「今年はどんなコートが流行っているのかな?」
こんな疑問に答えます。
【トレンド解説】2020年秋冬に買うべきコートの特徴4つ
本記事を執筆しているのは、現役ショップスタッフの鶴田です。
コートって面積が大きくインナーもさほど見えなくなります。
つまりコートさえオシャレならば、他はそこそこでもオシャレに見えてしまうのが冬のファッションです。
そんな冬のおしゃれを左右する重要アイテムの「コートのトレンド解説」です。
年末年始で何かとイベントごともある冬。人目に触れることも多いでしょう。
今年の冬こそオシャレになりたい、そんな方は必見です。
【メンズトレンド解説】2020年秋冬に買うべきコートの特徴5つ

以下の4つのポイントの内2つを押さえたコートがおすすめです。
- ロング丈
- ビッグシルエット
- ウール素材
- パターンドパターン
- カラードコート
2020年秋冬のトレンドは
- ドレスライク
- 装飾的な物
に傾いてきている傾向にあります。
詳しくは【2020秋冬】メンズファッションのトレンド解説!流行りの服は何?の記事で解説しています。

そのトレンド傾向に合致するのが、上記5つのポイントです。
以下で詳しく解説します。
トレンド傾向①ロング丈
長い着丈はトレンドである「ドレスライク」な印象を強く感じさせます。
テーラードジャケットとブルゾンの着丈を比べると理解できますが、
着丈は長いほうがフォーマルな印象を感じさせるのです。


コートも着丈が長いほうがより、ドレスライクな印象を強めることが出来ます。
コートの”長めの着丈”の目安は「膝」です。
- 膝よりも上の位置に着丈が上なら短め。
- 膝にジャスト~膝下くらいの長さが長め
になります。
175㎝55キロの私のような体型の場合、カラダの横幅にサイズを合わせると、S~Mサイズが適合サイズになって、どうしても着丈が短くなってしまうのですが…。

そんな場合は、膝上センチくらいまでは「ロング丈」と解釈しても良いと思います。
「トレンドの服も気になるけど…着丈が長いと電車で座るときとか、雨の日とか邪魔なんだよな」
という方もいるかと思いますが、TPOによって
- トレンドを重視するコート
- 利便性を重視するコート
の2着を着分けるのも良いんじゃないでしょうか?
流行を取り入れて、周りよりも半歩おしゃれなファッションを楽しむなら「長めの着丈」のコートが2020年はおすすめです。
トレンド傾向②ゆったりシルエット
ゆったりとしたシルエットは、トレンドを感じさせるシルエットです。
ゆったりしている分、布の分量や服自体の存在感が増すので、細身のシルエットと比べてトレンド傾向である「装飾性」を感じさせます。
似たようなデザインのコートでも細身の服と比べると、ゆったりしているほうが服の存在感が強いのが下の画像から理解できるはず。


「ゆったりした服は、どうも抵抗があって…」
そんな方は
- ラグランスリーブ
- ドロップショルダー
のコートがおすすめです。
ラグランショルダーとは袖と肩のつなぎ目がないデザイン。

ドロップショルダーは元々、肩の線が落ちるように作られたデティールの事です。

どちらのディティールも肩がゆったりと見えるのが特徴です。
細身の服でも、肩が上記のデザインだとゆったりとした印象を演出できるので、服全体がゆったりしているのが苦手な人でも抵抗なく着られるはず。
今年のコートはゆったりシルエットを選びましょう。
トレンド傾向③ウール素材
ウール素材は、トレンドの「ドレスライク」な雰囲気を演出してくれます。
コットン素材が使われるトレンチコートやステンカラーコートは元を正せば軍服です。

今でこそ仕事用のコートとしても通用しますが、歴史をさかのぼればカジュアルウェアの一緒です。
逆にウール素材のコートの代表格であるチェスターコートは、フォーマルウェアとしても使われる最も格式高いコート。

つまりコートの素材のフォーマル度はウール>コットン・ポリエステルとなるのです。
トレンドの「ドレスライクなコート」を選ぶなら、ウール素材が最適というワケ。
ウールのコートと言えば、数年前ならドレスライクなデザインは、チェスターコートで、あとはダッフルコートやピーコートのようなカジュアルなデザインのコートばかりでしたが…。
今期は
- チェスターコートに加え
- ステンカラー
- トレンチコート
など幅広いデザインの中からお気に入りの1着を選ぶことが出来ます。


素材にトレンド感を出したいなら、今年はウール素材1択です。
トレンド傾向④パターンドコート
パターンドコート、つまり柄物(パターン)のコートがトレンドです。
着こなしに装飾性を加えることが出来ます。
例えば、グレンチェック

ヘリンボーン柄。
ヘリンボーンのコート自体は比較的ベーシックな柄なので、大ぶりなヘリンボーンを選ぶと装飾性が際立ちますね。

「柄物はちょっと苦手で…」
という人にはガンクラブチェックがおすすめです。

遠目で見ると無地ライクに見えて、4~5メートルくらいの距離感になると柄の印象が強くなるので、柄物ビギナーにもチャレンジしやすいことでしょう。
ついつい無地を選びがちなコートですが、周りの人よりも少しオシャレになりたい人が柄物にチャレンジしてはいかがでしょうか?
トレンド傾向⑤カラードコート
カラードコートとは色物のコートの事です。こちらもトレンドの一つ。
コートって服の中でも割と高級な部類に入るので、合わせやすい暗い色を選びがちです。
色物のコートを選ぶことで周りよりも装飾的な印象を演出できます。
とはいえ、赤だの青だのカラフルなコートを選ぶ必要はありません。
ベージュだったり。

ブラウンだったり。

カーキだったり。

「普通に着ている色だけど、そういえばコートだと持っていないな」くらいの感覚の色で十分です。
コートってだいたい
- 黒
- 紺
- 暗めのグレー
を選びがち。
これくらいのちょっとした違いで、周りよりもちょっとおしゃれな印象を作ることが出来るのです。
これくらいの色味なら「色物はちょっと…」という方にもチャレンジしやすいのではないでしょうか?
今年のコートは色を少し遊んでみましょう。
以上、2020年秋冬におすすめのトレンドコートの特徴5つでした。
今年のコート選びの参考になれば幸いです。

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