2024-07-27
「どこで服を買えばいいか分かりません」「おすすめのブランドが知りたいです」
そんなご相談を、私はこれまで何度も受けてきました。
ですが、私がまず大切にしているのは
「どこで買うか?」ではなく、「何を・なぜ買うか?」という視点です。
いま、情報も選択肢もあふれる時代です。
一見便利になったようで、むしろ「何をどう選べばいいのか分からない」と迷いが増えた方も多いのではないでしょうか。
そんな時代だからこそ大切なのは、誰かのおすすめでも、流行でもなく、
“自分にとっての選ぶ基準”を持つこと。
たとえば、こんな経験はありませんか?
– あのとき買った服、なぜか着なくなった
– 店頭ではよく見えたのに、家で合わせたら全然しっくりこない
その理由は、選ぶ軸が曖昧だったから。
“他人の正解”ではなく、“自分の生活・感性・体型”に合った選択こそ、長く愛せる服になります。
まずは、どんなワードローブでも土台となるベーシックアイテムを見直してみましょう。
これらは、一見地味に見えて、実は“主張しない主役”たちです。
自分に合った1着があれば、どんな場面でも自信を持って過ごせる。そんな服たちです。
服選びで最も大切なのは、「私の現実の生活で必要なアイテム」です。
たとえばこんな風に、ご自身のライフスタイルを考えてみましょう。
このように、“生活に即したTPO”を棚卸しすることで、必要な服の方向性が自然に見えてきます。
パーソナルカラー診断や骨格診断といった、パーソナルスタイルを知るファッション診断も悪くはありません。
けれど、それだけでは“自分らしさ”までは導ききれないという葛藤はありませんでしたか?
– 好きなのに似合わない
– 似合うけれど着たくない
– 素敵だけど生活に合わない
そんなときは、ライフスタイルに「本当に必要な服」かどうかを目安にしてみてください。
不思議と、“生活に本当に合っている服”は、”私に似合う服”。そして気持ちも体も癒されてきます。
見落としがちですが、靴こそ最も投資すべきアイテムです。
理由は単純。靴が安っぽいと、全体の印象が一気に崩れてしまうから。
どれを選ぶにしても、“今の自分がどう在りたいか”に寄り添ったものを選びましょう。
また、メイクのアップデートやヘアスタイルも重要。
ベーシックな服で自信を持って装うためには、”自分”に対する自信を取り戻す必要があります。
メイクやヘアスタイルを見直すことは、自分に自信がよみがえり、服に頼らない”素”の自分を愛せるようになります。
このように、細部はファッション全体の完成度を左右する重要な要素。
予算を立てる際は、靴やアクセサリーといった小物、メイク道具、メイクを学ぶ講座など、大人はしっかり投資することをぜひ意識してみてください。
たとえば、UNIQLOにも美しい服はあります。
百貨店やセレクトショップにも、もちろんあります。
でも、場所ではありません。
“選び方の軸”がある人は、どこで買っても、ちゃんと美しくなれるのです。
服選びとは、自分のこれからの人生と向き合うことでもあります。
“誰かに教わる”のではなく、
“自分の言葉で納得する”。
それが、あなたの装いの芯をつくっていきます。
そんなお買い物を、私と一緒に体験してみませんか?
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