服の紹介(メンズ)

ユニクロの新作アウター良質な3点をショップスタッフがレビュー

ユニクロの新作のアウターが知りたい

手頃で質の良いアウターが欲しい

今回はこんな疑問に答えます。

今回のテーマ

ユニクロの新作アウター良質な3点をショップスタッフがレビュー

本記事を執筆するのは現役ショップスタッフの鶴田です。

アウターだと手頃な物でも3万円・高い物だと10万程度のアウターをメインで扱っています。

上質なアウターを知っているショップスタッフの審美眼で語る「ユニクロの秋の新作アウターレビュー」です。

手頃で良質なアウターが欲しい方は必見です。

 

ユニクロの新作アウター良質な3点をショップスタッフがレビュー

今回レビューするのは以下の3点です。

  1. ハンティングジャケット
  2. コンフォートブレザー
  3. ツイードコート

 

レビューの前に今回の評価基準を説明すると、ずばり「コスパ」です。

具体的に言うと

  1. 値段に対して高品質であること
  2. 着回しが効くこと=高頻度で使える事

の2つです。

①は言わずもがなですが、②を解説しますね。

服はたくさん使うほど、

買った金額÷使った回数=1回使う辺りの金額

が安くなります。

これも立派なコスパです。

つまり、

  • 値段に対して高品質
  • オンオフ兼用使える服
  • オールシーズンもしくは3シーズン使える服

が本記事において、高評価されるわけです。

 

評価基準が明確になったところで、以下で各アイテムのレビューをしていきます。

 

高評価①ハンティングジャケット

こちらのジャケット。「価格に対しての品質」がま~素晴らしい。

だって5万のアウターの品質をそのままにパクっているんですから。

バブアーという5万円程度のハンティングジャケットがあるのですが、もうほんと驚くくらいそっくり。

上の画像がバブアーで、下の画像がユニクロのハンティングジャケット。
笑っちゃうくらい一緒でしょ(笑)

photo by https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E428990-000/00?colorCode=COL59

デザインを真似る程度だったら、安かろう悪かろうなブランドでも出来る事ですが、ユニクロのハンティングジャケットは品質もかなりニアなレベルに仕上がっています。

バブアーは生地に油を染み込ませて、水を弾くようになっています。
油が染み込んでいるために、生地の表情の少しヌメッとした艶のある表情をしています。

photo by https://www.japan.barbour.com/contents/special/20181011

ユニクロのハンティングジャケットも油こそ染み込ませていないものの、かなり似た生地感。

油を染み込ませた生地(=ワックスドクロス)のようなヌメッとした手触りに、艶のある生地感。
しかも本家同様の撥水機能まで持ちあわせている。

photo by https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E428990-000/00?colorCode=COL59

私、本家のバブアーを持っていましたが

  • デザイン
  • 素材

ともに本家に遜色ないクオリティー。

またバブアーを着たくなったら、本家じゃなくてこっちがいんじゃないかな?と思えるくらい。

さらに、こちらのバウアー…じゃなかったユニクロのハンティングジャケット。

スーツやジャケットの上にコートとして着ても、スーツやジャケットの着丈がギリギリ隠れる長さ。

つまり仕事用のコートとしてもこんな感じで着られて。

休日はニットやシャツの上に着られるオンオフ兼用のアウター、という訳です。

photo by https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E428990-000/00?colorCode=COL59

と、ここまで手放しで賞賛してきましたが、実は購入を見送りました。

理由は3シーズン使えない事、にあります。

バブアーにせよ、ユニクロのハンティングジャケットにせよ、この手のアウターは襟にコーディロ素材を使っているのが特徴です。

photo by https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E428990-000/00?colorCode=COL59

コーデュロイって、秋冬のイメージが強い素材。

photo by https://www.kiji-kiji.com/?pid=145393389

春に着ると、どうしても「季節遅れ」感が出てしまいます。

せっかく薄手の生地なので私としては、

  • 薄着で春・秋
  • 重ね着して冬

の3シーズン使えればよかったな。

とはいえ、これだけの品質のアウターが6000円で買えちゃうんだから、格安の良品には変わりはありません。

 

別に3シーズンの使用にはこだわらない

 

そんな人にはメチャメチャおすすめの1着です。

 

高評価②コンフォートブレザー

photo by https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E425423-000/00?colorCode=COL69

こちらのブレザー、ユニクロお得意の

見た目は高級ウール生地なのにイージーケアの化学繊維素材

で作られています。

百貨店に並んでいる5万円のブレザーと比べても、見分けがつかない人も多いんじゃないかな?

