服はどこで買えばいい？迷わず選ぶための“自分軸”完全ガイド

一人でお店を回っても、疲れるだけで何も買えずに帰ってしまった――そんな経験、ありませんか？
「何も買えない」と感じるのは、実は、買う基準を持っていないから。
つまり、服の選び方がわからないだけなのです。

なぜ「服ってどこで買えばいい？」と迷ってしまうのか

• お店もブランドも種類がたくさんあり、正解が分からない
• 流行や広告、周りの雰囲気に流されてしまう
• そもそも「似合う服」の基準が自分の中にない

特に、服選びが苦手な人は「何が似合うか」「何を買うべきか」「どのお店へ行けばいいか」が見えていないため、お店を回っても疲れるだけで、買えずに帰ってしまう。

しかし、骨格診断やパーソナルカラー診断などで、「自分に似合う色や形の軸」 を知ることで、服選びはぐっとシンプルになります。

さらに大事なのは、自分なりの“服を選ぶ基準”を育てること。
その基準が定まれば、お店に行ったときに迷わず、必要な服を手に入れられます。

初心者がまず行くべき店はこの３軒だけ（迷ったらここ）

服選びが苦手で、「とにかくどこへ行けばいいか分からない」という人のために。
まず行くべき店を、プチプラ〜無難路線で絞りました。

• ユニクロ
• GU
• グリーンレーベル（UA系列）

☐ なぜこの3つなのか？

• 定番のシャツ、ブラウス、スラックス、ニット、ジャケットが揃う
• 価格が手頃で、「試す」「比べる」ハードルが低い
• 似合う素材やサイズ、形の基準を知る練習になる

まずはこの3つのブランドで “自分の基準” を作る。
ここから買い物の第一歩を踏み出すのがおすすめです。

目的別に「買う店」を選ぶ：仕事用／私服／上質志向

服は用途や目的によって“買う店”を変えるのが賢明です。
以下は、目的別のおすすめブランドです。

■ 仕事用（オフィスカジュアル）向き

• PLST（プラステ） — ベーシックで構築的、サイズ展開も豊富。きれいめ重視に。
• ロペピクニック — ややカジュアル寄り。プライベートにも使いやすい。
• ナチュラルビューティーベーシック — 女性らしく、オンオフ両対応。

また前述のユニクロ／グリーンレーベルも、初めのベースとして最適。

■ プライベート／フェミニン〜きれいめ志向

• ウサギオンライン（スナイデル／ミラオーエン／リリーブラウン） — フェミニンで、トレンド感を抑えつつ女性らしさ。
• FRAY I.D — きれいめ・女性らしさを求める人向け。ただし価格はやや高め。
• H&M・ZARA（海外ファスト） — 小物（バッグ、靴）やトレンド服のお試しに。流行を気軽に取り入れたい人に。

■ 長く使える高価格帯・名品志向

• アナイ — 華やかで大人の女性らしさ。
• セオリー — ミニマルで都会的。
• トゥモローランド — エレガントからカジュアルまで万能。
• ラルフローレン — 上質なカジュアルベーシック。

☐ 参考：ルミネにある代表的なブランド

・ベイクルーズ系（イエナ、フレームワーク、プラージュなど）
https://baycrews.jp/

・トゥモローランド
https://store.tomorrowland.co.jp/

・ユナイテッドアローズ系（ユナイテッドアローズ、ビューティ＆ユース、グリーンレーベルなど）
https://store.united-arrows.co.jp/

特にジャケットやアウターなど、長く着る服を選ぶなら高価格帯で質を重視するのがおすすめです。

何を買えばいいかわからない人のための“最低限の型”

