2025-03-30
ワンパターンな服装を変えたいと思うあなたへ。今回は、アップデートをしながら、自分らしいスタイルを維持する方法をお伝えします。
「ワンパターンな服装をやめたい」という声を聞くことがあります。でも、そもそもワンパターンな服装は本当にダメなのでしょうか?
実は「ワンパターン=悪い」のではなく、それが「自分の定番スタイル」として確立されていないことが問題かもしれません。
「これを着ておけば安心」と思えるスタイルがあれば、服選びに迷うことは少なくなります。自分に合った定番があれば安心できるはずですが、それを持てていないからこそ悩んでしまうのではないでしょうか。
「ワンパターン=安心感」になるはずのものが、なぜ「ワンパターン=悪い」と感じられるのか。その理由を探ってみましょう。
アラフォー、アラフィー世代の人がワンパターンな服装になりがちなのは、いくつかの理由が考えられます。
ワンパターンに悩んでいる人の多くは、「自分のスタイル」として確立できていないまま、なんとなく無難な選択を繰り返し、それが定着している状態です。
つまり、ワンパターンそのものが悪いのではなく、「無難な選択が習慣化し、自分のスタイルとして自信を持てていないこと」が問題なのです。だからこそ、大切なのはアップデートを止めず、常に自分を更新していくことが必要です。
体型が変わると、以前似合っていた服がしっくりこなくなることも。その結果、手持ちの服の中で「無難に見えるもの」ばかり選ぶようになってしまう。しかしこれは、服の問題ではなく体型の問題かもしれません。
体型が崩れると、何を着ても決まらなくなるので、体型維持の努力は重要です。
仕事や家庭の忙しい生活の中で、毎日コーディネートを考えるのが面倒になり、決まった服ばかり着るようになる。
しかしながら、服選びに悩みたくないのは当然のこと。だからこそ、ベースのスタイルを決めておくのは賢い選択といえます。
若い頃は自然にトレンドを取り入れていたのに、いつの間にか「何をどう変えればいいのかわからない」と感じることもあります。
でも流行の変化とは、ウエストの位置やサイズ感などのシルエット、着こなしのバランス、小物の使い方といった細かな部分です。
日ごろから雑誌をチェックしたり、「素敵だな」と思う人のスタイルを意識するだけでも、十分アップデートは可能です。
いつも同じブランドやショップで買っていると、似たような服ばかりが増えてしまいます。でも、似たような服が悪いわけではありません。大切なのは『服を増やすこと』ではなく、『本当に必要な服を選ぶこと』だと言えます。
つまり、ただ服を増やすのではなく、必要最小限のアイテムを厳選するミニマルな視点が重要なのです。
ワンパターンから脱却するためのポイントは、
このあたりを心がけると、服装選びの迷いから抜け出しやすくなるのではないでしょうか——。
ここまで、ワンパターンな服装は決して悪いことではないという視点から、自分の定番を確立し、服選びの迷いをなくすポイントを探ってきました。そのために、ワンパターンになる理由に着目し、迷いから抜け出すコツを見出しました。
では、「ワンパターン=安心感」ではなく、「ワンパターン=悪い」と感じている場合、どんな問題があるのでしょうか? 次は、その原因と解決のヒントを探ってみましょう。
ずっと同じ雰囲気の服を着ていると、時代とズレて「昔のままの人」感が出る。それはそうなのですが、本質はワンパターンだから老けて見えるのではなく、トレンド感がずれていたり、体型が崩れていたりするから老け見え・地味見えするのです。だからこそ、適度なアップデートと体型維持は大切です。
服装が変わると気分も変わるもの。ワンパターンだと新鮮さがなく、なんとなくマンネリしやすいと思いがちですが、「ワンパターン=気分が上がらない」とは限りません。
むしろ、安定したスタイルを持っていることで、自分らしさを感じられることもあります。ただし、自分らしい定番スタイルも、トレンドや気分を意識しながら少しずつアップデートして、新鮮さを保つことは必要です。
子育てをしていたり、年齢を重ねるにつれて、大人には求められるTPOが増えていきます。そんな中、いつも同じ服装だと、場面によって「ちょっと違うかも…」と感じることもあるでしょう。
しかし、それはワンパターンな服装自体の問題というよりも、カジュアルすぎる服ばかり選んでいることが原因かもしれません。ジャケットやきれいめなアイテムが少ないと、急にフォーマルな場面で「どうしよう」と不安になることもありますね。
ですから、どんなTPOにも対応できる、ベーシックでキレイめなアイテムを揃えておけば、場面に合わせた服装選びに悩むことは少なくなります。
しかも、ベーシックでキレイめなアイテムは、どんなアイテムとも合わせやすく、コーディネートの幅が広がりワンパターンからも抜け出せます。
ワンパターン(無難)な服装に落ち着きすぎると、自分らしいスタイルや新しい発見がないと感じることもあるかもしれません。
でも、必ずしも新しい服に挑戦しなくてもいいのです。例えば、「素敵だな」と思う人を参考にしたり、家族や友人の意見を聞いたりすることでも、新しい視点や発見は得られます。
とくに、信頼できる他の人の意見を参考にするということは、「他人の目を通して、自分を更新する」ということであるため、流行に流されるのとは違います。
つまり、ワンパターンが問題ではなく、「アップデートのないワンパターン」が問題です。自分に合ったスタイルを持ちながら、少しずつ変化を取り入れていくことで、洗練されたスタイルが完成します。
まずは、体型維持を意識したり、トレンドのエッセンスを適度に取り入れることが大切です。「ワンパターンを変えたい」「気分が上がりにくい」と感じたときは、「ワンパターン=悪」ではなく、定番のスタイルをアップデートすることが重要であることを覚えておいてください。
私の定番スタイルは、シャツ+ジャケット+スラックス+ローファーですが、時々素材やサイズ感を変えたり、小物で遊びを加えることで、いつも新鮮さを保っています。
今回、「ワンパターンな服装になってしまう」という方々に、特に強調してお伝えしたいことは、
この3つです。
さいたま市大宮区桜木町1丁目378番地 ビズコンフォート大宮西口ビル