2022-06-17
ベージュが似合わない!と思う方は多いですよね。
ベージュは、くすんだ色です。ですから選ぶ色を間違えると、お顔がくすんだり地味に見えたりして似合わないと感じやすい色です。
なかなか正解を見つけにくい色でもあるので、苦手意識が高い方も多いのではないでしょうか?
とはいえベージュはベーシックカラーでもあるため、自分に似合う色は押さえておきたいものですよね。
ミニマリストである私にとってもベージュは大切な色です。
特に定番アイテムのトレンチコートは日ごろから愛用しておりますが、トレンチコートを着こなせると、おしゃれの幅が広がります。
ぜひご自身に合ったベージュの攻略法は、身につけておくのがおすすめです。
そこで今回は、似合うベージュの選び方について解説していきます。
また最後に、パーソナルカラー別のベージュを使ったコーディネート例もご紹介していますので、ぜひ確認してみてください。
早速ですが、パーソナルカラーごとに似合うベージュの色を解説いたします。
色の主な特徴、似合う時と似合わない時の印象も参考にしてみてください。
特徴:明るい黄み寄りのベージュ。白がたっぷりと入ったパステルカラーに近いイメージのベージュで、くすみ感はなし。
似合うと肌が明るく透明感が増し、ハリ艶が出て生き生きとした印象になる。
似合わないと、色と顔色の馴染みが悪く感じる。
特徴:中くらいの明るさ~やや暗めの黄み寄りのベージュ。春にくらべてグレイッシュやカーキ寄りにくすんでいる。
似合うと顔に奥行き(陰影)が出て、シックな印象になる。
似合わないと、どんよりくすみ、地味に感じやすい。
特徴:中くらいから明るめのピンク寄りのベージュ。黄みはなく、ややグレイッシュでくすんでいる。
色白透明感が増し、肌質も柔らかく見える。
似合うと似合わないと元気がなく見えたり、くすんで暗くみえがちになる。
特徴:明るめのクリアベージュまたは、グレージュやトープ。黄みやくすみ感はない。
肌にハリや透明感が出て、スッキリ、リッチな印象に。
似合うと似合わないと色浮きしたように馴染みが悪い。
当サロンのパーソナルカラー診断でオータムだと分かったお客さまの例です。
お客さまのご相談は、
とのことでした。
黄みでお肌の色が血色が良く整っています。
秋のベージュに比べるとお肌が白くなりますが、実際には白浮きするような感じもあります。
こちらのお客さまは髪の毛の①質感と②色に重さがあるのが大変魅力のため、明るい色では髪の毛の色とのコントラストが強く感じ、その対比で頭部が重く見える懸念があります。
春のベージュと同様に、黄みで血色がのり、お肌のトーンが整います。
春と比較して、お顔立ちに陰影がつき、まるでシェーディングをしたような奥行きや大人っぽさを感じます。
暗めで艶やかなオータムカラーは、お客さまの髪の毛の質感や色、お顔の陰影が付いたりと、こっくりリッチな印象です。
ブルーベースで色白に見せると、やや青白く感じます。
グレイッシュにくすみ、やや元気がない印象です。
お顔を白く見せますが、色味が少なく、のっぺり見え、やや冷たい印象です。
こちらのお客さまは、
の順でお似合いでした。
イエベがお得意なお客さまで高彩度もお得意なため、春はNGと思わずに取り入れる柔軟さは問題ありません。
念のため、NGは夏とお伝えしました。顔色が青白く、くすみ、元気がなく見えて勿体ない印象でした。
ご自身でファンデーションを選ぶときの様子も、ベージュ選びの重要なヒントになります。
その時に注目する点は、
ここに注目します。
例えばこちらのお客さまも、
といったお話を伺いました。
または明るさについてですが、私も以前、肌のトーンを明るく見せたくて明るい色を使ってみたのですが、色ムラは残るし、のっぺりして顔にメリハリがなく素敵になりませんでした。
それ以降やや暗めにしたところ肌のトーンが整い、程よく陰影もついて良かったという経験があります。
あなたもファンデーション選びで過去の経験を思い起こしてみると、似合うベージュのヒントになるかもしれません。
あなたがファンデーションを選ぶときは?
ベージュ選びのヒントになります!
それでは最後に、パーソナルカラー別、ベージュを使ったコーディネート例をご紹介いたします。
当サロンでは、パーソナルカラーを決定後、お客さまのお好みやライフスタイル合わせて、お似合いになる配色のお手伝いもさせていただいております。
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明るい色と配色して、ベージュを明るくくすませないこと。
淡い色味なら、こんな感じ。
鮮やかな色をアクセントカラーに加えても、素敵です。
春の方は、全体を明るくして、
ベージュのボトムス×明るめのトップス、または鮮やかな色をアクセントに加えるのがおすすめ。
グリーンやパープル系のシックな色と配色。
カーキ系のベージュは、オータムならではの魅力引き立てる色。
暗めでシックな色合わせが、地味にならない。
秋の方は、全体を中~暗めの明るさに抑えて、
シックなグリーンやパープル、オレンジ等をトーンをそろえて取り入れるのがおすすめ。
ピンクベージュは黒と配色して、シャープさを演出しても。
赤みのあるブラウンと配色して、レディライクに。足元はヌーディーな色で軽やかに。
中~明るめのグレイッシュなコーディネートも。
夏の方は、全体を~明るめに整えて、
黒やワイン系の色を差し色に女っぽくしたり、ライトグレイで明るくシックに見せるのがおすすめ。
真っ白やペールトーンで配色。
モノトーンでシャープに。コントラストを付けて。
(ベージュと言うより白っぽいですが)高彩度カラーでアクセントを。
冬の方は、明るくする、または明るい色×暗い色とコントラスト付けて、
鮮やかな色をアクセントに、全体的にコントラストを付けるのがおすすめ。
以上、パーソナルカラ別、ベージュの選び方をご説明しました。
ベージュは似合わないと思っている方が多いようですが、似合わないのではなく似合う色を選べていないのです。
ご自身にあったベージュはどんなベージュか詳しく知りたい方は、ぜひパーソナルカラー診断も検討してみて下さい。
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