コラム

なぜ、洋服を選ぶ「目利き」と「組み合わせる力」が必要なのか

パーソナルスタイリスト鶴田です。

業界歴20年超、夫婦でミニマリスト歴9年目、さいたま大宮駅徒歩5分にあるパーソナルスタイルサロンを主宰しています。

今回はお客さまからいただいたお声をご紹介しながら、洋服を選ぶ「目利き」「組み合わせる力」について深堀ります。

 

以下、お客さま(Kさま)より頂いたお声です。

鶴田さん、インスタ見ました!

診断後、皆さまスタイルアップしたり、顔色トーンアップしたり、幸せになってサロンから帰られる様子が伝わりました。才能を生かされたお仕事で、とても素敵ですね。

さて、鶴田さんの影響で興味が広がり、日経新聞の文化欄「私の履歴書」で、山本耀司氏の連載を読んでいます。

記事から山本氏の生い立ちを知りました。戦争で父を亡くし、小さいうちは茨城大洗町の親戚の家で世話され、学童期は実家、新宿花園町に構える洋装店の母の仕事場を見て育つ。母の期待に応え慶應大学卒業するも、就職欲が沸かず、家業を手伝える文化服装学院入学。在学時、4大卒男性ということで教師の勧めで、縫製等の実技からデザイン科へ転向。以降、新人デザイナーの登竜門と呼ばれる装苑賞受賞と才能が花開いていく、という流れです。

父は、山本氏が生後10ヶ月の時に35歳で召集され、太平洋戦争末期のフィリピンルソン島で戦死。遺骨も遺品も無かったそうです。父の死の理不尽さに対する世間への激しい怒り、母の生業への愛着と畏怖といった、満たされない思いが創作原点なのだと思いました。

連載を読み切ったら、ワイズを初めて覗いてみようと思います^ ^

また、連載13回め、プレタポルテはギャンブル、という売り手の想いを書いている箇所が印象に残りました。以下、引用します。

“オートクチュール(高級注文服)からプレタポルテ(既製服)へ――。モードの新たな潮流はパリに遊学した経験からよく分かっていた。だが大量生産・消費が前提のプレタポルテはリスクも伴う。まだ売れるかどうか分からない段階で素材を仕入れ、コストや手間をかけて商品を生産する。先行投資が欠かせない。商品が売れ残ればそれが損失になり、状況次第では資金繰りが悪化しかねない。
まさにギャンブルである。“

私は、自分に合う服がないと日々悩んでいますが、これは大量生産から生まれた悩みなんですね。売り手からすると、売れるか分からない服は作れない。買い手からすると、平均から外れる疎外感と、沢山売っていてもピッタリこない孤独感と、真似しても着用モデルよりは素敵になれないモヤモヤ感の連続です。

そこで、大量の物のなかから取捨選択する目利きと、組み合わせていく力が必要になります。

こちらのサロンでは、業界での経験量、根拠ある筋道立った知識、的を絞った説明、メンターになって頂ける永年サポートと、物凄い強みが揃っています。そこが、他サロンとの違いだと、思っています。

いつも支えていただき、ありがとうございます!!秋らしく過ごしやすくなってきましたね、季節の変わり目で体調崩しませんように。ご家族さま皆様、お元気でお過ごしください。

 

なぜ、洋服を選ぶ「目利き」と「組み合わせる力」が必要なのか

私は、自分に合う服がないと日々悩んでいますが、これは大量生産から生まれた悩みなんですね。売り手からすると、売れるか分からない服は作れない。買い手からすると、平均から外れる疎外感と、沢山売っていてもピッタリこない孤独感と、真似しても着用モデルよりは素敵になれないモヤモヤ感の連続です。

そこで、大量の物のなかから取捨選択する目利きと、組み合わせていく力が必要になります。

(Kさまより頂いたお言葉から抜粋)

 

洋服を選ぶ目利きと組み合わせる力が必要な3つの理由

  1. 平均から外れる疎外感をなくすため
  2. ぴったりこない孤独感に負けないため
  3. 素敵になれないモヤモヤ感を克服するため

順番にご説明します。

平均から外れる疎外感をなくすため

世の中の平均的ファッションから外れると、選ぶ服が限られてきます。

好みに合わない、いまいち満足できない、、だからといって自分で作るわけにいかないのが服です。平均的な服で妥協しようとすれば、自分らしさ(個性)がなくなるようにも感じます。

平均的な服で満足できれば手軽に買える服も、自分の好みを鑑みれば不便さが出てきます。ですから、自分なりの服の選び方(考え方)が大切です。

これは生きるためのスキルと言える

こんな人生を送りたい、でも現実はなかなか思い通りにはならない―。そんな時、誰しも努力をする、考え方を改める、他の手段を試みる、、などと行動するのだと思います。

少しでも自分らしいファッションをしたい―。では、どうやって自分らしいファッションをすればよいのでしょうか。

お客さまのお声にある通り、さまざまな障害があるなかで、服をどうやって選び取り、どうやって組み合わせるのか、洋服を選ぶ「目利き」と「組み合わせる力」というスキルが必要になってきます。

これはもはや、生きるためのスキルと言ってもいいかもしれません。

自分らしいファッションを自信を持ってするためには、自分なりの洋服を選ぶ基準と組み合わせ方を知ることが必要。

 

ぴったりこない孤独感に負けないため

「今日は洋服を買うぞ!」と、1日お店をぐるぐるまわっても、「何も買うものがなかった。。」とがっかりすることはありませんか?

