【思考を変えれば人生が変わる】③自分らしい生き方
2024-12-25
思考を変えれば人生が変わる——
自分らしく生きるためには、自分という軸を持つことです。
自己肯定感を取り戻し、物事のとらえ方を柔軟にして、世の中に流されずに自然に振る舞うことで、自分らしい生き方が見えてきます。
③自分らしい生き方 ～他の目が気になる人へ～
情報を鵜呑みにしない
今、情報が簡単に入ってくる時代です。
日ごろわれわれは、ヤフーニュースやワイドショーのキャッチーなタイトルにつられて情報を簡単に受け取ることに何ら違和感を覚えません。
このようなしくみは、頭を使うことと自分で考えることを忘れていくことが懸念されます。そして、世の中の情報を鵜呑みにするしかなくなり、情報に振り回されることによって不安感に陥っていくことも考えられます。（私の場合、コロナ禍の一時そのような状況がありました。）
まずわれわれがするべきことは、その情報は本当なのか——と、疑うことが必要だと考えます。なぜなら大事なことを見失うからです。
頭を使うこと、そして冷静な判断を心がけることが大切です。
自分の考えが間違っているかどうかは置いておき、まずは自分で考える習慣を作り仮説を立てて検証するという作業をしてみましょう。
自分にとってその情報が真理かどうかを決めた結果、たとえ間違っていたとしても情報を軽はずみに信じるよりはましです。自分を信じてゆっくり決めれば良いのだと考えます。
これによって、世の中の消化しきれない情報にまみれたり浅はかな情報に染まることを避け、自分の意見を持ち自分らしく生きることができると考えます。
自分らしさを大切に生きる
社会性を意識し過ぎると、人の目を気にしたり多数派の意見に同調したりする傾向になります。その結果、自分の好みや意見を抑圧することになり自分らしさを失ってしまうことになりかねません。
人は皆、好みや意見、生き方など違って当たり前です。自分という存在を無視してまで人と同調する生き方を選ばなくても良いですし、また同じような生き方をする必要もないはずです。
自分は自分。そして、人は人。
自分らしさを大切に生きることは、自分を認めて相手も認める、お互いの違いを尊重するということです。よって自分勝手ではありません。他人と同調できない場面でも自分らしさと相手を否定しない姿勢があれば良いのです。
人生は一つひとつ選択する機会
人生は常に選択をする機会があります。
例えば洋服を買うとき、どんなお店でどんな服を買うのか、そしてどうやって決めるのか、こういった選択は人生の中の一コマです。
その服を買うことで気分が上がったり見た目が整い自信が得られる選択ができれば良いのですが、安いから、流行っているから、または店員さんに言われたからといって買ってしまうと、のちに後悔してしまうことになりかねません。
また、『今日何食べようか？』、『休日はどこに出かけようか？』なども人生の中の選択の一つです。ちょっと高いけど健康に良いものを食べるのか？、それとも美味しくて手軽に食べられるけどジャンキーなものを食べるのか？なども。
常にこうした日々の選択の積み重ねが、のちの人生を潤すことにも逆に後悔することにもつながっていきます。ですから、できれば人生を潤すような賢明な選択をしたいものです。そのコツは今よりもっと良い生活になるような選択をすることだと考えています。
しかしながら賢明な選択は、ある意味、自己投資に近い選択となります。よって、最初はお金がかかるパターンが多いため気が引けることもあります。とはいえ、長い目で見た時に少し無理をしてでも高いほうを選択したほうがコスパの良い結果となることが多々あります。
人生の中の一つひとつの選択を大切にして、良い選択肢を選ぶことで人生を潤すことを心がけることが必要だと考えます。
自分を何者かになろうとしたり、飾る必要はない
人間は人前に出ると猫を被って行儀良く振る舞ったり、違う自分になって振る舞ってしまうことがあります。しかし、自分を誤魔化して格好つけても話をすれば大抵その人の中身は分かってしまうものです。
立ち振る舞いは商品でいうところのパッケージのようなものだと考えます。一見、美しいパッケージでも実際にあけてみたら中身が大したことなかったとき、とても残念に感じるはずです。私は商売をしている人間なので、お客さまに期待外れの商品を売ることに怖さを覚えます。
ですから、無理に飾ることなく自分らしくいたほうがよいと考えます。その方が自分自身にとっても心地よくいられます。そして自然とコミュニケーションも上手くいきます。誤解されて傷付くこともありません。お互いにとって良い結果につながるのです。
正直な自分を表してありのままの自分を知ってもらうことが一番いいはずです。何者かになろうとしたり着飾る必要は全くありません。
誰かに好かれようとしない
商売をする上で顧客に媚びを売ると、良いことばかり言って中身が伴わなくなります。これは人間も同じで、多くの人に好まれようとすればするほど中身が浅く薄くなり自分を見失います。
これだけ多くの価値観や多様性がある人間性を考えれば、自分に合う人とそうでない人がいるのも当然です。ですから、自分と合う人とだけ自然に出会えれば良いのです。
また、もし嫌われたと感じても気にする必要はありません。これは一人ひとりの好みを認めてあげれば分かることです。
自分を見失い自分の良さをアピールできず、自分らしさを失ってまで好かれようとする必要はありません。
外見より内面を磨く
歳を重ねていくにつれて自然と自分を受け入れるようになればよいのですが、外見に執着しすぎる人は不幸だと考えます。
なぜなら、外見に執着するということは他人の目を意識しすぎて自分がどうみられているか？気にしている証拠だからです。それは自分の軸がなく生きていることでもあり、自分を受け入れていないとも言えます。なにしろそのような生き方は疲れます。
年齢に逆らってアンチエイジングを習慣にするよりは、ものが朽ちていく自然の道理を受け入れることをしたいと考えます。そうすることで死の恐れもなくなります。歳を重ねて昔はどうだったと思い出に縛られるより先を見据えて今を淡々と生きることです。
そのために1日1日の充実を考えます。本を読んだり行動したり美味しいものを食べたりと、生活を充実させることで中身も充実させます。そうすると自尊心も高まるはずです。
自分の軸を持つ
『自分の軸』を持つことで自分らしく生きることができます。
そのためには自分の価値感や考え方を内省しながら日々磨いていくことです。
これまで記述してきた三部作、自己肯定感の高め方、物のとらえ方、を含めてまとめます。
- 自分という存在を認めて、淡々とやるべきことをやる。
- 物事を柔軟にとらえて、あるがまま受け入れる。
- 世の中に流されず、自然体で自信を持って生きる。
こういった立ち振る舞いをすることで『自分の軸』を持つことができ、自分らしく生きられると考えます。
以上、思考を変えることによって人生の質が上がります。他人の目が気になる方へ、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
今回の記事【思考を変えれば人生が変わる】③自分らしい生き方 のシリーズ三部作として、以下の記事もご紹介させていただきます。
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