2025-07-06
クローゼットには服がある。
それなのに、着たい服がない。
朝、鏡を見るたびに「なんか違う」と思う。
それは、服が足りないからではなく、
すべてが整っていないだけかもしれない。
何が必要なのかも、わからない。
部屋は片づかず、
心もなんか、散らかったまま。
着るものの前に、ちゃんと眠れてますか。
食事は整ってますか。
身体の輪郭は、ゆるんでいませんか。
生活そのものが、崩れていませんか—。
おしゃれとは、
何かの情報や服やモノを「足す」ことではなく、
「正す」ことかもしれない。
たとえば——
床に、脱ぎっぱなしのシャツはないか。
古びた靴を、なんとなく履き続けていないか。
バッグの中が、生活感にまみれていないか。
エコバッグを、無意識にいくつも抱えていないか。
メイクは、上手にできるか。
眉毛が、ずっと昔のままではないか。
そうした一つひとつが、「清潔感」につながっている。
それは、「おしゃれ」よりもずっと大切な基本のき。
だらしない生活を包んで隠せる服は、たぶんない。
おしゃれは、整った暮らしの上に、そっとあるものだから。
さいたま市大宮区桜木町1丁目378番地 ビズコンフォート大宮西口ビル