ご自身に似合って好みや予算にもマッチする服に、すぐに出会えるものではありません。それでも、がっかりする必要はありません。

妥協して買ってしまう結果、失敗してしまう確率があがってしまいます。

とにかく、すぐに買わないこと

満足する服に出会うためには、すぐに買わないことです。そもそも洋服は1日で決めようなどと思わないほうが良いものです。

どんな服を買おうか入念に計画を立て、商品のリサーチをしてイメージを固めてからお店を見て、いくつかの商品と比較・検討します。

今日は何も買うものがなかった時、「今日は何も買うものがなかった。買わないで済んだぞ!」と自分を褒めて喜びます。そして、世の中の平均に満足しない自分のセンスに誇りを持ち、自分の目利きを養うことを楽しみます。

ピッタリこないのは、孤独感ではなく審美眼と捉えると誇りになります。自分を満足させてくれる洋服はすぐには見つからないという前提のもと、目利きを養うことを楽しみます。

 

素敵になれないモヤモヤ感を克服するため

ファッションを見せて購買意欲を高めるモデルを生業にしている方は、素敵に見せるのが仕事。

そしてモデルのように外見が整った状態で着る服は素敵に見えやすい。

同じ服を無骨なわたしたちが素敵に着るためには、その無骨さを活かしたりマイルドにカバーしたりしながら着ることが必要かもしれません。

自身の無骨さはアートだと思って

ちなみに、ここで言う無骨とは自分が思っている短所や自信のないところのことです。とはいえ無骨さに対してマイナスな感情を抱かずに、素直に生きて行けばよいのだと、私はいつでもそう思っています。

無骨さはアート。アートって素敵です。

無骨さを愛して、自身を好きなもので飾り付け、そして品よく生きていきたいものです。

ファッション(おしゃれ)はアートなんじゃないかな。|鶴田淳子|note(ノート) https://note.com/fashionstyle/n/n0485f4e13d93

 

 

素敵に見せるための服の着方や組み合わせ方は、人によってさまざまです。同じようにならないのが人生、服もおなじです。

自分が素敵に見えるための服の選び方組み合わせ方を知ると、素敵な誰かと比べた時にモヤモヤした感情を抱くことなく、武器になってくれます。

 

洋服を選ぶ「目利き」と「組み合わせる力」を養うための考え方

  1. 平均から外れる疎外感
  2. ぴったりこない孤独感
  3. 素敵になれないモヤモヤ感

この3つの不安をなくすために、

  1. 洋服の選び方
  2. 組み合わせ方

この2つの考え方が必要です。

では実際に、具体的な考え方をご紹介いたします。

  1. 骨格診断・パーソナルカラー診断で似合う洋服を知る
  2. ライフスタイル(TPO)に合わせた服の選び方を知る
  3. おしゃれに見える組み合わせを知る

 

似合う洋服を知る

骨格診断やパーソナルカラー診断で、似合う服の色や形を知ることは、服選びの基準になります。

こういう服を選んだらいい―。という地図になりますから、あてのない旅にならずに安心してお店を見て回れます。

 

骨格診断およびパーソナルカラー診断は、当サロンで診断をお受けできます。

また男性の骨格診断とパーソナルカラー診断も、メンズアパレル店員歴17年、夫婦ともにファッション業界に従事している、当サロンをぜひご検討ください。

埼玉 パーソナルカラー診断 骨格診断
【埼玉・大宮駅5分】パーソナルカラー|骨格診断|パーソナルスタイルサロン Songbird当サロンはファッションのお悩みを抱える方々と真摯に向き合い、ミニマルに人生が生きやすくなるよう美しい装いのお手伝いをいたします。お客さまの魅力を分析し、お客さまの素敵なところを際立たせ、その方らしい雰囲気を作ることをモットーに診断することを心がけています。 ...

 

 

ライフスタイル(TPO)に合わせた服の選び方を知る

同じ骨格やパーソナルカラーのタイプだとしても、人それぞれに選ぶベきアイテムは違ってきます。当たり前ですが、仕事内容や生活環境といったライフスタイルで違ってくるからです。

洋服はどこに行くのか?で着るべき服が違いますし、靴も違ってきます。ご近所ならリラックスした服や靴で良いですが、電車に乗って都内へお出かけ、高級レストランでお食事となれば、フォーマルな服が必要です。

TPOを鑑みることは、洋服選びの基本のきであります。

 

ミニマリスト夫婦の洋服選びはこちらの記事もご覧ください。

ミニマリストの服選び【アパレル夫婦の5つのこだわり】ミニマリストの服の選び方が知りたい。どんな服をそろえればいいの?減らしすぎて不便になるのは嫌だ。 そんな疑問にファッション業界に身を置くミニマリスト夫婦が本記事で答えます 少数精鋭のワードローブつくりに興味ある方は一読を。...

