「ファッションの系統」が定まらないという方へ。― ファッションテイスト8分類 徹底解説 ―

ファッションテイスト8分類とは？

ファッションテイストとは、その名のとおり「味わい」のこと。
テイストを知らずに服を選ぶのは、塩や砂糖の味を知らないまま料理をするようなものです。
「こんなファッションがしたい！」と思うなら、まずは基礎のテイストを知ることから始めましょう。

 

ファッション系統（テイスト）8分類について

業界でもよく使われる、基本の8分類を見てみましょう。

1. ソフィスティケート ― 都会的・洗練・クール
2. カントリー ― 田園・素朴・自由
3. モダン ― 前衛的・流行的・最先端
4. エスニック ― 民族的・伝統的・エキゾチック
5. エレガント ― 優雅・気品・大人
6. アクティブ ― スポーティ・健康的・機能的
7. マニッシュ ― メンズライク・シャープ
8. ロマンティック ― 甘い・幻想的・情緒的

位置が対極にあるテイストは、印象も真逆になります。
例：ソフィスティケート（都会的） ↔ カントリー（素朴）。

 

1. ソフィスティケート

都会のキャリア女性やセレブを思わせる知的な印象。
黒・グレー・ネイビー・ベージュなどのシックな色合い、スーツやジャケットなどのきれいめアイテムが主役です。

 

2. カントリー

カウボーイやウエスタンに代表される、温かみのある田園スタイル。
アースカラーやチェック・ツイード、アウトドアブランドのアイテムを取り入れると、自然体でおしゃれに。

 

3. モダン

最新の流行やモードを積極的に取り入れる前衛的なスタイル。
流行をいち早く取り入れたい人や、アーティスティックなデザインで個性を際立たせたい人におすすめです。

 

4. エスニック

民族衣装を思わせるエキゾチックでスパイシーな装い。
リゾートのワンピースや民族調アクセサリーで雰囲気をプラス。ただし、やりすぎないバランスが大切です。

 

5. エレガント

女性らしさと気品を備えた大人の装い。
現代では、エレガントを軸に他テイストを掛け合わせる“ミックススタイル”も人気です。

 

6. アクティブ

動きやすく機能的なファッション。
スポーツウェアやアスレジャースタイルを取り入れ、日常や休日でも快適におしゃれを楽しめます。

 

7. マニッシュ

男性的アイテムを女性が取り入れたスタイル。
女性らしさを残し、テーラードジャケットやスーツでシャープにまとめると、逆に色気が際立ちます。

 

8. ロマンティック

フェミニンで幻想的な雰囲気。
近年は甘さ控えめの“ネオロマンティック”や、ダークな要素を含む“ダークロマンス”も登場しています。

 

自分に似合うファッションテイストの見つけ方

パーソナルカラーや骨格タイプを基本に、ファッションテイストをプラスして自分らしさや個性を楽しみます。

■パーソナルカラーと骨格タイプを軸に＋α

• 基本軸：パーソナルカラー × 骨格タイプ
• 個性出し：そこに＋αでファッションテイスト

例）イエベ秋 × 骨格ナチュラル
→ 似合う雰囲気は「リッチ・大人・モード・カジュアル」
→ ソフィスティケート × モダン × アクティブを小物で取り入れると、自然に個性が出せます。

 

小物で簡単！テイストを取り入れるコツ

洋服で強いテイストを出すと、着回しづらかったり飽きやすいもの。
小物でアクセントを加えると簡単です。

• フリルのバッグでロマンティックをプラス
• ビビッドカラーの靴でアクティブに
• スカーフやアクセサリーでモダンやエレガントを演出

洋服はベーシックに、小物で印象を操る。このバランスが長くおしゃれを楽しむ秘訣です。

 

迷ったらプロに相談｜ファッションカウンセリング

「服の系統が定まらない」
「自分に合うテイストを知りたい」

そんな方には、おしゃれ全般を見直せる、パーソナルスタイル診断がおすすめ。
ライフスタイルや好みに合わせ、無理なく洗練されたスタイルを提案します。

→サロンメニューはこちら