2020-03-10
ファッションテイストの「テイスト(taste)」とは、「味わい(=taste)」です。料理で言うところの味であり、ファッションでいうならばイメージです。
ファッションは自分がどうありたいか?自分は何者なのか?を証明するものでもありますので、自分にはどんなテイスト似合うのかな?ではなく、こんなイメージがいい!こんな風になりたい!という主体的な考えも必要です。
ファッションの系統が定まらない
ファッションテイストについて知りたい
という方は、まずはファッションの基本であるファッションテイスト8分類を確認して、自身が目指したいイメージを考えてみて下さい。
なおファッションテイストには、さまざまな分類法がありますが、ここで紹介する8分類はファッション業界でも使われる基本の分類になります。
こちらを押さえてから他のファッションテイストに応用していくと良いでしょう。
それでは早速、ファッション系統(テイスト)8分類を見てみましょう。
位置が対極にあるテイストは、そのイメージも対極になっています。
例えば真ん中の上下にある、【ソフィスティケート】⇔【カントリー】をご覧ください。
ソフィスティケート(=都会的)に対してカントリー(=田舎)ですから、イメージが真逆になっていますね。
それでは各8分類のテイストの中身を解説していきます。
都会で働く女性像のようにキャリアウーマンや、都会的なセレブリティなイメージを感じます。
色合いは都会のオフィスビルのようにクールな黒、グレー、ネイビー、そしてシックなベージュのイメージです。
使用するアイテムはスーツやジャケットスタイルといったキレイ目が多く、ドラッド、コンサバティブといった誠実で真面目、格式高いイメージもあります。
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カントリーは田園で働くカウボーイファッションやウエスタンファッションのイメージです。ソフィスティケートと対極で田舎の素朴さ、温かさが感じられます。
(アメリカで1974年~83年まで放送され、日本でも大ヒットした海外ドラマ不朽の名作『大草原の小さな家』のイメージと言えば分かりやすいでしょうか。)
色合いはアースカラーがメインになり、ツイードやチェックといった柄物もカントリー要素の1つです。
現代であれば、趣味のキャンプや山登りに出かける装いとして、アウトドアウエアを取り扱うブランドでおしゃれをしても良いですね。
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モードとは前衛的という意味で、現代的、最新の流行ファッションです。
ハイブランドのアーティスティックなデザインをいち早く取り入れるのが、モードファッションですね。
時代によって雰囲気が変わりますが、流行を楽しみたい!最先端のファッションで時代の先行く個性を楽しみたい!という方におすすめです。
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民族衣装のようなスパイシーでエキゾチック、ノスタルジーなイメージで、ミステリアスな色気も感じるテイストです。
リゾート地で着られるワンピースやエスニック調のアクセサリーを取り入れると、雰囲気がでます。
とはいえ、民族感が強すぎると都会的ではなくなるのでバランスが大切ですね。
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女性らしさや優しさのある、優雅で気品ある大人な着こなしです。
エレガントはどんなファッションのベースにもなるので、今の時代のおしゃれに必要不可欠です。
例えばエレガントを軸にモダンをプラスした、エレガント×モード(=エレモード)といったミックススタイルを楽しむのが、今の時代のおしゃれです。
エレガント(気品)は清潔感と同じく、最低限欠けてはならないものだと解釈しています。
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スポーツウエアや機能的なアイテムを取り入れた、動きやすいファッションです。
現代のおしゃれなら「アスレジャースタイル」がおすすめです。
アスレジャーとはアスレチック(運動)+レジャー(余暇)がミックスされた造語で、ヨガやジム、フィットネスに通うウエアの上に都会的なコートを羽織ったり、革靴を合わせたりするセレブの休日スタイルのようなファッションを言います。
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マニッシュとは男性アイテムであるテーラードジャケットなど、女性が取り入れたファッションのことを意味します。
男っぽく着るというよりは男性が着ていたアイテムを取り入れるというイメージなので、むりに男装しようとする必要はありません。
男性アイテムであるスーツを着てシャープにかっこよく見せることで、ほぼ完成します。女性らしさを前面に出すよりも、逆に色気が出て素敵です。
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少年少女のような若さや清楚さ、ふんわり甘くてフェミニン、恋愛小説のような空想的でおぼろげな雰囲気といったイメージです。
しかし最近のロマンティックは甘いだけではなく、そのイメージは”いろいろ”です。
ネオロマンティックと言われる甘さを控えたもの、またはダークロマンスなどがあります。
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パーソナルカラーや骨格タイプで導き出させるイメージを基本に、自分らしく個性を出すために、ファッションテイストをプラスしてみてください。
パーソナルカラー×骨格タイプ+αファッションテイスト
例えば、イエベ秋×骨格ナチュラルタイプの方がいらっしゃったとします。
上記のようにリッチで大人、粋でモード、カジュアルというキーワードから、
このようなテイストを靴やアクセサリーといった小物で取り入れてみてはいかがでしょうか。
色もテイストも小物でアクセントをつけると上手くいきやすいと思います。
例えば華やかな色を洋服で取り入れると、派手になり過ぎたり飽きてしまったりといったことが懸念されます。
またロマンティックといった甘いテイストを洋服で取り入れるには、年齢的にも難しいということがあるかもしれません。
ですが小物でフリルのバックなどを取り入れるのは簡単です。
洋服にテイストを求めすぎると1度着たら飽きてしまう、、コーディネートがしにくい、、ということになりかねません沢山に洋服が購入できれば良いのですが、多くの方は毎日違う服を着れるほど沢山購入できません。
よって洋服のアイテム自体はベーシックなものでも、小物でアクセントをつけると上手くいきやすいのです。
以上、ファッションテイストはやりすぎることなく、そのイメージを小物や色などで程よく取り入れてみてはいかがでしょうか。
服の系統が定まらない
ファッションテイスト診断をしてほしい
という方は、よろしければ当サロンのファッションカウンセリングもご検討ください。
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