身だしなみにはお金をかけるべき理由
身だしなみにはお金をかけましょう。
おしゃれである必要はありませんが、清潔感を感じさせる服装をすることは大切です。
清潔感がないと、周りの人に不快感を与え、巡り巡って自分の不利益になります。
服にお金をかけるのがもったいないと考えている人は、清潔感がかけた服装をしている傾向にあります。
こんな方は、同じ服を5年くらい着ていることがほとんど。
そしてほとんどの人が「まだ着られる」「ぜんぜん型崩れしない」と口をそろえて言います。
そんな人を仕事柄たくさん見てきました。
ただハッキリ言わせてもらいます。
「その服(or小物)、クタクタですよ」と。
毛玉になったセーター。

膝が出てしまったパンツ。

チョット背伸びをしただけでお腹で見えてしまう位に着丈が縮んだTシャツ。

茶色く変色してしまったコート。

確かに物理的には着られるかもしれませんが、「清潔感を感じさせる服装」としてはとうに寿命が尽きてしまっています。
「イヤ、ほんとにまだまだ着られるんだ!!」
時折、「これ、ほんとに5年以上使っているんですか?めちゃめちゃコンディション良いですね」と思わず唸ってしあうような物持ちの良い人がいるのも事実です。
とはいえ、そんな人はごくわずか。
試しに自分の服装を自撮りしてみてください。自分を客観視することが出来ます。
自撮り画像を見て
- 清潔感を感じれば、「物持ちが良い人」
- 清潔感を感じなければ「ボロを着ている人」
です。
後者の人は新しい服に買い替えましょう。
別に高い服である必要はありません。ユニクロでもGUでもファストファッションで構いません。
値段ではなく「新しい」つまり「清潔」であるかどうかが重要なのです。
ストイックにオシャレを追い求める必要はありませんが、身だしなみにはお金をかけましょう。

お金をかけなくてもオシャレをするたった一つの方法

「セットアップ」を着こなしに取り入れましょう。
セットアップは
- いろいろなTPOで使えるのでコスパ○
- 簡単にオシャレに見える
- 手ごろな値段で手に入る事が出来る
というのがおすすめの理由です。
セットアップ≒スーツなので仕事はもちろんの事。

インナーをカットソー・足元をスニーカーにすれば、トレンドのカジュアルセットアップスタイルになります。

加えてセットアップは、
- ジャケットのV字の開きが胸板を厚く見せ、男らしく見せてくれる
- 腰を覆うジャケットの着丈が腰の位置を隠してくれて短足カバー
- 上下で同じ色なので縦長な印象で体型をスラリと見せてくれる
と体型をキレイに見せるスタイルアップ効果が高いアイテムです。
しかも上下の組み合わせが決まっているので、コーディネートが簡単。
つまり簡単にオシャレに見せることが出来ます。
「でも高そう」
なんて思うかもですが、GUのセットアップならわずか8000円。


これ当サイト:ツルタズドットコムではしつこいくらいオススメしてますが、ほんとに良品。
ヘタな3万円のセットアップを選ぶくらいなら、私はこっちを選びます。
それっくらいの良品。
セットアップ初心者や服に「お金をかけられないけどオシャレをしたい」という方ほど、ぜひ着こなしに取り入れてみてください。
簡単にオシャレに見えるだけでなく、ビジネスにもカジュアルにも使えるのでアレコレ服を買わなくてもよくなりますから。
お金をかけずにオシャレをするなら「セットアップ」を着こなしに取り入れましょう。
今回はここまで。
「服のもったいないお金の使い方」解説でした。
最後まで読んで下さりありがとうございます。

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