 

おしゃれに見える組み合わせを知る

ポイントはこちらです。

  1. 流行の組み合わせ方を知る
  2. TPOごとに合わせて選んだ服を、相反するTPOで組み合わせる
  3. 自分の骨格と相反する骨格タイプのアイテムを組み合わせる

以下に説明いたします。

 

今の流行の組み合わせを知る

今の流行はハイウエストありき、そして装飾性が多いです。

少し前まではローウエストばかりだったファッションも、いまはローウエストもありつつもハイウエストが優勢。そしてシンプルなファッションから変化して、華やかに盛ったファッションが多く見られます。

これらを鑑みると洋服の組み合わせ方のヒントになります。

  • 今年は短い丈のトップスで組み合わせる
  • 今年は大振りのアクセサリーを新調する

流行に応じて組み合わせは変化します。流行の組み合わせにすることで、少なからず自己満足でも自分が今っぽく素敵に見えるものです。

 

相反するものを組み合わせる

そして今の流行の組み合わせは相反するものをミックスすることとも言えます。これは意外と重要であり、考えれば簡単です。

例えばフォーマルウエア(ジャケットなどキレイ目アイテム)とカジュアルウエアをミックスします。

上記はキレイ目なコート&バックに、相反するスニーカーといった組み合わせです。

 

カジュアルなトレーナーに、相反するエレガントなスカートとサンダルスタイルです。

 

全身決めすぎず相反するものを組み合わせる―。これが今の流行、こなれ感、おしゃれとなります。感度が高い人は、これを(意識的か無意識かは別として)されています。

雑誌やおしゃれなインスタをご覧ください。どこかに外したこなれ感があるはずです。好みのファッションをたくさんインプットし、法則性をつかんで真似をしてみましょう。

 

相反する骨格タイプを組み合わせる

相反するもののミックスと言えば、骨格タイプのミックスもあります。

上記の画像について説明します。

ジャケットの素材、中に着ているリブのタートル、ハードなアクセサリーなど、上半身はナチュラルタイプに似合いそうな粗い素材感です。

反面ジャケットの形(シルエット)は、肩の構築的なラインとウエストのメリハリがあり、表面に粗さはあるものの素材にハリがあるジャケットです。

そしてボトムスは、ハリ艶のあるレザー素材でメリハリのきいたフレアシルエット。このあたりはストレートタイプに似合う条件が整っています。ついでに言うと、髪型もきちんと整えていて艶やかです。

ナチュラル×ストレートのミックス。

ストレートらしい緊張感のあるキレイ目な着こなしと、粋なナチュラルらしい着着こなしが、相反する骨格タイプの着こなしミックスとも捉えることができます。

自身の骨格タイプとは違うタイプの着こなしをしたい方は、当サロンの骨格診断でご相談ください。

お客さまの骨格に合わせた妥協点を探り、お好みに合わせたスタイリングのご提案をいたします。

埼玉 パーソナルカラー診断 骨格診断
【埼玉・大宮駅5分】パーソナルカラー|骨格診断|パーソナルスタイルサロン Songbird当サロンはファッションのお悩みを抱える方々と真摯に向き合い、ミニマルに人生が生きやすくなるよう美しい装いのお手伝いをいたします。お客さまの魅力を分析し、お客さまの素敵なところを際立たせ、その方らしい雰囲気を作ることをモットーに診断することを心がけています。 ...

 

【まとめ】おしゃれに見える組み合わせ

  1. 流行を知る
  2. 骨格タイプを知る
  3. 相反する要素をミックスする
    フォーマル×カジュアル、ナチュラルタイプ×ストレートタイプなど

まとめると、洋服のおしゃれな組み合わせ方は流行のおしゃれな組み合わせを知ることと、自分に似合う組み合わせ方を知ることが大切です。

自分に似合うことでモヤモヤ感をなくし、平均から突出したおしゃれをすることで自信を持って装うことができます。

自信を持って装うことは、平均から突出したとしても疎外感とならずに自身が納得した装いとなるはずです。

 

以上、何か参考になれば幸いです。

 

美しい装いのサポート
マイスタイル

装いは生きざまが表れます。

つまりファッションは人生そのものです。装いに自信が持てると、人生も堂々と立ち振る舞うことができます。

おひとりお一人、それぞれに美しさがあります。

美しさとは、人と比べずご自身を良く知ること。そしてありのままの自分を受け入れて大切にすることだと考えます。

お客様の声190件を超えるファッションコンサルタント鶴田が、お客さまの魅力や個性を分析し、お好みやライフスタイルに合わせつつ、その方だけの美しさを表現する装いのサポートをさせていただきます。

型にとらわれず、ありのままの美しさを大切にしたい―

これをモットーに、誠心誠意お伝えさせていただきます。