2025-10-09
スタイリングをしていると、「これは合わないな」「なんだか変だな」と感じることがあります。
そんなときは、家族に見てもらいます。「どう思う?これはどう?」と、意見を聞くのです。
特に子どもの言葉は率直です。
「変」「似合わない」「こっちのほうがいい」──
その素直さを受け止め、コーデに活かすと、自然と上手くいきます。
しかしながら、
素直に正直に見ることは、勇気が必要です。
思い込みや慢心は失敗を招きやすく、自分がどのように見えているかを意識し、情報を集めることも大切です。
とはいえ、
こうした習慣を繰り返すことで、装いは少しずつアップデートされます。
年齢を重ねれば、去年は合っていたものが今年は違和感を感じることもあります。
数か月前にはよかったアイテムも、今見ると似合わなくなることがあります。
当たり前のことですが、
人も服も、老いとともに進化するものです。
だから、装いも自然に進化させる必要があります。
私が大切にしたいことは、
スタイリストとして本音でアドバイスすることです。
プロとして本当に必要なことだけを、誠実に伝えたい──
浅い建前や誉め言葉ではなく、正直な言葉を求めてくれる方と出会いたいのです。
シンプルなことですが、
本音のアドバイスを受け入れ、取り入れることで、装いは自然にアップデートされます。
それを言ってくれる人は、なかなかいません。
なぜなら人を傷つけたり自分が悪者になりたくないから。
でも、
服は、ただ単に選ぶものではなく、努力と思想を必要とします。
本音でアドバイスを受けたい方は、ぜひご用命ください。
逆に、やわらかくオブラートに包んでほしい方も、遠慮なくお知らせください。
私は今日も、丁寧な生活を心がけながら、装いと向き合います。
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