
2026-01-03

2025年は、仕事をそぎ落とし、構築し直した一年でした。
サロンを解体し、レンタルスペースでの業態へと切り替え、
やらないことを決め、質と力を凝縮する。
その選択を、静かに、確かな意志をもって行いました。
仕事を100%の力でやることを、やめる決断をしたのです。
50%の力で無理なく続けられる範囲に整え、残りの50%は、家族と、自分自身のための学びに使う。
それは妥協ではなく、配分の見直しでした。
50歳を迎え、検査やメンテナンスを重ね、身体を整え、自分をいたわることも、この一年の大きなテーマでした。
体力や気力を前提にしない生き方から、現実を引き受けながら続けていく生き方へと、舵を切った感覚があります。
そのうえで、新たに始めることにも踏み出せた一年でした。
ボイストレーニング、カメラ、投資。
趣味として始めたことの中でも、ただ消費するのではなく、何かを得る。
得たものは自分なりの哲学として咀嚼し、血肉にしていく。
この循環こそが私らしさであり、それが日々の成長につながっていると感じています。
背景には、子育てと家族を支える中で突きつけられた課題があります。
毎朝5時半起床のお弁当作り。
一緒に育む目標と努力。
そこに反抗期が重なる。
表面的なノウハウでは超えられない葛藤と向き合う日々が続きました。
そんなとき、私はいつも自分の感情を深く掘り下げ、客観視し、整えることで道を見つけてきた。
それが自分の「癖」であり、同時に、これまで自分を支えてきた強みでもあると気づいたのです。
だからこそ、より一層、人として深めていく必要がある。
そう思うようになりました。
昨年は、集客のためのブログから一度距離を置きました。
――私は何者で、何を差し出せるのか。
その問いに、日々向き合う一年でした。
書いては消し、消しては書き直し、言葉を通して、自分自身と対話する。
ブログは「人を集める場所」ではなく、自分が立ち戻るための場所へと、少しずつ役割を変えています。
朝5時半起きでのお弁当作り。
それは単なる家事ではなく、誰にも見せない責任を引き受け続ける行為でした。
睡眠不足で、キッチンの床にうずくまり眠ってしまうこともありました。
――それでも、淡々と続ける。
この姿勢は、思考や言葉、そして仕事の在り方にも、確かに表れていると感じています。
実店舗の解体と、レンタルオフィスでの再始動。
これは縮小ではありません。
固定費と役割を削ぎ落とし、
サービスを「形」から「思想」へと移行させ、
「やれること」ではなく「やるべきこと」だけを残す。
事業のリセットではなく、
事業の再定義でした。
「儲けないサロン運営」という言葉の裏には、人としての成長を促す、明確な意志があります。
こうして2025年は、整理し、メンテナンスし、そして始める。
この循環を丁寧に回してきた一年でした。
その積み重ねの先に、2026年は、
仕事以外の場所で育ててきたものが、静かに形になっていく一年になる。
今は、そう確信しています。
そして、仕事の成果だけに自分を預けるのではなく、
自分の力で、さらに飛躍する一年にしたいと思っています。
仕事は、常にお客さまと共に成り立つもの。
だからこそ、誰の力も借りず、ひとりでも立てる場所を、自分の内側に築いておきたい。
本年もよろしくお願いいたします。
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