2022-02-02
パーソナルカラーの自己診断ではわからないという方へ。
なぜわからないのか?その理由にお答えいたします。
また記事の最後に、【自己診断チェック項目】もありますので参考にしてみてください。
自己診断ができるサイトがありますね。
肌の色や髪の色、目の色、血管の色といった具合に自分の持っている色がチェック項目になっています。
例えばこんな感じです。
A:肌の色が黄みを帯びていて明るいか?
B:赤みを帯びてピンクがかっているか?
自分の肌が黄みを帯びているのか、ピンクがかっているのか、これはよくわからないと思います。自分の肌の色がAとも言えるし、Bとも言える。どっちかなぁと悩ましいですよね。
しかも。肌の色でパーソナルカラーは決まりません。
パーソナルカラーは実際にドレープ(色の布)を顔まわりに当てて、色の反射で顔色が変化する様子を診断して導きます。
ですから肌の色が黄みがかっているからイエローベース。逆に青みがかっているからブルーベースとは、ならないのです。
多くのお客さまがおっしゃるのですが、
『肌の色が黄みがかっているからイエベだと思ってた!』
これが実は、間違いのもとです。
黄みがかった肌にイエローベースの色をのせることで、余計に肌の黄みが増して、逆に黄ぐすみ感となったり、顔色が濃くなったり(日焼けしたように)します。これではメリットどころかデメリットで。
このことから、似た色だからパーソナルカラーとは言えません。
実際にサロンにお越しいただくお客さまが、自己診断サイトではイエローベースだったけど、実際の診断結果はブルーベースだった!(逆もしかり)という方も非常に多いです。
自己診断サイトでは、自分の持っている肌や目の色に似た色をパーソナルカラーと診断されがちですので、思い込みをしないように注意が必要です。
パーソナルカラーは1色だけを評価して判断することができません。
パーソナルカラー診断は2色の色を比較して、どちらが似合うか?を繰り返していく作業です。
パーソナルカラー診断なら数百枚のドレープを顔回りに当てることができますので、洋服屋さんでは出会えない色を当てたり、比較することができない色同士を比較することができたりします。
また比較したときの反応が、どうなっていればメリットで、どうなっていればデメリットなのか?これを判断する知識も必要です。
色の反応を見て、それを良いか悪いか判断するためには、それ相当の経験が必要になってきます。
この色が似合うかどうか?の判断が難しいのは、
とにかく相対的に見ることが必要なので、比較対象があることが第一に必須となり、またそれを的確に判断するスキルも必要になってきます。
例えばオータムにも、いろいろなタイプの方がいらっしゃいます。
など、さまざまです。
お客さまの顔の色味、明るさ、くすみやシミシワ・肌荒れといったダメージの加減などで、同じシーズンでも微妙な違いが出てきます。
上記のような細かな分析は4シーズンのテストドレープを当てるだけでは難しく、専用ドレープで診断することが必要になってきます。
こうなると専門家にお願いするほか、正直ないということが言えてしまいます。
またこれは余談ですが、骨格タイプによってもお似合いになる色に影響を及ぼすことがあります。
これまで述べたようにパーソナルカラーは奥が深く、自己診断サイトの簡易チェックでは測れないということです。
最後にパーソナルカラー診断の簡易チェックを作りましたので、ご紹介いたします。
これらの項目に当てはまるようであれば、その季節の可能性が高いです。
よろしければ、参考にしてみてください。
よろしければ当サロンのパーソナルカラー診断も検討してみてください。
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