賢くお金を使っておしゃれをする時代に必要な考え方

物価上昇で賃金低下の厳しい時代。
今の時代に必要なおしゃれの考え方を考えてみます。
LOUIS VUITTON (ルイ・ヴィトン)やDior(ディオール)、CELINE(セリーヌ)をはじめとしたラグジュアリーブランドを持つファッション界の大手企業LVMHグループは、世のアパレル企業が苦戦をしている中、前年比を超える売上をたたき出しているそうです。
またシャネルのバックは数か月ごとに10%以上価格上昇しています。
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■価格上昇推移
2021年6月:712,800円
2021年7月:832,700円
2022年2月:960,300円
(https://kanteikyoku-web.jp/news/detail/2021%E5%B9%B4%E3%80%90%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%80%91%E5%80%A4%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%81%8C%E6%AD%A2%E3%81%BE%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BD%9C-%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E6%83%85/より抜粋)
しかし日本経済は不景気に変わりありません。
なのに物価上昇(インフレ)が続いています。物価は上がっていても私たちの給料には反映されません。
物価は上昇しても「給料」は上がらない原因は専門家ではないのでさておき、これまで以上に節約はあたりまえのこと、副業などあれこれ策を講じて収入を増やさなければならなくなるでしょう。
しかしここでは収入の増やし方に言及するのではなく、あくまで節約、というよりも賢くお金を使うことについて考えてみます。
賢くお金を使っておしゃれをする方法についてお話ししましょう。
ユニクロトップスと良いパンツでいい―という提案
以前、「ユニクロトップスと良いパンツでいい―という提案」という記事を書きました。

内容を簡単に説明すると、おしゃれにはパンツがカッコいいことが条件である、そしてそれはちょっと高いものでないとおしゃれなものが手に入らない、だからこそパンツは2万円くらいのそこそこ良いものを手に入れて、残りのお金で安くて丈夫かつ質の良いユニクロのトップスを買いましょうという内容です。
(おかげさまでnoteでは、💛260を超えるいいねをいただいた記事です。)
つまり、
- 良いものを必要な数だけ持つ
- 必要なものだけに投資する
この極論を体現した方法が、良いパンツとユニクロトップスでいいーという提案です。
お金をかけずにおしゃれをするための2つの土台
さきほどの「ユニクロトップスと良いパンツでいい―という提案」というやり方は、あくまで私にとってやりやすい方法のため、皆さんには合わない部分もあるかと思います。
そこで自分なりにお金をかけずにおしゃれをする方法を考えるために、必要な考え方を2つご提案いたします。
①高いものを知らないこと
高いものは見ない、触れない、知らないようにする。という考えです。
高いものが欲しくならければコストは安く済むので、お金を稼がなくても問題ありません。
つまり、安いものしか知らなくていい―という方向けの考え方です。
②欲しいものはこれだけというこだわりを持つこと
高いもの(質の良いもの)は知っているけど、自分が欲しいものはこれだけという、自分なりのこだわりを持つことです。
稼ぐ額より使う分が少なければいいので、こちらも経済的な問題はありません。
ちなみに「ユニクロトップスと良いパンツでいい―という提案」というやり方は、この考え方に基づいていると言えます。
お金がなければ頭を使うしかありません。
そしてもう一つ、どういう人生の選択をするか―。その考え方を磨くしかありません。
■お金がないけどおしゃれしたい!やるべきこと
- 頭を使う
- センスを磨く(どういう生き方をするか?の考え方を磨く)
考え方のセンスを磨く方法
ここでも2つの方法をご紹介します。
1つめは情報の使い方です。
今の時代は情報が多くなるために、あらゆる情報を自分なりに取捨選択する必要があります。
例えば、
- Aさんの考え方が好き、
- Bさんの考え方もおもしろい、
- Cさんの考え方のココは賛同できるがココは共感できないなど、
これらをつなぎ合わせて自分なりの答えを出すということです。
つまり、A+B+C(一部)=自分の考えにするというイメージです。
2つめはどう生きたいか?生きるためにどのような考え方をするべきか?を考えるということです。
私の例で言うと、どういう生き方をしたいかを考えた場合、ミニマリスト的な思考をするということに行きつきました。
自分にはどんな質でどのくらいのモノが必要か?これを考えて実行すると、自分だけの生き方が見えてきたのです。
例えば、
- 友だち付き合いは少なくていい
- 普段着る服はパンツは2~3本、トップスは2枚程度でいい
- 食べ物は質の良いものを買う(自炊することでコストを押さえる)
- 子供の教育費には惜しみなく使う
などがそうです。
友だち付き合いは少なくていいという判断は賛否両論あるでしょうが、ここで論じるのは人として良い悪いの判断ではなく、どういう生き方をしたいか?がまずスタートにあるということがポイントです。
特に私の性格は無駄が嫌いということもあり、そのために時間やお金のかかる友だち付き合いを減らすことでコスパを良くする、そして投資するべきところに最大限投資するという考え方をもとに行動しています。
マスコミから流れるハイブランドのファッション情報におどらされると、お金が足りない。だからこそ、余っている時間と頭を使うことが必要だと感じます。

装いは生きざまが表れます。
つまりファッションは人生そのものです。装いに自信が持てると、人生も堂々と立ち振る舞うことができます。
お一人おひとり、それぞれに美しさがあります。
美しさとは、人と比べずご自身を良く知ること。そしてありのままの自分を受け入れて大切にすることだと考えます。
お客様の声200件を超えるパーソナルスタイリスト鶴田が、お客さまの魅力や個性を分析し、お好みやライフスタイルに合わせつつ、その方だけの美しさを表現する装いのサポートをさせていただきます。
型にとらわれず、ありのままの美しさを大切にすることをモットーに、
お客さまがファッションで自己表現するためのお手伝いを誠心誠意つとめます。