2022-11-15
人は自分の顔を直接見ることはできません。
鏡や写真でならともかく、自分を直接この目で確かめることはできないので、本当の意味での客観視は難しいですね。
それゆえ自分のことは良く分からないものですから、人にアドバイスをもらうのは自分の事に気が付く良いきっかけとなると思います。
さて私も自分のパーソナルカラーのことになると良く分からず、長いことおりました。
2017年にパーソナルカラーのスクールへ行き、そのときはオータムと言われ、2年後また知識を深めるために他のスクールへ行き、そちらではオータムとウインターの両方の要素があると言われました。
オータムとウインターの共通点である、暗い色が得意なのは自覚していましたので、色調分析を基準にしたタイプ分けの【ディープタイプ】かな、と納得しておりました。
こんな感じに、いつもの黒トップスにゴールドのアクセサリーをつけ、写真では分かりづらいですがメイクは深いオレンジやブラウン系に。つまりディープオータムなイメージを好んでしていました。
しかし最近、自分の中で変化が起こっていたのです。
しわやたるみも気になるアラフィフ世代に突入しはじめ、オータムカラーが地味に映るようにようになってきてしまいました。
最近までディープオータムだと思っていて、黒×ゴールド、ディープオレンジ系メイクが鉄板だったのが、どうも最近、暗い色が地味に感じるのです。
私と同じ世代の40代(~以降も)の方は、今までは大丈夫だったのに最近似合わなくなってきた色や洋服ってありませんか?
若さでなんとかなる年齢からエイジングの対応が必要になってきたことを実感します。
私の例ですが去年の夏くらいからスカートを履かなくなりました。
なぜならマダムっぽく見えてしまう(つまりおばさんっぽい)からです。
これがおばさんぽく感じた写真です。↓
ちなみに自分がこういった変化に気が付きやすいのは、いつも同じような装いをしているからだと思います。
私は2013年から9年以上、ミニマリストとして数少ない服で過ごしています。
日々、同じような服装(=同じようなルーティーン)なので、毎日のちょっとした変化が分かりやすくなります。
一度大きく変わってしまうと元に戻したり修正したりするのに手間がかかるので、修正が難しくなる前に変化に気が付いて対応したほうが良いと思っています。
とはいえエイジングに反抗しようとは思いませんので、清潔感を持ってハッピーに年を重ねることができれば◎です。だからこそ、おばさんぽいのは避けたいです。
ミニマリストを勧めるわけではありませんが、ミニマリストになるメリットは意外なところにもあるんだなぁと感じています。
先日、勉強のために他の同業者さんのサロンでパーソナルカラーを診てもらいました。
きちんと素性を名乗ったうえで快く引き受けて下さいました。
そのとき、サイアートカラーを診断していただいたのですが、トゥルーウインターと言われたのです。
まさか自分がブルーベース!とは思いもよらなかった(イエベとブルベの中間くらいかなと思っていた)ので、他の人からはそう映るんだなぁと発見がありました。
もちろんアナリストさんによって見解は違うでしょうが、自分とは違う人から診てもらう経験は新しい発見となり新鮮で貴重な経験でした。
せっかくコストをかけて診てもらったのだから素直に受け入れてみようと思い、以降、ウインターっぽいメイク(寒色系のピンクメイク)に切り替えたところ、夫にも評判が良く自分でも気に入っております。
長い間、ディープオータムで青みに寄りすぎなければウインターも可、という固定観念がありましたが、新しい転換となりとても嬉しい体験でした。
またサイアートパーソナルカラー診断を実体験して分かったことに、どのタイプ分けよりも重要なのは、やはり三属性の分析をしっかり深ぼることだと感じたことです。
◆三属性
私の場合、三属性の度合いは、
この度合いは年齢や時代の流行、また、その時の気分によって左右されます。
ですから一度の診断で正しい正解を導くことは難しく、数年後にフィットしなくなる可能性もあるので、違和感を感じた都度、学びが必要だと思います。
当サロンの診断もタイプ分けの診断結果に重きを置いておりません。三属性の分析をしっかり行うことに軸をおいたほうが固定観念を持つことも防げるというメリットがあります。
生きていれば外見の変化や内面も変わります。自分の変化に柔軟に対応することの大切さを改めて実感した経験でした。
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