コロナ禍でも生活向上をやめない姿勢

コロナ禍で人に会えない、飲みに行けない、フェスに行けない、やりたいことを中止せざるを得ないという状況が続きました。
それでも、
自分にとって本当に大切なことは何か
心のゆとりを保つために何をすべきか
生活のクオリティを下げない、むしろ向上をやめない姿勢が大切です。
コロナ禍による変化
ピンチはチャンスという言葉あるように、コロナ禍によって世の中の価値観は変化したと感じます。
これまで会社へ行くのが当たり前だった働き方も、リモートワークやオンライン、レンタルオフィスなど新しいスタイルが定着しつつあります。
学校関係では行事の縮小やPTA活動も縮小され、できることを無理のない範囲で行うスタイルに工夫されています。
いかに無駄なことだったのか
なくても事はまわる
ということに、みな気づき始めています。
これまでのミニマリストは、なにか流行りのようなもの―という側面もあったように感じます。
しかし、これまで何も考えずにどんどん服を買っていたというお客さまが、
- 今までと比べて、良く考えてから買うようになった
- これからは、良いものを長く使うようにしたい
- 少ない数でも満足できるようになった
ファッションカウンセリングをする中で、このようなお声を目の当たりにしています。
いまミニマルな生活を求める方の多くは、
- 必要なものに囲まれた生活をしたい
- 良いものを長く大切にしたい
- 少ない数でも満足できるようになりたい
つまり、ミニマルな生活による心のゆとりを求めているように思います。
コロナ禍によってあらたな価値に気が付いた方は、
必要なものだけで暮らす―。
ということをすでに実践し始めています。
ものを減らそう

着ていない服や使いきれない食器など、生活にそこまで必要のない数が溢れているのに、捨てられないという方がいます。
コレクションをする方は別として、ものが増えてしまう原因は、
- よく考えずに買ってしまう(行動)
- ものが捨てられない(感情)
行動面と感情面の2つに、要因があると考えます。
よく考えずに買ってしまう
では、【よく考える】とは具体的にどういうことでしょうか?
私の例をあげてみます。
私が服を検討するときに、やっていること。
- 必要なものを必要なときに買う
- よく検討する
- 家族にも相談する
皆さんはどのように服を買っていますか?
私は、
- セールだから
- 買い物したいから
ではなく、必要だからで買います。
そのため生活をしながら、何が足りないか?何が必要か?を考えることも大切になってきます。
日ごろからネットで検索して市場感をチェックし、イメージを絞り込みます。そして目星をつけて実際のお店で比較検討します。
また一人で即決するのではなく、家族(自分以外の誰か)と相談するのもポイントです。衝動買いや自分の考えだけで決めると盲点があるからです。
このくらいやると買い物の失敗は、ほぼありません。
ものが捨てられない
高かったものが捨てられない人は多くいます。ですから、よく考えて買うべきなのです。
安かったから。が、買う理由にならないように、
高かったから。が、手放す理由にもなりません。
いずれも、必要だから。という視点がないところが問題です。
失敗してしまったことに、いつまでも悔いては前に進めません。
あきらめて手放し、
自分を戒め、
反省して次につなげることを、強くおすすめします。
ものが捨てられない方にとっては感情のコントロールや考え方を改めることが必要ですから、少々大変です。
しかしこのままでは何も変わりません。ならば一生そのままで良いですか?ということだけです。
ものを増やさないために
行動をあらため、感情をコントロールしよう。
ミニマリストのステップ

ミニマリストとは「使わないもの」を手放すことから始まります。
のちに「必要なもの」だけで暮らすということに、「満足感」を得ることになります。
必要なものは何かを知る
自分にとって必要な物であれば、たとえ高価であろうと数が増えようと構いません。
あくまで必要か―。がキーワードです。
ですから、
それが必要か?
ほかに代替品はないか?
つねに自問自答するようにします。
例えば、
「セリーヌのトリオンフが欲しい―。高価なものだけど本当に必要かな。これがないと生活できないな。よし買おう。」なのか、
「素材がデリケートで実際には持ちにくそう。自分のライフスタイルならマルニのバックのほうが使い勝手が良さそうだ。(値段も半値近いし)」となるかもしれません。
または、
「この前アイブロウ買ったばかりだし、これも似たような色味なんだけど、赤みのある茶色が欲しかったんだ。やっぱり必要だから買おう。」なのか、
「赤みのある茶色のアイブロウ、持ってないから欲しいな。そういえばこのまえ買ったアイシャドウパレットの中に、赤みのある茶色があったからあれで十分だ。」となるかもしれません。
必要なものを、
ライフスタイルや好みに合わせて、
必要か?代替品はないか?自問自答を繰り返す。
もっと、さらにもっと深堀ることで、必要なものが少数精鋭になります。
少ない数でも満足する
2013年からのミニマリスト歴8年で身に付いたことは、
- 必要なものだけを買うこと(むだな物は買わない)
- 少ない数で満足感を得る
これにより、生活が向上しました。
なぜなら無駄なお金を使わなくて済むので、1つ1つの持ち物や経験の価値(金額)が上がったからです。
1つ1つのクオリティがあがると満足感が大きいため、些細なモノやコトに目もくれなくなります。
そしてまた1歩、また1歩と、生活が向上していきます。
■ミニマリストのメリット
必要なものだけに囲まれて身も心もすっきりする。
心のゆとりや満足感が大きくなる。
生活の向上につながる。
ピンチはチャンス―。
生活の向上をやめない姿勢。これを保ち続けたいものです。

装いは生きざまが表れます。
つまりファッションは人生そのものです。装いに自信が持てると、人生も堂々と立ち振る舞うことができます。
お一人おひとり、それぞれに美しさがあります。
美しさとは、人と比べずご自身を良く知ること。そしてありのままの自分を受け入れて大切にすることだと考えます。
お客様の声200件を超えるパーソナルスタイリスト鶴田が、お客さまの魅力や個性を分析し、お好みやライフスタイルに合わせつつ、その方だけの美しさを表現する装いのサポートをさせていただきます。
型にとらわれず、ありのままの美しさを大切にすることをモットーに、
お客さまがファッションで自己表現するためのお手伝いを誠心誠意つとめます。