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似合う色はどうやって決まるの?似合う色=好きな色?パーソナルカラー診断の効果や必要性について。

2024-04-08

パーソナルカラーはなぜ難しい?

パーソナルカラー診断 埼玉

パーソナルカラーはなぜ難しいのでしょうか?

その理由として、

  • イエローベースの色のほうが似合うか、ブルーベースの色のほうが似合うか、その差が小さい。
  • 判断基準に明確な数値がなく定量化できないため、診断する人によって誤差が生じてしまう。

パーソナルカラー診断の懸念として、これが一番大きいと考えています。

当方もパーソナルカラーの学校は2校通って学び、またサロンを運営して累計で1000人ほどのお客さまを診断させていただきました。

ですが、いまだにイエベかブルベかを判断するのは難しいと感じますし、そもそも、私自身がイエベなのか?ブルベなのか?も迷うことが多々あります。

なぜなら色によってイエベとブルベが違うと感じたり、色のトーンによっても異なったりするからです。

参考までに、自己判断する私のパーソナルカラー(概要)は以下のとおりです。

  • 緑系は全般的にイエベが良いけど、赤系はオレンジ寄り過ぎるとあまり良くない。むしろウインターが一番良いと感じる。
  • 青はスプリングほど黄みが強すぎるのは良くないけど、とはいえウインターほど冷たすぎるのも良くないと感じる。青は水色がまぁまぁ良い。
  • 水色はスプリングが良く、2番目に良いのはサマーだと感じる。
  • サマーは水色は良いと感じるけど、その他の色は、ほとんど良くない。
  • オータムのシックな色はまぁまぁ良い。カラシ色やカーキなども可。でも暗くてくすむ色や淡い色は、ほとんど良くない。
  • 全体的に暗い色は良くないと感じる。あとはウインターのペールトーンも良くない。
  • 高彩度の清色は強いと感じる。
  • つまり、冷たすぎる色、淡すぎる色、暗すぎる色が良くない。

相対的にイエベが優勢かとは思いますが、メイク用品を選ぶときにイエベも良いし、ブルベも良いと感じることが多々あります。

  • 例えばリップは赤系ならブルベも悪くない
  • チークはイエベに寄りすぎると肌がくすむと感じる
  • ファンデーションはピンク系は初めは良いが、時間がたつと顔色が悪くなると感じる

などです。

このようなことから、本当にイエベといっていいのだろうか?と未だに迷うことがあるのです。

とはいえ迷うこと自体、全く悪いとは思いません。結局のところ似合う色は、「自分の好みに左右される」と思っています。

好きな色と似合う色は違うのか?

私はこれまでの経験から、結局のところ似合う色とは「好きな色」である、そう思っています。

その理由として、これまで1000人のお客さまを診断させていただいた経験から、似合う色はお客さまの好きな色であったことが証明されているからです。

例えばAさまの似合うと診断したスプリングという結果が、

  • 「私の好きな色でした!似合うと知れて嬉しいです」
  • 「まさかスプリングだとは思いませんでした!でも実はこういう色は好きだったことが思い出されました!」

という2つのパターンがあります。

つまり、

  • 主観的に好きだと思っていたパターン(日ごろから好きで良く手に取る色)
  • 潜在的に好きだと感じていたパターン(日ごろは気が付いていなかったけど、言われてみれば小さい頃に好きだったとか、成人式でこの色の着物を着たという経験を思い出した色)

ほぼ100%と言っていいほど、好きな色が似合う色であったというお客さまなのです。

似合う色はどうやって決まるか?

