骨格ナチュラルでも、きれいめな服が着たい!

骨格ナチュラルがきれいめな服を着ると、
イマイチあか抜けないとか、
つまらない印象になりがちです。
ナチュラルタイプはきれいめな服では、あか抜けない。
結論を申し上げて以下の条件が必要です。
■骨格ナチュラルがきれいめな服を着るときのポイント
- オーバーサイズのジャケットを着ること
- 裾口幅が広めのパンツを履くこと
- メンズライクな靴を履くこと
3・4月はお子さまの入卒でフォーマルウエアを着る機会が増えたり、日ごろからお仕事できれいめなスーツやジャケットが必須の方もいらっしゃると思います。
ナチュラルタイプがきれいめな服であか抜けない理由は、きれいめな服の特徴に原因があります。
■きれいめな服の特徴
- 素材がつるんとしている
ナチュラルタイプの粋な質感を活かせずに、つまらない印象になりがち。 - 形が直線的(構築的)でジャストサイズである
真面目な形はスタイルダウンし、あか抜けない印象になりがち。
※きれいめな服はナチュラルタイプの骨格を活かすことができない傾向に。
それではナチュラルタイプがきれいめな服をかっこよく着る方法を、以下3つのポイントに沿ってお伝えいたします。
■骨格ナチュラルがきれいめな服を着るときのポイント
- オーバーサイズのジャケットを着ること
- 裾口幅が広めのパンツを履くこと
- メンズライクな靴を履くこと
きれいめな服は素材がつるんとしていたり、艶があるものです。
素材は度外視して、シルエットと着こなし(つまりサイズ感と靴の合わせ方)に着目してください。
オーバーサイズのジャケットを着ること
通常フォーマルウエアは、きちんと見えるようにジャストサイズが多くなります。
ナチュラルタイプはジャストサイズであればあるほど、つまらないといった印象になりがちです。
よって、オーバーサイズ寄りのデザインを選ぶことをおすすめいたします。
例えば肩が大きかったり、袖がゆるめだったり、着丈が長めだったりといったイメージです。
OK例



特に袖筒がゆったりしていることがポイント。
袖の付け根の幅や袖口の幅がゆったりしている=袖全体が太いものがおすすめです。

NG例
ちなみに以下は袖が細めのイメージです。

袖が細いと身頃の幅も狭くなり、ピッタリとしすぎる印象がつまらなく見えます。
裾口幅が広めのパンツを履くこと
ご承知のとおり、ナチュラルタイプはパンツの裾口は広め=太めのシルエットが似合います。
太めのパンツは真面目な印象ではなく、おしゃれな印象となります。
ご注意点として、パンツの太さはフォーマル度合いによってどのくらい可能か、ご自身の判断が必要になります。
OK例


NG例

メンズライクなシューズを履いておりますので、パンプスに比べてカッコよさがナチュラルっぽいのですが、まだまだ裾口は狭いイメージです。
メンズライクな靴を履くこと
女性らしいヒールを履くのも素敵ではありますが、どうしてもストレートタイプの女性らしいゴージャス感とは比べものになりません。
もっとナチュラルの魅力を活かすのであれば、メンズライクなシューズを履いたほうが簡単に魅力を活かせます。
ローファーや紐靴、ハードなブーツ、スリッポンなど、気取らないカッコいい靴を合わせてみて下さい。
OK例



NG例

ヒールを履くなら上記のように華奢ではなく、太めでかっこよくするのがおすすめです。
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以上、骨格ナチュラルタイプがきれいめな服をかっこよく着るために、大切なことを3つポイントにあげました。
- オーバーサイズのジャケット
- 裾口幅が広めのワイドパンツ
- メンズライクな靴
参考になれば幸いです。

装いは生きざまが表れます。
つまりファッションは人生そのものです。装いに自信が持てると、人生も堂々と立ち振る舞うことができます。
お一人おひとり、それぞれに美しさがあります。
美しさとは、人と比べずご自身を良く知ること。そしてありのままの自分を受け入れて大切にすることだと考えます。
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型にとらわれず、ありのままの美しさを大切にすることをモットーに、
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