通常、スーツの生地を連想すると分かりますが、上質なウール生地って

  • シワになりやすい
  • ヘビーユースするとテカリが出る
  • 洗濯はドライクリーニング必須

と見た目は高級感があって大人っぽいのですが、扱いが難しいのが難点。

それに対して化学繊維は

  • シワになりにくい
  • 丈夫
  • 家庭洗濯できる(場合が多い)

という扱いが楽な素材。

化学繊維を使いつつ、高級ウールのような表情を持つこちらの素材は、高級感とイージーケアを両立するハイブリット素材なのです。

加えて、こちらの素材は年を追うごとに進化しているように感じます。

つい2年くらい前までは見た目は高級ウールと遜色ないのですが、触ってみるとウールというよりは、チノパンのようなゴワゴワした手触りでした。

ですが今年の生地は手触りまで、かなりウールライク。

一昔前までは「安かろう、悪かろう」だった化学繊維をこのレベルまで昇華しているのは、ユニクロの素材開発力はハンパじゃないですね。

 

さらに秀逸なのはデザインです。

近年、”ノームコア”と呼ばれるシンプルなファッションが至上だったトレンドが終焉。

装飾的な、「ちょっとデザインが入ったアイテム・アクセントのある着こなし」がトレンドとなっております。

そこで今回のブレザーです。

まずはメタルボタン。アイテムのアクセントを加えてくれているのが分かりますね。

photo by https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E425423-000/00?colorCode=COL69

さらに注目なのはポケット。

パッチポケットという、外から張り付けたようなデザインに、「フラップ」という上蓋もついたデザイン。

このポケットって、「ブルックスブラザーズ」と「Jプレス」とかジャケット1着5~8万クラスのアメリカの老舗ブランドじゃないとあまり見かけない形状。

あまり見かけないデザイン≒非シンプル、つまり着こなしにアクセントを加えてくれるデザインです。

  • 高級ウールライクな素材
  • メタルボタン
  • フラップ付きのパッチポケット

なんていう普通だったら8万くらいは見積もらないと手に入らないジャケットが6000円ですから、驚きのコスパと言えるでしょう。

 

とはいえ、こちらも実は購入を見送りました。

洋服屋の私として、「装飾性のトレンド」をさらに進んで、ダブルブレストのジャケットが欲しかった。
ダブルの方が横にボタンが増え、デザイン的にも装飾性が強くなりますからね。

シングルブレストだと「お客様の先を行く洋服屋」としては、ちょっと物足りないのです。

とはいえ、「さりげなくトレンドを取り入れたい」なんて方はシングルブレストの方が向いているでしょう。マストバイですよ。

 

高評価③ツイードコート

photo by https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E432124-002/00?colorCode=COL69

 

 

「なんだよ。レディースじゃん」

 

と思うかもしれませんが、チェスターコートってそもそも男性がスーツの上に着るためのオーバーコートがルーツ。

サイズさえ合っていれば、レディースものだろうが男性が着ても全く違和感を感じさせません。

だいたいいつもサイズよりも1~2サイズアップすれば、サイズ的には問題ないかな。

だまされたと思って着てみてください。6~8万円くらいのコートにも負けないですよ。

素材感・デザインともに1.5万円のコートじゃないですよ、コレ。

まずはデザイン。

こちらのコート、ダブルブレストとなっております。

photo by https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E432124-002/00?colorCode=COL69

冬になれば、チェスターコートかダウンを着た男性しか見当たらない位、チェスターコートは男性ファッションの定番。

とはいえ、チェスターコートを着ている男性の9割9分がシンブルブレスト。

ダブルブレストにするだけで周りと大きく差別化することが出来ます。

加えて、近年はセットアップスタイルを代表するように、フォーマルライクなアイテムがトレンドとなっております。

phot by https://www.fashion-press.net/collections/gallery/46276/798235
photo by https://www.fashion-press.net/collections/gallery/58881/1022114

シングルブレストよりも重厚感を感じさせるダブルは、フォーマルライクなアイテムであり、トレンドとも合致します。

 

…なんですが、ダブルのチェスターコートって高い。アローズとかで7万くらいの予算を見ないと買えないことがほとんど。

なのにユニクロでは1.5万円。これだけで値段の倍以上の価値があります。

 

加えて2万円アンダーのツイードは、どうしても安っぽくなりがち。
生地の質感がボソボソ・バサバサした質感のモノがほとんどです。

100均に売っているハリスツイードのポーチみたいな感じですね。

photo by https://plaza.rakuten.co.jp/hokuomodern/diary/201701180000/

ツイード自体そもそも、ガサガサ質感の生地なのですが、それを踏まえても2万円アンダーのツイードコートとなるとあまりに安っぽい質感のモノが多いのが現状です。

ところがユニクロのツイードコートの質感はとてもソフト。

ツイード本来のガサッとした質感も持ち合わせつつ

  • しっとり
  • 艶のある風合い

のモノを使っています。

これ、ユニクロ以外のブランドがこの生地を使ってコートを作ったら、5万はくだらないんじゃないかな?

ホントそれくらい高級感を感じる素材です。

これが1.5万で買えるなんてほんとに良い時代ですよ。

 

でもね。私はこのコートも買うのを見送りました。

ウールのコートって冬に暖かいのは良いのですが、春に着るとちょっと「季節遅れ感」が出てしまいます。

最初にレビューした「ハンティングジャケット」と同じ理由ですね。

photo by https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E428990-000/00?colorCode=COL59

やっぱりコートは秋・冬・春の3シーズンは着たい。だから冬物感が強いツイードコートの購入を私は見送りました。

 

でも、ウールのコートの重厚感はやっぱり男らしくて魅力的なのも事実。

これぞ「メンズ」的な重厚感を取るのか?

3シーズン着用できるコスパを取るのか?

前者に価値を感じる方に「ツイードコート」はおすすめです。

 

以上、ユニクロの秋の新作おすすめアウターの回でした。

最後まで読んで下さりありがとうございます。