メイクの基本を習うと垢抜ける
メイクレッスンに来られるお客さまのお悩みを伺うと、ほぼ全員が、
- 『メイクを習ったことがない』
- 『メイクの知識がなく本当に恥ずかしい限り』
とおっしゃいます。
皆さん、同じです。私も同じです。
美容の専門学校へ行くことを選択しない限り、普通に生活していて習う機会はないのですから、仕方ありません。
これまで多くのお客さまから頂いたメイクの悩み
1.【メイク方法が何年も変わっていない】
- 気づけばメイクは何年もやり方も同じで、「しなきゃいけないからする」ものになっています。
- 昔からメイク方法が変わっておらず、いつも同じメイクで自分に似合うメイクが分からない。
- 年齢に見合ったメイクや、場面でメイクを変えられるようにバリエーションを増やしたい。
- 中学生のまま時が止まっており前に進みたい!
- 30代後半になり、このままでいいのかな?と思うように。ちゃんとメイクをして臨みたい。
2.【メイクを習ったことがない。やり方が分からない。】
- どうせ毎日メイクするなら楽しんでしたい。
- ヘアメイクはきちんと学んだことがなくおろそかでした。
- トータルの印象で素敵に見せたいので、特にメイクを学びたいと思った。
- 化粧の仕方が分からず浮いてしまう。
- メイクのやり方がよく分からないので、特にベースを習ってみたいと思った。
- 色々なアイテムがあってそれぞれどんな目的で使うのかよくわかっていない。
- どこまでやればいいのか加減やアイメイクやリップのバランス、色の選び方、流行の取り入れ具合など。
- 大学生になり、周りの人は毎日可愛いくして大学にきており、自分もマシな顔になりたいこと。
メイクは習うことなく、これまで自己流でやってきている方がほとんどで、どうやっても垢抜けないことに限界を感じ習おう!と決心する方が多くいらっしゃいます。
メイクは習わないと、できないもの。
メイクは自己流で上手くできる人は稀だと思います。
メイクはセンスでどうにかなるものではなく、習わないとできないものです。
とはいえ今は、雑誌やYoutubeといったSNS情報からも情報を得ることができますが、上手く活用することができません。
なぜなら基本がわからないと応用がきかないからです。
また実際に、雑誌やSNS情報を見ても結局分からない、というお言葉がたくさんにあります。
お客さまから頂く、よくあるお声
【雑誌や情報を見ても結局わからない】
- メイクの方法は雑誌で拾い読みはするものの、細かい事や似合う色、質感などがよく分からない。
- 結局どんな色が自分に似合うのかわからない。
- メイクのモデルさんのようなぱっちり二重でもないので参考にならない。
- 情報は溢れていても、自分に応用することが出来なかった。
このことからも、メイクで垢抜けたいなら、その解決法は ”習うのみ” だと言えると思います。
今回のメイクレッスンの様子
お客さま(Sさま)ご相談内容
メイクの知識がゼロすぎて、お恥ずかしい限りなのですが…
レッスンを受けて学ばせていただこうと思います。
- 基本的にメイクの仕方が分かりません。
- 特に眉毛の整え方、描き方がわからない。濃くてコンプレックスな部分です。
- 目元のメイクに恐怖を感じてしまいます。
- チークも付ける位置がわかりません。
- 化粧品も、そもそも何を使ったらいいのかよく分かっていません。
- 習おうと思ったきっかけは、育児休暇中にメイクの練習をしたいと思ったから。
メイクは習わないと知らないのも当然です。眉毛の描き方、アイシャドウののせ方、チークののせ方、難しい部分が多いですね。
以前受けていただいたパーソナルスタイル診断では、パーソナルカラーはウインターでいらっしゃるSさま。お勧めのメイク用品をご提案しながらレッスンを進めてまいりました。
それでは、メイクの基本の流れを大まかにご紹介いたします。
- 保湿
⇒水分量が多いと化粧のりが良くなります。化粧水はたくさんパシャパシャ使います。
- 下地
⇒ファンデーションの持ちやしっかり定着させるために使います。お客さまの肌質によっておすすめの下地が異なります。また下地の塗り方なども詳しくご説明させていただいております。
- ファンデーション
⇒お手持ちのファンデーションがある方はそれを使ってレッスンしますが、特に無い方や改めておすすめのファンデを知りたい方はメイクさんおすすめのファンデーションをご提案します。
⇒注意点は思ったよりも少ない量で良いことです。また塗る場所も顔の外側は塗らずに生肌を残すようにします。
- コンシーラー
