2023-01-10
ファッションの悩みや不安を無くすために、どうすればよいか?
シンプルにお伝えしたいことは、この2軸です。
この2軸が大事だと思っています。
勉強でも運動でも基本の知識がないと何も出来ないのと同じで、ファッションも基本を知らなければ上手くいきません。
自己流でやみくもに行う、理論的ではないやり方などでは、長いことずっと悩みが解決しないということにもなりかねません。
ならば、何を知ればよいのか?ということですが、こちらの2つを押さえていただくと良いと思います。
【厳選2つ】基本を知る
・①自分に似合うモノ
・②洋服の選び方
私の経験上、厳選したこの2つを押さえれば、ファッションの悩みはほぼ解決すると考えています。
自分に似合うモノは骨格診断やパーソナルカラー診断を受けると分かります。
自分に似合うモノが分かれば簡単にあか抜けることができますし、またそれによって自信が持てるようにもなりますね。
人からの評価を得られれば自己肯定感が得られますし、ファッションの悩みから解放され生活もスムーズになるでしょう。
ですからぜひ、骨格診断やパーソナルカラーで、ご自身の似合うモノを知り、自分の魅力の活かし方を知ってあか抜けてみてください!
そしてもう1つ、大切な基本があります。
基本を知る、2つめは洋服の選び方です。洋服の選び方で大事なことは、シンプルに【ベーシックアイテム】を選ぶということ。
個人的に感じるのは、何を買ったらよいのか分からない、洋服選びが苦手という方ほど、ベーシックアイテムを着ていない印象があります。実にもったいないです。
ちなみにベーシックアイテムとは、
これらは洋服の基本のきです。
このように “普通” のアイテムを、黒・白・グレー・ネイビー・ベージュといったベーシックカラーで着る、これだけであか抜けます。何なら、おしゃれは、ここ(ベーシックアイテム)からスタートします。
このようなお話をすると、「ベーシックアイテムはつまらない、イマイチあか抜けないと感じる」とおっしゃる方が多いのですが、その場合、さまざまな原因が考えれらます。
例えば、そもそも安っぽいものを着ている可能性が高かったり、自分の骨格タイプやパーソナルカラーに合っていないものを選んでいたり。。
また、自分のスタイルを気にしている方に多いのは、隠そうとすること。隠すためにデザイン性の高いものを選んでしまう、良くありがちなパターンです。
スタイル隠そうとすると、逆に悪目立ちするものです。また、隠すために(誤魔化すために)柄物やデザイン物を選ぶことがありますが、それもあまり得策ではありません。
おしゃれはベーシックなアイテムが基本で、これを押さえているからこそおしゃれになるのに、変に凝ったものを着てしまう。。むしろ、デザインにこだわるほうが、ダサくなると思っています。
自分の弱みを受け入れられず、シンプルな服で勝負するのが不安。だから隠そうとする。そうすると、自信のないオーラが出てしまい、そのほうが垢抜けないものです。
清く清潔感を持って、明るく堂々とシンプルなものを着る。
これが出来ていない方が多いように思います。
そもそも、まずはフラットに考えてみて下さい。体型が気になるならライフスタイルを見直す、クローゼットに着ていない洋服が溢れているなら、整理する。
洋服が溢れていては、メンテナンスも怠ってしまいます。また部屋が散らかっていても、おしゃれから遠ざかります。実に、だらしなさは洋服に現れてしまいます。気をつけたいものです。
さて、ベーシックカラーでスッキリしたコーディネートができた後は、
【+αの要素】で、好みや個性を加えることができます。
そうすることで奇をてらったファッションではなく、品の良いおしゃれをすることができます。
まずは清潔感、品の良さを大切に、さりげない個性を発揮した気の利いたおしゃれを楽しめるようにしましょう。
ここからは、参考までにサロンのスタイリング画像をご覧ください。
すべてのスタイリングはベーシックアイテムでコーディネートしています。
【普通の服で普通におしゃれする。】これが大切なポイントなんですよね。
足るを知るという言葉を聞いた事はありませんか?
古代中国の思想家である老子の有名な言葉です。
知人者智、自知者明。勝人者有力、自勝者強。知足者富、強行者有志。不失其所者久。死而不亡者壽。
「老子」三十三章の原文
この中にある、
「知足者富」が「足るを知る者は富む」という意味合いになります。
足るを知るとは、自分の置かれた環境で満足するということ。つまり、今ある状況・今の自分・持っているもの・環境に感謝するということだと解釈しています。
足るを知る、今置かれた状況に満足する、感謝することで、人と比べず、情報からも惑わされず、自立した自分という軸をもつことができます。
結局、自分という軸がないと、おしゃれの考え方もブレてしまい、ずっと迷いや不安から解放されません。
自分を大事にして生き生きと生きるためにも、足るを知るという考え方は大事ではないでしょうか?
【厳選2つ】足るを知る
・①自己肯定感
・②ミニマリズム
自己肯定感をあげるためには、自分の良さもそうですが、弱さを受け入れることが大切です。
自分を受け入れる
自分を受け入れたら、ありのままの自分でいい―ということに気がつきます。人とも比べなくなります。
これが自己肯定感です。
今ある服で十分満足する、そのためにも、「足りている!」と思うことです。
欲しいと思った服、本当に必要ですか?
それがないと生活ができないのですか?
その買い物は安いからとか、ストレス発散のためではありませんか?
自分の満たされない心が、そうさせているのではありませんか?
常に、自分には足りていることに気が付いていれば、いつも満足して生活することができます。
満足するためには心を健康にする必要があります。
満足する事を知っている人こそが、本当に豊かな人です。
そのためにも、ありのままの自分を受け入れて生きること、自分を愛おしく思うことが大前提なのだと思います。
これこそが、ミニマリストの原点であります。
ファッションと生き方を考えるということは、自分なりのファッション哲学を持つということです。
哲学とは、よりよく生きるため、不安なく生きる上で必要な自分なりのモノゴトのとらえ方、考え方であります。
自分なりの哲学を持てば、決して大げさではなくすべて解決し、不安などもなくなります。それはファッションだけでなく、人生のあらゆる場面で必要です。
目の前のこと、今ある大切なものを見失わず、シンプルに頑張る日々、生きていてハッとする気づきの中から自分なりの哲学が見いだせます。
ファッションの悩みが長年解決しない、不安や迷いから脱出したいという方へ何かヒントになれば幸いです。
今日から変わりたい!そのための一歩を踏み出したい!という方は、ぜひ当サロンのファッションカウンセリングもご検討ください。
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