2022-10-03
さて、ファッションに答えはあるのか?という問いに答えるとするならば、
流行や一部のインフルエンサーなど、情報が模範(答え)になる側面はありますが、結局それも自分で選択するしかないので、「これが正解です。」という1つの明確な答えって多分ないですよね。
ならば自分で考えるしかないということで、考え方というか、ファッションの検討の付け方をどうすればよいのか?考えてみました。
おしゃれの決め方って人それぞれだと思いますので、別にこれが正解ではないのですが、あえて定義するなら日ごろ自分がしている行動を羅列してみました。
答えがないものは自分で考えるしかないならば、最終的には思考力を磨くことが必要です。
そして考え方とか自分が大事にしていることとか、人生の指針、モットーみたいなものは、やはり根底に必要なのかなと。これによって選択する答えが違ってきますので。
あとは、どこから情報を得るか、その情報のかみ砕き方、または自分の好みを信じて委ねることも必要かもしれません。
例えば私で言うならば、以下のような感じです。
言葉にすると胡散臭いんですけど、やはり人には内面にクリアなピュアな美しさが必要だと思っており、そういう意味では品の良さというのは大事にしたいところであります。
品の良さとは美しさだと思うのですが、美しさとは、例えば当たり前のことに感謝して家族を大事にするとか、素朴でささいなことを大事にすることだと考えています。(それだけではないですが)
すると退屈を嫌がらずに華やかできらびやかな世界に興味を持たない生活が送れて、心地よいのです。
道に落ちている鳥の羽を見てラッキーと感じたり、車に引かれたイモムシを見て、それがいつか鳥の栄養分になってくれたらいいなと思ったり、初秋の爽やかな風に乗ってきたふわっと甘い金木犀の香りで記憶が読みがえるとか、そういう感情を大事にしたいと思うのです。
僭越ながら、そういうことが人間の美しさとも言えるのかなと。
それから考え方として、どうも批評したがる性分といいましょうか、世の中の情報を鵜呑みにするのが嫌なタイプで、というのも情報に洗脳されて自分以外の何者かに自分の人生を決められてしまうような、そんな感じがして嫌なのかもしれません。
ですから人生指針に品の良さ、考え方にマイノリティというのが自分の中のモットーでして、すると流行にパッと飛びつくというよりもクラシカルなものに興味が湧いたりですとか、有名人が身に付けているからといっても全く興味がわかなかったりですとか、結果として、ミニマルなクラシカルなファッションを選ぶことが軸になっています。
思考力を磨く以前に、たかがファッションのことでも意外と人生という大きな視点で捉えると、当たり前に決めているファッションが、自分の人生指針とか考え方、好みに左右されるということに気が付くと思います。
ファッションには答えはありません。
自分で ”考えて” 行動するしかないのだと思います。
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