最初に揃えるべき服（ミニマムワードローブ）

• シャツ（ブラウス）
• スラックス
• ニット（季節に応じて）
• ジャケット
  こちらを揃えましょう。

迷ったら、まずは「型」を固めること。余計なアイテムや数を増やさないこと。
初心者に必要なのは、ベーシックなアイテムを 3〜5点 抑えることです。

具体的なお店と予算（初心者向けの型）

具体的なお店は、ユニクロと好きなブランドを合わせ技で。特に予算を、プチプラ × ミドル価格のハイ＆ロー構成にするのがおすすめです。

① シャツ or ブラウス（ユニクロ）
→ 仕事・私服どちらでも使える

② スラックス or タックワイドパンツ（ユニクロ）
→ とにかく使える。どのトップスにも合う

③ メリノウールニット（ユニクロ）
→ 洗える・長持ち・高見えの3拍子

④ ジャケット（好きなブランド）
→ ここは“投資パート”。印象が一気に変わる

ベーシックアイテムは、まずプチプラで揃えると安心です。その点、ユニクロは手軽で優秀。
さらに質を上げたい場合は、好きなブランドをチェックすると効率的です。

全てを高価なもので揃える必要はありません。
「このアイテムはユニクロで十分」と決めて、ほかのアイテムに予算を回す柔軟さが大切です。

失敗しない買い方──準備と比較、予算の使い方のコツ

買い物は、準備で8割決まります。
買い物で「失敗した」「何も買えなかった」を避けるために、買う前の準備と当日の動き方を整えるのが大切です。

事前準備（行く前）

• 着るシーンを決める（仕事用？休日用？TPOを整理）
• 自分がどう見せたいかイメージする（知的／女性らしい／透明感など）
• 今のクローゼットをチェック（使える服／捨てる服）
• 足りないアイテムをリスト化しておく
• 行く店を4〜5店舗に絞る

自分がどう見せたいかイメージを思案するのに、素材集めのツールとしてピンタレストがおすすめです。
さまざまなコーデ画像は、当方が作成しているピンタレストのボードもご参照ください。
［ピンタレスト］鶴田流ミニマリスト

店での動き方

服を買う際は、必ず試着して確認しましょう。
試着をしないで購入するのは、失敗がつきもの、大変危険です。

1. まず ユニクロ で素材・サイズ・着心地の基準をつかむ
2. 気に入ったものがあれば試着
3. 次に中〜高価格帯の店で比較
4. 「ユニクロで代替できるか？」を自問
5. 代替できなければ “投資アイテム” として購入

こうすると、「何となく買って失敗」「安物買いの銭失い」なども防げます。

試着は必ず。素材、質感、サイズ感、顔映り――鏡の前でよくチェックしてください。
なお、初心者は“比較”をしないと失敗しやすいので、同じ建物やフロア内の店を回りながら選ぶのが成功率高めです。

迷わず買えるようになりたい人へ──プロの力を借りるという選択肢

「どこで服を買えばいいのかわからない」。
この悩みは、センスの問題ではありません。選択肢が増えすぎた今、誰でも迷う時代です。

ユニクロで十分なのか。
セレクトショップに行くべきなのか。
何を買えば失敗しないのか。
みんなどこで買っているのか。

検索しても“ブランド名の羅列”ばかりで、 あなたが本当に知りたい「何を選べばいいか」は、いつまでも見つかりにくいままです。

服選びで本当に大事なのは、 「どこで買うか」よりも“自分の軸” です。

似合う色、似合う形、そしてあなたの暮らし方。
この3つの軸が整うと、買う場所も、買うべき服も、自然と定まります。

もし今、
「自分に似合う服をきちんと揃えたい」
「迷わない軸を、きちんと整えたい」
——そう感じているなら。

買い物同行では、素材・色・形・予算まで、あなたに合う基準を丁寧に明確にし、“お気に入りの服”を一瞬で手にしていただけます。

装いは、生き方を整える最も身近な手段です。
あなたの毎日が軽やかに進むよう、必要な一着を一緒に選びに行きましょう。
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買い物同行の様子をレポートした、以下の記事もチェックしてみてください。
▶ 買い物同行レポート記事・一覧

あなたが服を選ぶ――その先にあるもの

服は、誰かのために着るものではない。
自分のために、毎日を清らかに、軽く、そして人生を楽しく過ごすための必要な道具です。

選ぶ基準を整えれば、服は迷路ではなく、あなたの身体の一部になります。

まずは、ユニクロを覗いてみる。
色、素材、形、サイズをチェックする。――その行動で、あなたの「服の軸」は変化していきます。

そのために必要なのは、シンプルな基準と、少しの勇気です。
あなたの装いが、今日から少しでも軽やかに整いますように。