パーソナルカラー診断・買い物同行

大宮・さいたま|パーソナルスタイルサロン

さいたま市大宮区桜木町1丁目378番地 ビズコンフォート大宮西口ビル

ご予約はこちら

ファッションの本質を学ぶ一冊

2026-01-23

装いの軸と哲学を育てるために、ファッションの構造を知る

東大ファッション論集中講義

東大ファッション論集中講義 平芳裕子 著

目次:
それでもファッションを研究する――イントロダクション

集中講義1日目 西洋のパラダイム
第1講 裁断と縫製――衣服に起源はあるのか
第2講 言葉と学問――ファッションは何を意味するのか
第3講 作法と流行――ファッションはなぜ女性のものとなったのか

集中講義2日目 近代がもたらしたもの
第4講 自由と拘束――女性の身体は解放されるのか
第5講 モデルと複製――ファッションデザインの近代
第6講 メディアとイメージ――衣服がファッションになるとき

集中講義3日目 創造性への問いかけ
第7講 展示と鑑賞――ミュージアムのファッション展
第8講 身体と表象――ファッションとアートの接近
第9講 名と言説――シャネルはなぜ評価されるのか

集中講義4日目 歴史と未来をつなぐ
第10講 女性と労働――お針子像は消えたのか
第11講 日本と近代――洋服とはなんだったのか
第12講 批評と研究――ファッション学からファッションスタディーズへ

ファッションの歴史や文脈をひもときながら、装いを構造的に理解できる一冊を紹介します。
流行や「似合う・似合わない」に振り回されず、自分なりの装いの軸やファッション哲学を育てていきたい方にとって、重要なきっかけとなる本です。

冒頭では、ファッションの意味が歴史の中でどのように変化してきたのかが、丁寧に描かれています。
14〜17世紀の中世ヨーロッパにおいて、ファッションは単なる装いではなく、生活様式や身分を示すものでした。

当時の貴族たちは、下級階級には到底身に付けることのできない高価な素材や装飾を用いた衣服をまとい、特に男性が華やかに装うことが常識とされていました。
多くの装飾品を身に付けることも、上流階級としての教養や作法を身につけていることを他者に誇示するための重要な要素だったのです。

本書では、こうした洋服の本来の意味や文脈を踏まえながら、その発展の流れを多角的に捉え、現在のファッションへと自然につなげていきます。

歴史や文脈、発展の過程を通して、ファッションを感覚的にではなく構造として理解する視点を与えてくれる点が、この本の大きな魅力です。

パーソナルスタイリストとして、「似合う服」にとらわれがちな顧客に対し、装いの本質や考え方そのものを伝えたい立場から読んでも、多くの確信を得られる内容でした。

流行や表層的な判断に留まらず、自分なりの装いの軸やファッション哲学を育てていきたい方にとって、ファッションの構造理解から始めるための、確かな土台となる一冊だと思います。

TAG : 

CATEGORY : 

Contact

Access

さいたま市大宮区桜木町1丁目378番地 ビズコンフォート大宮西口ビル

営業時間
10:00〜20:00
定休日
祝日・年末年始

ご予約はこちら