パーソナルカラーを自己診断したい方のために。

イエベとブルベの見分け方と、難しい方の例について書きました。
ぜひ参考にしてみてください。
イエベとブルベの見分け方

イエベかブルベかを見極める際、アナリストはどこを見ているのかご存知でしょうか?
それは、【顔色】です。
アナリストは色によって変わる、お客さまの顔色に注目しています。
色によって顔色が変わる事実
- イエローベースは、お顔が黄色くなる
- ブルーベースは、お顔が白くなる
これは誰しも起こる科学的な反応です。
顔色が黄色くなるor白くなる、これらの反応を良いとするか?それとも好ましくないとするか?の判断がパーソナルカラー診断となります。
そして各反応の判断基準は、ざっくりと以下のとおりです。
良い反応 | 好ましくない反応 | |
イエローベース | 生き生きする 顔色が良い なじみが良い |
顔色がくすむ 肌が濃くなる 顔が膨張する |
ブルーベース | 色白になる すっきりする 透明感がある |
顔色が悪い 顔に影ができる 不健康そうにみえる |
大まかに申し上げて、
- 暖色で顔色がくすむ(黄ぐすみ)
- 寒色で顔色が悪くなる(青ざめる)
その色は似合わない可能性があります。
つまり、
- 黄色やカラシ色などで顔がくすむと感じる方は、ブルベースの可能性
- 寒色系で顔色が悪く青ざめると感じる方は、イエローベースの可能性
ということですね。
また以下も参考にしてみてください。
*得意な色の傾向
- 春:アイボリーや明るいベージュで、お顔が明るく華やかになる
- 秋:くすんだベージュやブラウンで、大人っぽくおしゃれになる
- 夏:グレイッシュな色で、お肌に透明感をもたらし品よくなる
- 冬:黒と白のコントラストで、お顔がくっきりゴージャスになる
- 春:黒のトップスは重い感じがする
- 夏:トップスは黒よりやや明るいグレーがしっくりくる
- 秋:黒や茶といった暗い色は得意なほう
- 冬:茶色よりネイビーの寒色系がしっくりくる
*肌に馴染むアクセサリー
- 春:キラキラ明るいゴールド
- 夏: ソフトな艶のプラチナ(シルバー)、ピンクゴールド
- 秋: 黄みが強いゴールド、つや消しのゴールド
- 冬: パキッとした艶やかなプラチナ(シルバー)
イエベかブルベの判断が難しい方

アナリストでもイエベかブルベか、判断に難しい方がいらっしゃいます。
その理由には、
- イエベ・ブルベ、どちらもそこまで悪くない
- イエベ・ブルベ、どちらかに偏りすぎると良く見えない
などがあります。
判断に難しい方は、色による好ましくない反応があまり出ないことが多いです。
このようなタイプは肌トラブルが少なく顔色も良いため、もともと色によるダメージが少ないのです。
すると、どのような色も似合ってしまう傾向にあるため、どの色が良いのか?またはどの色は避けたほうが良いのか?が分かりにくくなります。
難しいパターンの一例として、
- スプリングとウインターのどちらが良いのか?
- サマーとオータムのどちらが良いのか?
これらに迷うことがあります。
スプリングとウインターの共通点は、鮮やかな色が似合うという点です。
とはいえ最終的にウインターと診断した場合、スプリングの黄みに偏りすぎない色はお似合いになる可能性があります。
黄みに偏りすぎない色とは、例えばブルー系、赤系、グリーン系などです。


反対に黄色・オレンジ系、ベージュ、明るい茶系といった黄みに寄った暖かい色は取り入れが難しくなりがちです。(難しいというよりは、お客さまにとってもっといい色があるということ)


つまり、スプリングの一部の色は良いけど、ウインターほど全ての色がベストカラーと言えないということになります。
サマーとオータムの共通点は、くすんだ色が似合うという点です。
最終的にサマーと診断した場合も、暖色系の色味を避ければ、他のオータムカラーは取り入れが可能ということです。
オータムの暖色系の色とは、カラシ色、モミジのような色などです。このような色は、お顔が黄みがかり、くすみやすくなります。


ただし、ライトグレイッシュトーンのような淡くグレイッシュな色みなら、オータムの色も取り入れが可能になることが多いです。


まとめ

パーソナルカラーのイエベとブルベの判断は、色によって顔色が変わる事実(科学的な反応)を診ています。
- イエローベースは、お顔が黄色くなる
- ブルーベースは、お顔が白くなる
これは誰しも起こる科学的な反応のため、それぞれの反応が、良い反応か?好ましくない反応か?を見極めるのがパーソナルカラー診断であり、プロの仕事ということになります。
自己診断する場合は、お顔の色がどのように変化しているのか?見極めてみて下さい。
肌にダメージが少なく顔色が良い方は、色のダメージを受けにくいため、どのような色も似合わせてしまう傾向に。
それはそれで嬉しいことですが、洋服のベーシックカラーやメイクの色選びの基本である、パーソナルカラーを知っておくと、モノ選びがしやすくなりますね。
ぜひパーソナルカラー診断を受けて、ご自身の選ぶべき色の方向性を知り、そのうえで様々な色のパターンを遊べるようになると良いでしょう。
当サロンのパーソナルカラー診断をご検討される方は、以下をご覧ください。


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