2025-07-25
「自分らしい装いって、どうすればいいですか?」
そんな相談を受けるとき、少し考えてからお答えします。
なぜ考えるかというと、説明が難しいから。
私にとって、装いは“着ること”の話ではなく、“生き方”の話であるからです。
それは、どうありたいか、どう生きたいかということ。
これを分かりやすく説明するのに、時間がかかります。
でも、私で言えば、
凛とした高級感を大事にすること。
そのために、
シンプルで品の良い装いをすること。
つまりは、
流行りや派手、媚びるような装いをしないこと。
やはり、自分らしい装いとは、「何にノーと言うか」でできていると思います。
まずは、自分とっての「自分らしい装い」とは何か?を定義してみてはいかがでしょうか?
私の場合は、凛とした高級感をまとった、静かな佇まい。
派手ではないけれど、空気が整うような清々しさ。
→つまり、凛として、媚びずに、高級感を漂うように生きたいから、です。
誰かに見せるためではなく、自分の軸を表すための服が必要だから、です。
私の中には、明確な「しないリスト」があります。
「着ない服」を決めると、「着るべき服」が自然と浮かび上がってきます。
そして、私の哲学は、「品」です。
ですから、これ見よがしの服、流行りもの、派手な色柄は、品がないと捉えているため、着ません。
私のクローゼットにあるのは、シンプルで、静かな服たち。
ベーシックアイテムがないと、始まらないからです。
ベーシックアイテムの重要性はこちらの記事でも。
▶服をどこで買うか?より、何を・なぜ買うか。
▶ベーシックアイテムしか、勝たん。
ブランドの力に頼らない、それよりも自分を磨く。けれど、質には妥協しない。
着こなしの基本は、ベーシックアイテム×ベーシックカラー。
白・グレー・ベージュ・ネイビー・黒・茶。定番アイテムで土台を作り、心が落ち着く色だけを選ぶ。
靴はいつも同じ、ローファー。
バックは場所や用途で変える。(食材の買い物ならエコバック、ショッピングならショルダーバック、仕事ならトートバック、散歩ならリュックといった感じに)
仕上げは、ヘアメイクとアクセサリー。
ヘアをアップにするか、下ろすか?アクセサリーは?リップの色は?ここは、今日の気分で仕上げる。
たとえば――
「ユニクロのシャツとパンツ、ヘアはアップにSHIROのオレンジリップをつけて。いつもの母にもらったアクセとミュウミュウの靴。」
プチプラで洗濯しやすく気楽に着られること。
アクセサリーや靴はいつもの定番で、心の落ち着くもの。
時折、良いもので気分をあげていく——。
こういったバランスが、私の中の“ちょうどいい”である。
装いとは、「私はこうありたい」という意思の表現。
だから私は、着るものに迷わない。
自分にとっての“不要”を手放していくと、
最後に残ったものこそが、“自分らしさ”になるから。
私は、静かで、凛としていて、ちゃんと上質でありたい。
あなたは、何にノーを言いますか?
その問いから、「自分らしい装い」が始まると思います。
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