
2026-06-11
パーソナルカラー診断を受けたいと思うとき、まず気になるのは、
「ブルベなのか、イエベなのか」
「自分は何タイプなのか」
「何色が似合うのか」
ということではないでしょうか。
もちろん、イエベ・ブルベを知ることで、メイクや服の色は選びやすくなります。
たとえば、黄みのあるピンクは、オレンジ寄りのコーラルピンク系。
青みのあるピンクは、紫寄りのフューシャピンクやローズ系。
このあたりは、見分けやすいかもしれません。
けれど、実際にリップやチークを選ぼうとすると、それだけでは判断できなくなることがあります。
同じピンクでも、黄み・青みのあるピンクだけではなく、澄んだピンク、くすんだピンク、鮮やかなピンク、淡いピンク、明るいピンク、深いピンクがあるからです。
色には、青み・黄みだけでなく、明るさ、深さ、鮮やかさ、澄んでいるか、くすんでいるかという違いがあります。
また、苦手意識を持つ方が多いベージュにも、さまざまな種類があります。
黄みの強いベージュ。
赤みのあるベージュ。
グレージュのようなソフトなベージュ。
クリアで明るいベージュ。
暗くシックなベージュ。
同じベージュでも、顔色が明るく見えるものもあれば、くすんで見えるものもあります。
ピンクやベージュ。
色名は同じでも、色合いはこのように違い、顔映りもまったく変わります。
これらは、色の特徴によるものです。
だからこそ、パーソナルカラー診断後に迷わないためには、単純な「イエベ・ブルベ」や「コーラルピンク」「ベージュ」といった色名だけではなく、色の特徴を見ていくことが大切です。
パーソナルカラー診断では、イエベ・ブルベだけを見ているわけではありません。
当サロンの診断では、色を4つの特徴に分けて、1つ1つ見ていきます。
主に見るのは、黄み・青み、明るさ、鮮やかさ、清色・濁色です。
ひとつは、黄みと青みです。
黄みのある色が得意な方は、あたたかみのある色で血色感や明るさが出やすくなります。
青みのある色が得意な方は、涼しげでシャープな色が色白・透明感のある肌に整いやすくなります。
次に、明るさです。
明るい色が得意な方は、白に近い色や淡い色を身につけると、明るく華やかに見えやすくなります。
反対に、暗い色や深い色が得意な方は、輪郭が引き締まり顔の印象が整いやすくなります。
そして、鮮やかさです。
鮮やかな色が得意な方は、色の力に負けず、顔立ちがいきいきと見えます。
一方で、穏やかな色が得意な方は、強すぎる色を身につけると、色だけが前に出て見えることがあります。
さらに、清色と濁色です。
清色とは、濁りの少ない澄んだ色のことです。
透明感やすっきりした印象を出しやすく、肌や目元が明るく見える方もいます。
濁色とは、少しグレーを含んだようなくすみのある色です。
やわらかさや落ち着きを出しやすく、強い色よりも自然になじむ方もいます。
このように、似合う色はひとつの条件だけで決まるものではありません。
イエベ・ブルべだけでなく、明るさ、鮮やかさ、清濁。
いくつかの要素が重なって、その人にとって使いやすい色が見えてくるのです。
診断後に迷いやすい方ほど、タイプ名を知って安心します。
「私はイエベ春だから、オレンジ系のメイクが似合う」
「私はブルベ冬だから、黒や青が似合う」
もちろん、それも目安にはなります。
けれど、実際にお店に行くと、同じオレンジでも、黄みの強いもの、赤みのあるもの、淡いもの、鮮やかなもの、くすみのあるものがあります。
同じウインターの方でも、真っ黒がきれいに見える方もいれば、少し強く見えすぎる方もいます。
だから、色名やタイプ名だけを頼りにすると、また迷ってしまいます。
大切なのは、
「明るい色が得意なのか」
「深い色が得意なのか」
「澄んだ色が得意なのか」
「くすみのある色が得意なのか」
「鮮やかさが必要なのか」
「穏やかな色のほうがなじむのか」
という条件を知ることです。
似合う色の名前を覚えるより、似合う色の条件を理解する。
そうすると、初めて見る色でも、自分に合うかどうかを判断しやすくなります。

当サロンのパーソナルカラー診断では、診断後にお渡しするカルテで、どのような色の特徴が得意なのか、またどのような色に注意するとよいのかを整理しています。
単に「何タイプです」とお伝えするだけではありません。
明るい色が得意なのか。
深い色が得意なのか。
鮮やかな色が得意なのか。
穏やかな色が得意なのか。
澄んだ色が得意なのか。
くすみのある色が得意なのか。
青みが必要なのか。
黄みが必要なのか。
このような色の特徴を、診断結果とあわせてまとめています。
大切なのは、診断後にお客様ご自身が、服やメイクを選ぶときに迷いにくくなることです。
そのため、カルテではおすすめの色だけではなく、色の見方や使い方もできるだけ分かりやすく整理しています。
「この色は似合う」
「この色は似合わない」
という単純な分け方ではなく、
「この色は明るさが合っている」
「この色は少しくすみが強い」
「この色は得意な色ではないけれど、顔から離せば使いやすい」
「メイクで血色を足すと取り入れやすい」
というように、日常で判断しやすい視点を持っていただくことを大切にしています。
メイクも同じです。
「ピンクのチーク」
「ブラウンのアイシャドウ」
「ベージュのリップ」
そう聞くと使いやすそうに感じますが、実際には色の特徴によって仕上がりが大きく変わります。
ピンクでも、青みのあるピンク、黄みのあるピンク、淡いピンク、鮮やかなピンク、くすみピンクがあります。
ブラウンでも、赤みブラウン、黄みブラウン、グレイッシュなブラウン、深いブラウンがあります。
ベージュリップも、肌になじむものもあれば、顔色が沈んで見えるものもあります。
メイクは顔に直接のせるものなので、服以上に色の影響が出やすいことがあります。
だからこそ、メイクカラーも「何色か」だけではなく、
明るいのか、暗いのか。
鮮やかなのか、穏やかなのか。
澄んでいるのか、くすんでいるのか。
青みなのか、黄みなのか。
そうした特徴で見ることが大切です。
当サロンの診断でも、リップ、チーク、アイシャドウなどを選ぶときに、どのような色の特徴を意識するとよいかをお伝えしています。
診断結果をその場だけのものにせず、翌日からのメイク選びに使えるようにするためです。
パーソナルカラー診断で大切なのは、タイプ名を正しく覚えることではありません。
診断後に、お店で服を見たとき。
コスメ売り場で色を選ぶとき。
ネットで商品画像を見たとき。
どんな条件の色が似合うのか。
この色が、自分をどんな印象に見せてくれるのか。
それを自分で考えられるようになることが大切です。
たとえば、
「私は黄みがかった色が似合う。でも、水色のような青みのある色も似合うのは、明るくクリアで、顔色を明るく見せてくれる色だから」
というように考えられるようになると、診断結果をより柔軟に使えるようになります。
似合う色は、イエベ・ブルベやタイプだけでは判断しきれません。
明るさ、鮮やかさ、清濁、青み黄み。
そして、どんな色をどのくらいの分量で、どこに使うか。
そうした視点を持つと、色選びは少しずつ落ち着いていきます。
「何タイプだから、この色」ではなく、
「この色には、どんな特徴があるのか」
「自分には、どの要素が必要なのか」
と見る。
その視点があるだけで、診断結果は日常の中で使いやすくなります。
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