スタイリストでミニマリスト、ミニマリストでスタイリストの鶴田です。
つまりミニマリストである私の仕事が、パーソナルスタイリストということです。

ミニマリスト歴は8年目になろうとしています。
さて、ミニマリストについて語ります。非常に愛してます。ミニマリストでありつづけ、そして極めたいです。
ミニマリストは賢く生きるための知恵

一般的にミニマリストというと、
- 物が少ない
- シンプルなインテリア
- モノトーンのファッション
といったことが頭に浮かびます。
私の実際の生活も確かに物が少ないですが、それには明確な理由があります。
その理由は、
物を厳選して買っている。
というです。
特に服。ファッションの仕事をしているので、服に妥協は許しません。少しでも頭の隅っこに引っかかるセンサーが働くときは、買うことをいたしません。
妥協はしない。だからものが減る、というか増えない。のです。
物を厳選して買う、妥協をしないことにはたくさんにメリットがあります。
例えば、
- 物が少ない生活が送れる(空間が片付く、時短、など)
- 審美眼が養われる(美意識を持つ)
- お金のむだ使いをしない
特に②です。審美眼、美意識は必要です。
少数精鋭にするために物を厳選して買うように心がけていくと、いつのまにか審美眼を養うことができます。目利きができるようになれば、買い物の失敗がなくなります。
限りあるおしゃれの予算を無駄にしたくはありません。物を厳選して買うことができる審美眼を養うことは、賢く生きる知恵につながります。
ミニマリストの美しさを知る

ミニマリストは美しいー。その理由を述べます。
私のミニマリズムの原点は、老子です。あくまで私の考え方ですが、老子の「足るを知る」「自分を大事にする」という精神がミニマリズムに通ずると考えています。
老子の本を読んでいると、今の時代に合った心の在り方を象徴しています。欲に駆られたり自信を無くしたり不安に溺れそうなとき、人としてあるべき姿や原点に立ち返ることができきます。
情報にまみれて心がざわついてくると、その心のありようが表情や態度に表れてきます。そして客観的に自分を見ることができなってしまいます。
でも老子の本を読むと、また気づき、また気づき、、心が浄化されます。今の時代、心のお掃除は必要不可欠だと感じます。
心が浄化されると表情や態度も変わります。すると仕事の姿勢や家族や人とのコミュニケーションが変わり、結果として生き方が変わります。
老子の教えはミニマリズムです。とても美しいです。
ミニマリストの美しさを楽しむ

心美しく・美しい生活をして、身も心も清らかでありたいので、洗練されたものに囲まれたいとつねに願っています。
ただでさえいろいろな情報が入ってきて心がざわつくことがある時代。そんな中、物が散らかり汚れた部屋では心も荒んできます。目から入る情報で心をざわつかせては、いつか苦しくなります。
目から入るものが洗練されていれば、心がやすらかでいられます。人にやさしくなれます。まずは身の回りを美しく整えて、静寂さを保ちたいものです。
そのため私は毎朝掃除をします。朝起きたら窓を開け、布団を上げて畳をほうきで履き、ほこりを外へ出します。
そのあと床の雑巾がけです。雑巾がけで静かに黙々と身体を動かすと、まるで瞑想の世界です。何も考えずに無心に浸ることができます。
そして最後に取り切れないゴミを掃除機で吸い取ります。(基本は雑巾でほこりを取っています)掃除機は音がうるさいですし、毎日かけると電気代がかかるので、たまにしかかけません。(ケチな感じもしますが)
ミニマリストだから節約しようと意識をしてやっているわけではないのですが、やっている行為は倹約そのものですね。(笑)
こんな風にミニマリストは質素なイメージがあります。ですが私は雑巾がけを無心に浸るため(瞑想するため)に楽しんでいます。
ミニマリストは質素なだけではなく、そこに美しさもないとつまらないものになります。「美しさを楽しむ」ことに醍醐味があると思います。
ミニマリズムは衣食住すべてに通ずる

わが家では「おだやかな生活」のもととなるミニマリズムを、衣食住のすべてに当てはめています。
①衣(ファッション)
着数は少なく厳選して少数精鋭に。こんな生活も夫婦で8年目を迎えようとしています。
おかげで目標にしている「ファッションにおける洗練」の土台は、できていると思います。
朝着るものに迷って時間をロスしたり、着るものが何もない!と落ちこんだりなど、、ファッションに関する悩みは一切ありません。お金や時間を無駄にすることもありません。
ファッションに悩みがないと、心おだやかな生活を送ることができます。とても幸せです。
②食
パルシステムでいつも同じ食材を購入し、1週間の献立はほぼ同じ。
たまに外食とか実家から届く食材によるバリエーションもありますが、食事の準備はパターン化して、気楽にできるようにしています。
仕事の疲れから家事の負担でイライラしないで済みます。「子育てと仕事の両立」をはかるためにも、子どもにやさしくあるためにもシンプル単純に。
③住
持ち家にこだわらず、今の家族のスタイルにあった家を賃貸で転々とする。これが7年かけたわが家のスタイルです。
マイホームは3回買い替えると理想の住まいに近づく、と聞いたことがあります。私は一切の妥協はしたくありません。理想の家が欲しいのです。
理想の家を賢く選ぶために、持ち家にすることはできないというのがわが家の結論です。
このようにミニマリズムは衣食住、ありとあらゆる人生で役に立ちます。
私の目標はミニマリストとして生きていき、衣食住のライフスタイルすべてを洗練させていくこと。そのためにも心を美しくありつづけることが大切です。
とはいえ、年を重ねれば自然と素敵になるわけではありません。それよりも大人になればなるほど心は汚れていくように思います。
そして大人になったいま、誰かが私を躾けてくれるわけではありません。
自分を躾けるということはとても難しいですが、美しく生きる上でとても大切だと考えています。
以上私にとってミニマリズムは、自分を躾ける上でとても大切な考え方であり、賢く生きていくためのたいせつな知恵となっています。

装いは生きざまが表れる。つまりファッションは人生です。
装いに自信が持てると、人生も堂々と立ち振る舞うことができます。
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