2025-08-21
春はジャケット。
夏はシャツ。
秋はジャケット。
冬はチェスターコート。
私のワードローブは、このリズムで回っている。
かたちはシンプルに二つ。
シャツならレギュラーカラー。
ジャケットやコートならテーラード。
それだけで十分。
襟のない服は、私にとって選択肢に入らない。
なぜなら、フォーマルこそが洋服の原点だから。
洋服には二つの流れがある。
ひとつはフォーマルから派生したもの。
もうひとつはワークウェアやスポーツウェアから派生したもの。
シャツ、ブラウス、ジャケット、スラックス。
フォーマルを起点とする服は、マナーを宿し、敬意を表す。
だからこそ、誰に会っても、どんな場でも、外れることがない。
フォーマルの服は、もともと見た目を重視してつくられた服。
だから、形やシルエットが構築的で美しい。
着る人を選ばず、着る人を美しく見せてくれる。
そんな服を、着ない理由はない。
季節が巡るとき、私は思う。
決して「着るものがない」など慌てることなく。
ジャケットを早く着たい。
秋よ、早く来い。
さいたま市大宮区桜木町1丁目378番地 ビズコンフォート大宮西口ビル