2022-05-29
【透明感】は、とても大切です。
先日、当サロンのメイクレッスンを担当するメイクさんに、こんなことを聞いたことがあります。
『いままでお会いしたタレントさんで、この方は綺麗だなと一番感じた方はどなたですか?』
その答えは、●●●さん。
その理由を聞いたところ、しばらく考えて、『透明感でしょうか。』と答えられました。
なるほど。。透明感ですかぁ、私にはないわ(笑)と思いましたが、これを機に、お客さまに透明感を出すとしたら、どうしたらよいのかなと考えるようになりました。
それでは、透明感の出し方を3つお伝えいたします。
高明度=明るい色は、お顔を明るく白く見せるため、光を当てたような透明感を導きます。
明るい色といえば、「白」。
年を重ねると肌がくすんでくるため暗い色では余計に暗く見えがちに。そこで明るい色が着たくなるという方が多くいらっしゃいますが、実際にお顔が明るく若々しく見えます。
白は各シーズン(春・夏・秋・冬)得意な白がありますので、ご自身にあった白を選ぶと良いですね。
例えば、春や秋の方はアイボリー系(黄みがかった白)がお似合いですし、
夏や冬の方は真っ白(牛乳のような白や雪のような白)がお得意です。
またパーソナルカラーが春や冬の方なら、ペールトーンの明るく薄い色を取り入れても良いでしょう。
パーソナルカラーで透明感を出す方法
その❶:【高明度=明るい色】
*光を当てたような明るい透明感
高彩度=鮮やかな色は、お顔にハリや艶を与えますので、艶やかな透明感を醸し出します。
パーソナルカラーが春や冬ならビビッド、ブライト、ディープトーン。パーソナルカラーが秋ならディープトーンがおすすめです。
鮮やかな色が苦手な方には不向きですので、その❶高明度で透明感または、その❸濁色で透明感についても参考にしてみてください。
パーソナルカラーで透明感を出す方法
その❷:【高彩度=鮮やかな色】
*艶やかにキラキラした透明感
濁色=くすみカラーは、お肌にベールをかけたように滑らかになり、柔らかな透明感を醸し出します。
パーソナルカラーが濁色が得意なグループである、夏や秋の方におすすめです。
また、濁色と低彩度の両方の要素があると、お顔の色を抜く効果で透明感が倍増します。この場合のおすすめトーンは、ライトグレイッシュトーンです。
くすんだ色が肌の質感も柔らかに見せ、シアーな透明感を感じさせます。
パーソナルカラーで透明感を出す方法
その❸:【濁色=くすみカラー】
*シアーで柔らかな透明感
パーソナルカラーを使った透明感の出し方は、3つ。
透明感の種類 | 具体的な色合い | |
❶高明度 (明るさ) |
光を当てたような透明感 | 白 ペールトーン |
❷高彩度 (鮮やかさ) |
艶やかキラキラした透明感 | ビビットトーン ブライトトーン ディープトーン |
❸濁色 (くすみ) |
シアーで柔らかな透明感 | ライトグレイッシュトーン ほか |
パーソナルカラーのシーズン別、おすすめの色はこちら。
高明度 | 高彩度 | 濁色 | |
春 | アイボリー ペールトーン |
ビビットトーン ブライトトーン |
|
夏 | ミルキーホワイト | ライトグレイッシュ | |
秋 | 生成り | ディープトーン | ライトグレイッシュ |
冬 | スノウホワイト ペールトーン |
ビビットトーン ディープトーン |
以上のように、当方がパーソナルカラー診断する際には、
お客さまの美しさを引き立てる透明感の出し方を診ることを、怠らないように心がけています。
また同時に、似合う素材を予測することも行います。
例えば濁色(秋)より清色(春)が似合うけど、低彩度が似合う方(※春も中~高彩度が似合うタイプから中~低彩度が似合うタイプとまちまち)の場合は、素材を薄くしてシアー感を出すと似合いそうだなと予測を立てています。
なぜなら透明感の出し方は素材にも関わるからです。
ハリや艶のある素材は、お肌に艶をのせ、
薄く透ける素材は、お肌を柔らかく見せます。
素材による透明感の出し方
つまり、肌質を良く見せたり、お顔を美しく見せたりするためには、
パーソナルカラーと似合う素材を知ることが必要であり、じつはパーソナルカラーと素材には密接な関係があるのです。
ご興味がある方は、ぜひ当サロンのパーソナルカラー診断、および素材&シルエット診断をご検討ください。
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