2024-05-15
何のためのと言えば、一言で、【人助けをするため—】です。
またどうやって人を助けるのか?というと、ファッション(服を装うこと)の悩みを解決することです。
ファッションは生活に切っても切り離せないものであるため、単純なものではありません。
ファッションは人生の一部です。人生に置き換えることで、単なる洋服の選択ということではなく、生きるための服であること、そして自己表現の手段であることをお伝えしたく思っています。
ファッションはその方の生活が現れるものであります。つまり生きざまです。装いで自己を表現し自信を得たり満足したりすることで、人生に良い影響を与えると考えています。
ファッションは大きく「装飾性」と「機能性」に分けられると考えています。
「装飾性」と「機能性」が、我々にどのような影響を与えるかについては以下のとおりです。
「装飾性」の目的として、
人は華やかなものに目を奪われがちです。また人は飽きるので好みもコロコロ変わります。日ごろはシンプルな服を好む人も、たまには華やかなデザインの服を着たくなることもあるかもしれません。
新しい自分になりたいときや気分を変えたいときに、華やかな服やアクセサリーで気分を良くすることができます。
またSNSの情報では常に着飾った人々を目にする時代です。これらの情報に影響されたり、他人と自分を比較することが多くなります。
すると、他人よりも優位に立ちたいという気分になることも考えられます。
「装飾性」の課題として、
ユニクロのようにベーシックなアイテムは安くてもそれなりの品質が保たれるものですが、装飾性のある服は安いものでは見栄えが悪くなりがちです。
実際、装飾性の高い洋服を探す場合は、それなりの価格を考慮しないと着る人までも安っぽい見え方になってしまう懸念があります。
また、理想の服が見つかったとしても、自分にとってサイズやシルエットが合わないということもあります。
高価格で買っても、その後、飽きてしまうともったいない、手放すことができない、という負の感情にかられます。
「機能性」の目的として、
洋服の機能とは、自分の意志を表す手段や、着心地の良さや見た目の良さといった快適さを得ることができることです。
機能性のある服は目的がはっきりしているため、買うべきものが明確で安心して購入できます。よって、買い物の失敗がほとんどありません。
とはいえシンプル過ぎると、つまらなく感じることもあるかもしれません。
ですから理想としては、装飾性と機能性のバランスが取れた服であることが言えますが、多くのファッション情報は装飾性に重きを置いています。
すると以下のような懸念が出てきます。
SNSによる芸能人やインフルエンサーの影響により、装飾性の高いファッションが理想とされがちです。
それに追いつこうとしたり、世間の評価といったプレッシャーを感じたりすることで、ファッションの悩みが増えてしまうことが考えらえます。
またファッション業界やマスコミの情報は広告・宣伝のためであるにもかかわらず、人はどうしても影響されてしまいます。
このようなファッション情報にまみれているため、「自分にとっての本当に必要な装いとは何か?」を考える機会がありません。
ですから自分の理想のファッションと実際の生活の中でのニーズとの間で迷ってしまうことが考えられます。
当サロンはこのような視点から、装飾性だけにとらわれるような浅はかな装いの選択ではなく、皆さんがファッションを通じて自己表現しつつ、生活にしっかり密着したアプローチを取ることで、ファッションについて悩むことを少しでも減らしたいという願いがあります。
そのために、
サロンは常に進化し続けます。
今後も、創っては破壊し、また創っては破壊する—。これがサロン(=当方)のスタイルです。
ファッションはこれでいいという確定した答えはありません。進化するものです。
ファッションは人生ですから、さいごまで終わりがありません。答えはありませんが、それを考えていく覚悟をもって、お客さまと一緒にファッションについてを育んでいきたいと思っています。
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