2023-01-12
買い物の失敗や後悔、ありませんか?
ストレス発散で、つい散財していませんか?
買い物依存症になってはいませんか?
またセール時期はウキウキしてはなりません。セールで安いからといって、すぐに買ってはならないのです。
セール品は売れ残り品。おしゃれな人がシーズン初めにさっさと買ってしまったあとの、残り物です。
セールだし、お店でも見てみるか!は得策ではありません。余計なものを、つい買ってしまいます。
お買い物は、ちゃんと欲しくて必要なものを絞ってから見る、が鉄則。
余計な物を買ってしまいかねない、心が弱いときは、ならば見ないほうが良いでしょう。他に回したほうがよい貴重なお金を減らしてしまいかねないからです。
おしゃれになるためには、予算が必要です。たくさんは無くても捻出する努力はできるはず。
さて、お買い物の心得は、第一にすぐに買ってはならない—。です。そして欲しい!で買わない、必要で買う―。です。
■お買い物心得・厳選3か条
それでは、具体的な行動を以下に詳しくお伝えいたします。
確かに洋服は見ていて楽しいもの。見るだけでもイベントです。
ですからなおのこと、「今日は買うぞー!」と浮かれてはなりません。冷静な判断をするために、「私のお眼鏡にかなうモノあるかな?」くらいで良いのです。
もちろん、買ってはいけないわけではありません。
このくらい、ちゃんと考えて買います。
失敗をしないためにも簡単に買おうなどと思って、お店をまわらないようにします。
何も買うものが無かったら、「よし!」と思います。お眼鏡にかなわないなら無理に買わなくてもよいのです。
変なものに掴まされてはいけません。世の中の変なもの、変なものを作っている企業に搾取されてはなりません。(言葉は悪いかもしれませんが、そのくらいの心持ちです)
もちろん、必要なのに買いたくても買えない時、本当に困ります。私にもそんな経験があります。それでも妥協して買わないのです。
人間、本当に必要な時ほど本当に必要に迫られれば、頭をひねりアイデアを絞り出すものです。そして意外と手持ちのモノで何とかなることが大半です。
そのくらい買わずに、ギリギリまで考えて粘ります。深ぼります。
先日のことです。
サロンの診断アイテムで、メリージェーンシューズが欲しいと思い、ネットを2日かけて4時間くらい見てみました。
手頃なベイクルーズグループのルタロン
手頃だけど、1万円出すならもっと良いものか、逆にお安く済ますか・・。ちょっと中途半端に感じる品質。
お手頃なURBAN RESEARCH
更にお手頃なMODE ET Jacomo×ing
ならば1万円以下を見ると、それなりに見えるものが多々ありました。
これを履いて歩くわけでもなく、サロンの室内でスタイリングに使用するだけなので十分なのですが、でもやっぱりコーディネートにリアリティを求める自分としては、納得いかない品質。
ファビオルスコーニ
ファビオルスコーニも良いんですけど、普通にエレガントなんです。なんとなくしっくりこない。
なぜかな?と思い。そもそもメリージェーンシューズって何?ということで、調べてみると、
※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3_(%E9%9D%B4)
- メリージェーン(英: Mary Jane)は、ストラップシューズの一種。
- 主な特徴として、かかとが低く、つま先は閉じられ、甲の部分に飾り留め金が通っている。
- 多くは黒のエナメル革で作られていた。
- 慣例的にメリージェーンは主に少女が使うものとされているが、歴史的にみると、少年もよく使っていた。
- メリージェーンはリチャード・アウトコルトが1902年に発表したコミック・ストリップ『バスター・ブラウン』の登場人物で、タイトルキャラクターのバスター・ブラウンの妹である。
- の後、バスター・ブラウンの妹が履いていた靴は彼女の名前メリージェーンとして知られるようになった。
ということで、本来メリージェーンは少年少女が履く子供のシューズであったものが、最近は大人の女性が履くことから、よりスタイリッシュなエレガントなスタイルも多く出てしまっています。
個人的に本来の由来から逸脱したものは、おしゃれに感じない傾向にあります。
メリージェーンのコロンとしたフォルムが私はおしゃれと感じるため、ファビオルスコーニは値段の割に良く見えないという理由は、大人すぎる、そこなんだと思います。