⇒肌のトラブルを隠すためにコンシーラーは必須です。よく思い違いをされる方がいますが、ファンデーションではクマやトラブルは消せません。コンシーラー必須です。
- ハイライト
⇒よくご提案させていただくのは練り状のハイライトです。内側から艶やかに見せるのがおすすめです。とはいえ塗りすぎは注意です。失敗しにくいおすすめアイテムをご紹介しています。
- シェーディング
⇒さりげなく、やっているか、やっていないかくらいがちょうどよいです。本当に気持ち程度でも立体感が出てリッチな印象、粋な印象になります。塗る場所は一言で、削りたい部分です。
- お粉
⇒化粧崩れ・よれを防いだり、眉毛やアイシャドウを描きやすくするために必須アイテムです。とはいえお顔全体にお粉をうちすぎるとマットになりすぎて古臭くなりますので、艶を残すためにのせ過ぎないことがポイントです。
- 眉毛
⇒個人差があるので人それぞれにポイントが異なりますが、基本は眉頭と下のラインが合っていると美しい眉毛に仕上がります。また思ったよりも長く描いて大丈夫です。みなさん短い傾向にあります。
⇒眉毛でメイクの良し悪しが決まると言っても過言ではありません。眉毛はお悩みや形の個人差も大きいことから、一生に一度は習うべきパーツであると思います。
- アイシャドウ
⇒すべてのメイクに言えますが、特にアイシャドウもブラシが必須です。備え付けの小さいブラシやチップは使いません。
⇒ポイントはイエベかブルベによって色味の違いがあることと、塗り方に正解がないことです。トレンドによっても服装によっても、その日の気分によっても変化させたいパーツですし、これといった正解がなく難しいので、やはりアイシャドウも習わないと出来ないパーツであると思います。
⇒基本のブラウン系に+αでトレンドの色を加える方法や、さらに目を大きくする方法、結婚式やオケージョン等で華やかにする方法など、アイシャドウのご提案内容は無限大です。
- マスカラ
⇒意外にも、ビューラーでまつげをしっかり上げても下がりやすい方が非常に多いことに気づかされます。まつげのあげ方やカールのキープの良さのポイントなどをお伝えすることができます。
- チーク
⇒アイシャドウ同様にブラシが必須です。備え付けの小さいブラシでは、いかにも線で付いた感じが出てしまうので使いません。塗る場所が大変難しいチークですが、これもお顔の形によって、おすすめの位置や幅が違います。
⇒ポイントをあげるとすれば、少しづつ少しづつ、ブラシが肌に触れているか触れていないかくらいのソフトタッチで撫でるように、ぼかして塗ることです。
- リップ
⇒お肌同様に唇にもしっかり保湿します。アイシャドウの質感がシャイニーなら唇はあえてマットもおしゃれでリッチ感が出ますし、マットリップの日もあればグロスをのせる日もあったりと日々楽しんでも良いパーツです。
※個々にご提案する順番が前後する場合もあります。
Sさまメイク後のご様子
お客さまのご感想
鶴田淳子様
本日はありがとうございました。
お二人の優しいお人柄に触れるにつれ、緊張感も解けていき、時間が過ぎるのがあっという間でした。
メイクって楽しいんだということがよくわかりました。また同時に奥が深いなと思いました。
谷本先生が初心者の私にもわかるように丁寧に説明してくださり、実際にやってみせてくださるので、なるほど!の連続でした。
メイクは目を大きくみせたり、小顔に見せたりする効果があることは知っていたものの、こういうことか!と鏡を見るたびに腑に落ちました。
持っているメイク道具の使い方も教えていただけたので、勉強になりました。
また、パーソナル診断の結果を踏まえた自分に合う化粧品も教えてくださったので、さっそく購入しました。
普段利用していないブランドとの出会いもあり、化粧品を見て回るのも楽しかったです。
ご紹介いただいたアイシャドウは完売しており手に入りませんでしたが、その可能性も考えてもうひとつご紹介いただいておりましたので、そちらを購入してきました。
レッスンでいただいたアドバイスを記録してくださったものと、携帯で撮影させていただいた動画を見ながら育児の合間に練習しようと思います。
この歳までメイクのやり方を知らずなんとなく過ごしてきてしまいましたが、今回基本を知り学べてよかったです。
お世話になりありがとうございました。
季節の変わり目ですので体調を崩しませんようにご自愛ください。
当サロンのメイクレッスンは、日ごろモデルや芸能人を手掛けるプロのメイクアップアーティストが丁寧に指導いたします。
レッスン内容の詳細は、ぜひ以下をご覧ください。
本格プロのメイクアップレッスン