似合う色は好みで分かる

かの有名なヨハネス・イッテンが色彩学の教育家として生徒たちを観察し発見した事実として、人が調和すると感じる色は皆それぞれに異なるということがありました。

そして人が心地よいと感じる色は、その人の主観であるということと、

選ぶ色は、その人の内面や外見を表しているということを発見しました。

ブルーの目とピンクの肌を持った明るいブロンドの髪の人は、純粋な色を好んだり明瞭に区別できる色を好んだりする傾向にある。

主観的な配色は、各人が持って生まれた思考形式や、感情および行為の形式を解明する1つの鍵である。

ヨハネス・イッテン 色彩論より

このように述べています。

ヨハネス・イッテンの理論から、似合う色はその人の「外見」や「内面」と大きく関連しているということが言えます。

このことからも似合う色は、その人の見た目の色(つまり持って生まれた肌や目、髪の色)や性格・好みなどから分かるということが言えると考えます。

私は学校の先生から、「あなたはオータム。」と言われたり、または「あなたはブルベ。」と言われたりしてきました。

このようにプロである先生が、それぞれおっしゃることが違うことからしても、似合うと感じる色は人の主観が大いに影響しています。

そして、いくら先生がおっしゃったとしても結局は自分が納得しなければ、永遠に迷子のままなのです。

つまり、自分が納得する色=自分の主観=自分の好きな色が似合う色とすることが、正しいと思っています。

似合う色は持って生まれた色を診断することで分かる

また、イッテンの理論から人が選ぶ色は、その人の内面や外見を表しているとするならば、持って生まれた肌や目、髪の色に似合う色を診断することは大いに役立ちます。

持って生まれた色を診断するためには、色の性質である4つの方向性「①ベース・②明度・③彩度・④清濁」に関する科学的な反応を、客観的に判断することが大事になってきます。

一般的に黄味がかったイエローベースの色を顔まわりに当てると、お顔が黄味がかり、反対に青みがかったブルーベースの色を顔まわりにあてると、お顔が白く見える傾向にあります。

これは色の反射により顔に色味がつく反応ですが、このような反応を黄みがかるから血色が良いと捉えるか?または黄ぐすみすると捉えるか?は、アナリストの個人的な感情(主観・好み)に偏らないようにすることが必要です。

また似合う色の度合いを診断するうえで、イエローベース、ブルーベースというような色相による違いよりも、明度の違いによるものが大きいということを感じます。

特にエイジングが進むと女性は暗い色の苦手意識が強まる傾向にありますが、これはシミやシワが濃く見えたり、瞼や頬が痩せてくるとゲッソリ見えたりするからです。

このようにエイジングによっては暗い色による悪影響を大いに及ぼしかねません。これはイエベブルベの判断ミスよりも致命的なこともあり得ます。

結局のところ人は似合う色は好きな色を選ぶ傾向にあり、イエベブルベの判断はあまり間違えにくいということが言えます。

それよりも、人は目立たないようにするために地味な色を選ぶ傾向にあることから、黒やグレー、ネイビーといった無難な色を選びがちになります。

これを裏付けることとして、お客さまのアンケートにも多いのが「無難だから黒を着ている—」という意見です。

『若い頃はあまり気にならなかったけれども、年齢を重ねるにつれて黒が似合わないと感じるようになってきた。似合う明るい色が分からないので、顔色が良く見える色を知りたい—。』

こういったお客さまは、非常に多いのです。

世の中的にイエベかブルベか?を重視する傾向にありますが、このことからパーソナルカラー診断で、自分の似合う明度を知ることはとても重要だと感じています。

さらに、黒や暗い色が似合うと思っていたのに、診断したら真逆の明るい色が似合うことが分かったり、また、グリーンや紫といった色は意外と似合う方は多いのですが、それを似合うと思っていなかったという意見も多くあります。

やはり、似合う色は好きな色であるということが言えるとは言っても、好きな色を改めて思い起こす機会として、また似合う色を納得してもらうためのツールとして、パーソナルカラー診断は極めて有効だと考えています。

当サロンのパーソナルカラー診断の特徴

当サロンは、4Dパーソナルカラー診断で「①ベース・②明度・③彩度・④清濁」に関する科学的な反応を客観的に判断し、4シーズンを導き出します。

続いて、全てのシーズンドレープ160色をあてて、色ごとの似合うシーズンの違いがあるかを確認します。つまり、シーズンにとらわれない、赤・青・黄色・ピンクといった、色ごとにお似合いになる色を診断します。

その後、16タイプならどのタイプか?といった、セカンドシーズンの深堀りも行います。

さらに、フルメイクアドバイスもついておりますので、メイクが苦手な方でもこの機会に始められるようになります。

総じて、似合う色は好きな色であるということを前提に、お客さまのお好みや反応を伺いながら、ご一緒に似合う色を発見するというスタンスで行っています。

「新しい発見があり目から鱗でした!」というお言葉も多々、頂戴いたします。ぜひご一緒に色の発見を楽しみませんか?

当サロンのパーソナルカラー診断を、どうぞご検討ください。

https://tsurutas.com/salonmenu/personalcolor/

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