こちらはあしながおじさん。1万円超。コロンとした感じは良いけど、まだまだ好みには近づいていない。
そしてこちらは、めちゃくちゃ好みのトラディショナルウェザーウエアのもの。
ただし¥57,200で、ちょっと予算オーバーかな。自分が履くなら欲しくて必要なら買ってしまうところですが。
ならばもっと高いものも見てみようということで、マルジェラのメリージェーンも。
おなじみ足袋仕様で素敵ですね。カッコいいけど、15万1800円。
などなど、いろいろ比較検討を行った結果、こちらのメリージェーンに決定しました。
普通に素敵。コロンとしたフォルムも本来の由来通り。
またHARUTAと言えば、高校生の時にお世話になったローファーの老舗メーカー。そこの定番アイテムということで、履き心地もお墨付きかと(実際に店舗で試してはないので安心できる靴専用メーカーというのもポイント)。
1万円代前半というお手頃価格でレザーで作られており、価格と品質ともに高バランスと判断し、決定しました。
このように、まず何かを買いたいと思ったら、Google検索して市場感を把握します。
そのとき金額と質のバランスを考察します。そして価格と質ともに自分のニーズとバランスが良いものを深ぼって見極めていきます。
市場を見ながら自分のニーズが徐々に明確になっていきますので、そこをしっかり把握します。
このように市場感をしっかり把握し、自分のニーズを明確にしておけば、安心して買うための判断材料になります。
3.の条件は、ぜったいに買ってはならないと決めています。
欲しいもので、かつ必要なものを買う。これが理想の買い物です。
「欲しい」だけではNG。とはいえ、「必要」だけでも、ちょっと寂しい。ならば気に入って欲しくて、かつ必要が望ましいですね。
最後に、お客さまとのやりとりを、いくつかご紹介いたします。
以前ご相談させていただいた●●●●●●のコートはいきなり買わず、
鶴田様のアドバイス通り試着をしました。
確かに素材もそこまで悪くはなく、濃いグリーンも似合わなくはなかったのですが、自分が今揃え始めているシンプルでベーシックなものとのバランス?が何とな〜く違う気がして、返却をしました。
(返送料金分の交通費をかけて試着したと思えば、試着なしでいきなり購入するよりもはるかに良い選択ができました。)
昨日、まさかのセールでちょっと良いトップスを見つけました。
増やす事になるので、ちょっとためらいましたが、手持ち服を考えたら、入れ替えだな、と判断し即、購入しました。
判断の根拠になったのは、骨格診断です。
そのトップス、オーバーサイズでなく、私にジャストサイズだったんです。
手持ちのものより、全然スタイルよく見えたんです。
あれから色々試した結果、どうしても踵部分の緩さが気になり、合うものを見つられずにいました。
思い切ってセミオーダーの店に向かい、計測して色々な幅の靴を試し履きしたところ、
足幅が非常に細いと言われました。
日本の市販の靴はほとんど対応していないようです。
更に、長年緩い靴を履き続けていたことで、扁平足や過剰回内を引き起こしていたことがわかりました。卒業式用の靴はそのお店でオーダーすることにし、これから海外のブランドを中心に
幅狭靴を開拓することにしました。自分の足にとことん向き合い、扁平足などの問題を解決する糸口を
見つけることができました。ありがとうございました。
このようなご報告をいただきます。
当方へご相談を寄せていただくお客さまも、しっかり考えて買い物をされている様子です。
最後にもう一度、ご紹介します。
■お買い物心得・厳選3か条
そのために具体的な行動は、
①今日は買うぞ!という気持ちでショッピングしなくて良い
②買わなかったら、買うものがなかった、やったと思うべし
③欲しいアイテムは同じような品をより多く比較・検討する
④比較することで価格と質のバランス(市場感)を把握する
⑤価格と質、必ずどちらもしっくりくる商品で手を打つこと
⑥最後に確認。これ、「本当に必要?」
つまり、買い物はこのくらいに、ふかーくふかーく、深ぼっていただきたく思います。
買い物の失敗を防ぎ、良いものを買うための予算を散財しないためです。散財しているうちは、おしゃれになるのは難しいでしょう。
当記事が、
という方々へ、何かお役に立てれば幸いです。
ぜひ、当サロンの診断、ショッピングレッスン等もご検討いただければ幸いです。
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