ファッションの考え方

おしゃれをするために知っておきたい考え方。~服と流行の選び方を知る~

おしゃれをするために知っておきたい考え方。~服と流行の選び方を知る~

結論から申し上げて、おしゃれをスムーズに行うために必要な考え方は、

  1. TPO(ライフスタイル)の深堀り
  2. 流行(情報)の選び方

であります。

つまり自分のライフスタイルを振り返り、快適に過ごせる服の条件を考えること。

そして見た目を着飾るために、どんな情報から流行を選ぶかを決めることです。

それでは、なぜこの2つが必要か、その根拠を以下に説明いたします。

 

服の2つの側面

服には「機能性」と「装飾性」という2つの側面があると考えることができます。

  1. 機能性(服の基本的な役割、快適に過ごせる服の条件)
  2. 装飾性(自分をどう見せたいか、どうありたいか、服の見た目の条件)

服は単に物(もの)であることから、電化製品を選ぶように、その機能性(スペック)と装飾性(見た目)を選べばよいという考えです。

 

①服の機能性とは

身体を隠したり守ったりする「服の基本的な役割」であり、暑さ寒さ対策、着心地の良さ、TPOに合わせるなど、人が生活する上で「快適に過ごすことができるか」を考える要点です。

人が社会で快適に過ごすためには「TPO」に合わせることを必要としますよって自らのライフスタイルである「TPO」の深堀りが必須というわけです。

 

②服の装飾性とは

外見的に人に訴えたり自己に楽しみや満足を与えたりすることができる審美的要素で、個々が自由に選択できる「服の見た目」を考える要点です。

現在は見た目至上主義の時代の中、さまざまな人がファッションに関するSNSを盛んに発信しています。そしてインスタグラマーの見た目に憧れて真似する人が増えると、流行が生まれていきます。

つまり、服の見た目を考える行為は、どんなファッションをしようか‥を考えることであり、流行(情報)を選択する行為だと言えます。

 

 

TPOの大切な考え方

それではTPOの深堀りをするために、TPOについて詳しく説明します。

そもそもTPOとは、

  • Time(時間)
  • Place(場所)
  • Occasion(場合)

の略語で、時、場所、場合に即した服装をすべきというファッションのマナーのような意味合いで登場しました。

しかしながらTPOは、パーティや厳粛な場所にでも行かない限り普通の人の生活には必要がなさそうなので、これを考えて服を買う人はあまりいないのではないかと思います。

ですがTPOを自分のライフスタイルと捉えると、どんな人でも深く関わっている要点だということに気が付くと思います。

このときTPOをより深く、

  • Time=今の社会状況(時代の空気感、流行)
  • Place=行く場所の雰囲気(地域柄、職場環境、コミュニティ)
  • Occasion=出来事・イベント(趣味嗜好、立場)

と考えてみて下さい。

つまり服を選ぶときに、

  • 「流行」を気にしたり、
  • 職場の雰囲気や住んでいる地域性に合わせたり、
  • 生活の中にあるイベントや自分の好みに合わせたりすることで、

自分の生活にピッタリ合う服を選ぶことができます。

具体的には、

  • 平日5日間の職場環境(職種・業務内容・社風など)を考慮して仕事へ行くための服を考える。
  • 休日出かける場所を想定して厳粛なTPO(舞台観劇、高級レストランなど)があれば相応しい服を揃える。
  • キャンプや山登りなどアウトドアのイベントに良く出かけるなら、それに相応しい服を揃えておく。

このようにTPOに合わせて必要な服を買うことができれば、「着て行く服がない!」と慌てることもありません。

服を選ぶ基準が分からないのは、TPOの深堀りが足りていないから。

自分が快適に過ごせる服の条件を、TPO(自分のライフスタイル)を深ぼることで研究してみましょう。

 

 

流行(情報)の選択の仕方

ファッションの流行(情報)を選ぶときに、沢山の情報にまみれて混沌としてしまわないために、あらかじめ自分の指針を決めておくと良いでしょう。

そのためには、

  • どんなメディアのファッション情報を選択するのか

これにつきます。

ファッションの流行は、

人に行動(消費)を促すものです。

 

消費を促す有名人の広告宣伝に影響され、買わされるのではなく、自らの意志で選んで買いたいものです。

参考までにファッション情報の種類と、流行の流れをご説明します。

 

ファッション情報の種類

私が現在考えているファッション情報(流行)の種類には、

  1. ファッションメディア(ショーや雑誌、SNS等)による流行(エッセンス)の発信
  2. セレブ・富裕層による自己顕示的な消費情報発信
  3. セレブを模倣したいインスタグラマーによる、消費情報発信

となり、マスに落ちてくる情報(一般的な流行)は、2.~3.によって実際に消費行動を重ねた結果、一定の大きな定量となった結果だと考えます。

 

流行のメカニズム

流行が作られる流れはトリクルダウン理論とよばれ、1.から流行のエッセンスが滴り落ちて、5.にかけて浸透してくいうという理論です。

  1. パリコレデザイナー(イノベーター)
  2. セレブ・富裕層(アーリーアダプター)
  3. 2.を追いかけて同調化したい層(アーリーマジョリティ)
  4. 3.を模倣する保守的な層(レイトマジョリティ)
  5. 流行に関心のない層(ラガード)
  • 1.は流行のエッセンスを滴らせる役割があり、
  • 2.と3.が消費して情報発信することで流行の波が一気に跳ね上がる。
  • 4.は単に流行を消費する。

2.は自己顕示欲や個性、自己表現など下位層からの差異化(同調化を防ぐ)を求めて逃げていき、3.は上位層への同調化を求めて追いかけていくという構造になっています。

4.は社会的に認められたいという承認欲求から、流行を身に纏う傾向に。

 

このような層が作り出す流行のメカニズムを理解すると、

自分はどの立場で流行(情報)と付き合うか?

またどの層からの流行(情報)を選ぶか?

を考えることができ、アイデンティティを確立することができると考えます。

 

 

以上、おしゃれに必要な2つの視点に、

  1. TPO(ライフスタイル)の深堀り
  2. 流行(情報)の選び方

をお伝えしました。

 

みなさんも、

  • その情報は誰から発信されたものか?
  • どのグループに属したいのか?
  • どんな人を目標にしたいのか?
  • そもそも流行に惑わされたくないのか?

などを考えて、情報を取捨選択してみて下さい。

 

おしゃれを選ぶのも、

おしゃれを選ぶ考え方を選ぶのも、

自分次第です。

 

 

ファッションで自己表現する

装いは生きざまが表れます。

つまりファッションは人生そのものです。装いに自信が持てると、人生も堂々と立ち振る舞うことができます。

お一人おひとり、それぞれに美しさがあります。

美しさとは、人と比べずご自身を良く知ること。そしてありのままの自分を受け入れて大切にすることだと考えます。

お客様の声250件を超えるパーソナルスタイリスト鶴田が、お客さまの魅力や個性を分析し、お好みやライフスタイルに合わせつつ、その方だけの美しさを表現する装いのサポートをさせていただきます。

型にとらわれず、ありのままの美しさを大切にすることをモットーに、

お客さまがファッションで自己表現するためのお手伝いを誠心誠意つとめます。