自分に似合う服。それよりも大切なこと。

ファッションにおいて【似合う】とか、どうでもいいのではないかと思う。

そして【自分がどうありたいか？】なんていうものも、もはや、どうでもいいのかもしれない。

なぜなら前者も後者も、自意識過剰なファッションであることに変わりはないからだ。

こんな時代に自意識過剰には、もう、うんざりだ。自然の美しさには敵わないのに—。

似合うかどうかよりも大切にしたいことは、

• 清潔感
• 自然体
• 普通

これを分かりやすく言うと、

• 普通のファッションで不安にならないこと

だと言える。

デザインや色柄に頼らず普通の服で不安にならないことは、その人自体が普通に綺麗な証拠である。

普通のファッションで地味にならず、むしろ品の良さが際立つこと。

それが目指したい自然の美しさだ。

結局、普通が一番美しいということに、おしゃれ迷子の人は気がついていないし、容易に成し得ないと思う。なぜなら身も心も乱れているからだ。

ファッションなんて本来は普通でいいのに、余計なことをやってしまうファッション弱者は多い。なぜなら心身の乱れを、余計なもので隠そうとするからだ。

つまるところ、身も心も普通にきれいな人は、普通のファッションでも美しいし、不安にならない。

人と比べず、無いものを欲せず、淡々と生きること以外、最強のファッションはない。

そのためにも、まずは部屋の掃除から。

それが、似合うよりも大切なことだ。