
2026-06-12
50代のお客さまが、パーソナルカラー診断にお越しくださいました。
お仕事では人とお会いする機会もあり、カジュアルすぎず、信頼感のある装いが必要になるとのこと。
一方で、きちんとしすぎる服は少し違う。
かわいらしすぎる服も、今の自分には少し難しい。
これからの年齢や仕事の変化に合わせて、どのような装いへ整えていけばよいのか、迷われているご様子でした。
これまでは、柄物のブラウスや、濃いピンク、グリーン、赤など、印象に残りやすい色を選ぶことが多かったそうです。
華やかな色を楽しめる一方で、服そのものの印象が強く残りやすく、次々と新しい服が欲しくなる。
その繰り返しから少し離れ、柄物に頼らない、大人の装いへ移行したいというご相談でした。
また、最近は断捨離をされ、たくさんの服を手放されたとのこと。
服を捨てることには痛みがあります。
だからこそ、これからは自分に合うものをきちんと選びたい。
そのお気持ちが、とても印象的でした。
診断では、イエローベースの明るく鮮やかな色が、お顔の血色感や華やかさを自然に引き立てることが分かりました。
大切なポイントは、
です。
青みの強い色や、くすみの強い色、暗い色だけでまとめた配色は、顔色が沈んだり、輪郭が硬く見えたり、やや重たい印象につながりやすい傾向がありました。
一方で、明るく澄んだ色をお顔まわりにあてると、表情がぱっと明るくなり、自然な華やかさが引き立ちます。
おすすめのベーシックカラーは、アイボリー、オフホワイト、ベージュ、明るめのブラウン、キャメル、ネイビーなど。
黒を使う場合は、全身を黒でまとめるよりも、ボトムスや小物で取り入れたり、ベージュやアイボリーと合わせたりすると、重くなりすぎず自然に整いやすくなります。
今回のお客さまは、明るく鮮やかなスプリングの色が軸になります。
ただし、スプリングだけに限定するのではなく、他のシーズンの色も一部取り入れることができます。
ポイントは、スプリングを軸にしながら、オータムの黄み・ウィンターの鮮やかさを部分的に使えるという点です。
たとえば、同じイエローベースであるオータムの色は、黄みのあたたかさがあるため、なじみやすい色もあります。
ただし、深すぎる色やくすみの強い色は、お顔が重く見えやすいため、明るさやクリアさを損なわない範囲で取り入れるのがおすすめです。
また、ウィンターの色も、鮮やかでクリアな色であれば、華やかに取り入れやすい傾向があります。
青みが強すぎる色や、白黒のコントラストが強すぎる配色は硬く見えやすいため、使う場合は小物や差し色として取り入れると自然です。
一方で、サマーのような青み・くすみ・淡さの強い色は、顔色が沈んだり、印象が弱く見えたりすることがあります。
大切なのは、タイプ名を増やすことではなく、
「明るさ」「イエベのあたたかさ」「クリアさ」を軸にして、どの色をどの分量で使うかを知ることです。
「鮮やかな色が似合う」ということと、
「毎回、強い色や柄物を主役にする」ということは、少し違います。
華やかな色がお似合いになる方は、色の力を借りることで、表情が明るく見えたり、印象がいきいきと整ったりします。
ただし、いつも柄物や強い色ばかりを選ぶと、服の印象が前に出すぎてしまうことがあります。
大人の装いでは、色の華やかさを残しながらも、全体を少し静かに整えることが大切です。
たとえば、クリアさ、明るさを大切に、鮮やかな色や柄物の使い方に注意します。
ベーシックカラーの中でも、濁りの少ない澄んだ色を選ぶ。
アイボリーやベージュを軸にして、顔まわりを明るく見せる。
鮮やかな色は、トップス全体ではなく、小物や差し色で取り入れる。
柄物を選ぶ場合は、色数やコントラストを少し抑える。
そうすることで、お似合いになる華やかさは残しながら、服だけが目立ちすぎない、落ち着いた大人の装いへ整えることができます。
メイクについても、毎日きちんとされている一方で、いろいろ塗っている割にあか抜けない、濃いアイシャドウを塗りがち、というお悩みがありました。
50代のメイクは、色を重ねて隠すよりも、透明感と血色感を整えることが大切です。
お似合いになる色の傾向から見ても、暗く重たい色で目元を強くするより、明るさや透明感・血色感や艶を意識したほうが、表情がやわらかく、いきいきと見えやすくなります。
服もメイクも、強く足すのではなく、今のご自身に合うように、澄ませて整えていく。
その視点が、これからの装いには必要なのだと思います。
診断後には、このようなご感想をいただきました。
華やかな色の洋服は、自分に合っていたのですね。安心しました。
本日は、服装を考え直す大きなきっかけとなりました。
まだまだ50代になったばかり。やっぱり、おしゃれを楽しみたいですね。
実際のコーディネートに上手く落とし込むのは、私には少し難しそうです。
また相談させていただきます。
似合う色を知ることは、派手になるためではありません。
これまで何となく選んできた服を、これからの自分に合わせて選び直すためのものです。
50代になったから、華やかさを諦めるのではなく。
年齢を重ねたからこそ、自分に必要な華やかさを、品よく整えていく。
パーソナルカラー診断は、そのためのひとつの判断軸になります。
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