2023-06-26
生きることは険しい。
でも淡々と生きれば楽になる。
おしゃれも同じかな、と思っています。
ファッションとは、【人生】だと思っています。
なぜなら、どんな人でも、その装いには、ちゃんと人となりが表れているからです。
ファッションは、その人の生きざま。そう言われると怖いものです。
ファッションは生きざまだと言える根拠ですが、
例えば生活がだらしなければ、だらしない装いになりますし、
モテたい!可愛くなりたい!と見た目にこだわる浅はかな考えは、浅はかなファッションになります。
また食事が乱れれば身体つきも、だらしなくなる。こんなことが当然、言えるわけです。
極論、身体がだらしないと何を着てもダメなんですよね。
ですから「オシャレしたい」「ミニマリストになりたい」ではなく、まずは生活を整えることが大切だと思っています。
生活態度が整えば部屋も整います。部屋がきちんと片付いていればおしゃれの最低限のマナーである、清潔感のある装いが可能です。
洋服って何を着たらいいのか分からない…とずっと悩んでいる人は、まずは清潔感のある装いをすること。これに尽きます。
まずは、清潔感を持って信頼を得られるファッションをすることが、おしゃれ云々のまえに大前提だと思います。
ファッションは人に見せたい、アピールしたい気持ちの表れ、でもあります。これは悪いことではありません。
自分の世の中の役割を考慮して、どうあるべきか?どうみられたいか?つまり自分とは何者か?を表すのがファッションとも言えます。
しかし私はもう、目指すところはそこじゃないなぁと思うようになりました。
見せたいファッションは終わりにして淡々と生きるためのファッションにしたら、いつのまにか着るものに迷わなくなりました。
媚びないで生きたい自分は、媚びない服が好きです。
骨格診断士でもある私は、お客さまのファッションカウンセリングをするときに、もちろん骨格を診ているのですが、、。
でも思うことがあります。
骨格診断は自分に似合う服が分かるとか、似合う服でオシャレになれると思っている人が多いのですが、これまで診断したり自分に置き換えて分かったことは、骨格診断でオシャレしても幸せを感じないということです。
自分の個性とか生き方を大事にしないと、おしゃれは楽しくありません。
しかも。それ以前の問題があります!
おしゃれは、服自体がおしゃれでないと、ステキでないと、いくら似合うファッションをしようと試みても素敵になれっこない―。
服とは、
まず、素材です。
そして服のコンセプトよりも、まず、その服自体が美しいか?服という機能を果たしているか?これが大切なのです。
人間は欲(よく)に弱く、欲望にかられると、ろくなことにならないと思っています。
ですから私は、ミニマリズムを哲学として生きるほうが性に合っています。
足るを知るからこそ物をあまり欲せず、自己顕示欲を誇示しない。だからこそ、生活を見せびらかすようなこともしない、これが本来のミニマリストかと思います。
ミニマリズムとは、足るを知り、そして淡々と生きる精神のことです。
こういったことを知っているからこそ、生きにくい世の中でも淡々と生きられます。
ミニマリストは、ただ単に生きている人のことかと思います。
日々淡々とやることに集中していたら、いつの間にか不要なものを手放していた、、という感じに。
人生は衣食住。ですからファッションも人生です。
つまるところファッションではなくスタイル(生き方)を考える、というほうが私にとって自然だと思うようになりました。
スタイルを考えるということは、実はそんなに難しいことではありません。
どんなファッションをしようかなぁ?と考えたり、選んでいくこと自体がスタイルをつくっていくことなのですから。
そのとき、どんな考え方を持って服を選ぶのか?、【自分の哲学】を服に表わすことが大事だと思っています。
見た目にこだわらず、
人と比べず、
人の目を気にせず、
淡々と日々生きていくように、自分らしいmy style(自分の道)を歩きたいと思っています。
皆さんはどう思われますか?
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